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期待したポイントが不調で(2009/1/24)
珍しく頬へのスレ掛かり1月24日
、雪花がちらほら舞う中浅川へ行きました。道中少し西が是が強くて心配したのですが、いつもの一番橋下に着いてみるとそれほどひどくはない。いつも右岸にいるコイ釣りの人もいなくてポイントを独占状態。流れは前日までの雨の影響かそれとも上流の護岸工事の影響か少し濁りがある。しかしそれほどの濁りではなく釣果には影響なさそうだった。いつものように土手の上で準備をしながら流れを見ると、中州左のテトラ前に幾つかコイが浮いていて水面に反応している。しかしそ期待に反して反応が鈍いの動きは[掃除機ライズ]で余り期待できない。狙いの合流点にも幾つか口が浮いているが前回に比べて数が少ない。とりあえずテトラ前のコイを狙ってみるがやはりフライへの反応は鈍い。しかもラインが流れていくとそれに合わせたように姿を消してしまう。テトラ前を諦め狙いの合流点に直行。しかし中州からの流れ出しの様子が少し変わっている。幾筋もの浅くて細い流れが少し深くなっている。濁りの影響か水面には小さな泡の集まりが流れがぶつかるテトラの前を漂っている。コイの反応は時折テトラの前に現れるが数が少ない。少ないと言うよりほとんど見えない。じっくり眺めると時折テトラギリギリに頭が出てくる。前回と同じように右の流れに載せて送り込もうとした。前回は流芯の端にラインを載せると流れに乗って流れ方が変わっているテトラ前の巻き返しに入り込んでくれたのに、今回は巻き返しに入り込まないでぶつかりのテトラの間に向かって行く。流れはテトラの間を抜けて下流に向かっているので流れが速い。当然回遊してきたコイはそこには来ない。仕方がないのでテトラ前を直接狙う事にする。しかし風のためなかなか思い通りの所にフライが落ちない。やっとテトラ直前に落ち、テトラに添って巻き返しの流れに載ると思っていたらそのまま下流の流芯の方に流れて行く。何故なのか考えてみたら、瀬からの流れ込みが前回よりもテトラ一つ分下流に寄っている。そのため流芯の端が巻き返しにならないで真っ直ぐテトラの中に入り込んでいるようだ。そして前回よりも巻き返しが小さく回遊してくるコイも少ない。2時間粘って1尾の途中バラしと1回のラインブレイクで5尾釣り上げたが反応はストップしてしまう。ここを諦め下流に移動する。流れ込みテトラ沿いに回遊してきたの勢いが治まる辺りから様子を見ると、対岸のテトラ前を反応しながら回遊してくる姿を見つけた。ギリギリまで流れに入り込みテトラ前に向かってキャスト。テトラ前は流れが遅いが、ドラッグが掛かり出す前にコイは反応してくれてた。しかしドラッグの影響なのだろうか、フライは頬に刺さるスレ掛かりだった。このポイントはそれでお仕舞い。終点の瀬から下流を眺めると左に細いがしっかりした流れが在った。その流れの先端は右にカーブし元の流れの合流しているがカーブの先に流れの跡の溜まりが残っている。流れの左端からサーチしてその境目で反応を見つけた。サーチの筋にラインを載せて巻き返しに送り込む。巻き返しの中を2m程進んだ時、正面から一気に食い付いてきた。直ぐ横まで行けば取り込みは簡単なのだがポイントを荒らしたくないので速い流れの中をちょっと強引に上流まで寄せた。しかしリこんな細い流れでもリースして次を狙おうとした時にはコイの姿は全て消えていた。右の本流はしばらく浅い瀬が続きコイは入っていないのを知っているので一気に下流へ下る。次のポイントは右岸の護岸沿いに流れ、左から[浅川北第五排水]からの流れ出しが合流するプールで水面には水鳥が幾つも浮いている。左岸の排水との合流点下流はいつも回遊を確認しているので、そこを期待していた。しかしポイントまでは距離があるのでとりあえず上流の流れ込みから様子を見る。流れの左端からサーチするとすぐに反応が出た。「居た居た」左岸沿いの流芯横から左側一帯で幾つも口が現れた。とりあえず一番近いところから狙ってみる。流れは遅いが距離が近いのでフライが到着するまでの時間はそれほど掛からない。すぐにこのポイントでの1尾目を釣り上げる事が出来た。しかしサイズが小さく43cmしかない。回遊していたポイントの水深が浅いためこんな細い流れでもだろうか。時間は4時過ぎ。日没終了までは1時間ちょっと。1尾釣り上げても反応は途切れない。次も直ぐに釣り上げる事が出来たが、これも小さく44cmしかない。それから日没終了までで5尾追加して合計14尾。最後はやっと57cmの平均サイズになったがやはり小型が多かった。それでもポイント半分くらいまでしか下っていないのでもう少し速くここに辿り着いていたらもう少し数が伸びたのではないだろうか。この記事を書く時、前回の写真を見比べてみたら推移が数センチ高くなっているのに気がついた。僅かな流れの変化でこんなに釣果に差が出るとは。



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