Top-Image

line

風が強く寒くて意気消沈(2009/2/8)
このテトラの裏側で2月8日
、 強い風の中[余り期待できないな〜]と予想しながら二子に行きました。いつもの兵庫橋に着いてみると木村さんが帰り仕度の途中。様子を聞くと[どこも良くない。風のためか反応が鈍い。ここは工事の影響で濁りがあるし」とのこと。「とりあえず1尾を目指して頑張ります」と言う事で別れ兵庫橋上から開始。流れ込みの新二子橋下に行くと、対岸のテトラの上にアカミミガメが日向ぼっこをしている。流れにも幾つか頭が見え[上流の工事の影響で底に泥が堆積し、のんびりする場所がなくこの時期にアカミミガメが日向ぼっこなったので水面に出てきたのかな?]などと考えながら流れの様子を見るがコイの反応は全く反応がない。流れは透明度が20cmほどしか無くしかも水位が15cmほど高い(後で気付いたが、本流への流れ出しの土管の数が5本から3本に減っていた。先週末の増水で崩れ補修されたのだろう)。そのまま下流まで様子を見たが全く反応が出ない。兵庫橋上を諦め兵庫島を越えて本流へ移動。木村さんが[反応のあったのは・・」と教えてくれた新二子橋下に行って見る。ここは徳永さんがいつも様子を見ているところで、流れにはテトラが間隔を置いて並べられている。そのテトラ帯の下流部は流れが緩くテトラの裏側が回遊ポイントになっている。護岸上から順番にテトラ裏を眺めて上流へ。3つめのテトラ裏にコイの姿を発見。上流側から水辺に降りてテトラ越しにキャストしたが流れが複雑でフライの位置が定まらない。しかしコイ期待薄の中幸運な1尾目は数尾が反応している。それに向かってキャストするが左後ろからの追い風でフライが狙いのポイントに落とせない。何とかいい場所に落ちたが今度は複雑な流れで狙うコイの居るところに流れて行かない。[どこに落とせば上手く流れるのかな?]などと考えていたら突然フライの処に水しぶきが上がった。慌ててロッドを立てると運良くヒットした。「やった、この状況でよく釣れたな」と驚きと喜んだ(笑)。写真を撮って水辺に戻ってみると、目の前の反応は消えてしまったがすぐ下流のテトラの裏側に反応が現れた。護岸を途中まで登って下流に移動。水辺に降りて様子を見るがなかなか反応が出ない。諦めながら土手上に登りポイントを眺めていると大きめのコイが、岸辺に浮いているパンに反応した。2つ連続でゆっくり吸い込むのを見て慌ててラインを手繰り出したがラインが出た時には姿が消えていた。戻ってくる事を期待してしばらく待ったがコイは現れなかった。下流に移動しながら突然現れた反応に慌ててラインを手繰り出したが間に合わずそのまま橋桁下まで来てしまう。橋桁下の裏側でいい感じの濁りの境目まで沖に移動して反応があったがこれも一度きりの回遊で姿を消してしまう。左岸を下り、二子橋の下流へ。兵庫橋からの濁った水が流れ込み、その下流は反応がない。サーチへの反応は少し沖目の濁りの少ない筋の下流。そうと判れば・・と濁りの入り込んでない沖に移動してみたが、少し水位が高く期待した場所までは辿り着けない。なんとか濁りとの境目までは行けたのでそこから下流に送り出す。しかし反応が少ない。時折出る反応はかなり下流でラインの限界より遠い。濁りの中を足元に用心しながらゆっくり移動。ラインが50ヤードほど出たところでフライの位置が判らなくなりラインを引っ張って位置を確認した直後、フライの手前の右側に横に走る元気な反応が現れた。慌ててラインを手繰りコイとの距離を合わせる。数秒後、フライの右側から飛びついてくるような元気な反応が現れた。タイミングを見計らって大きく合わせるとしっかりヒットあちこち様子を見たが。会心のタイミングで2尾目をゲット。しかしそれで反応はストップ。風も冷たくなり波も高い。半分諦め気分になりもう一度新二子橋下の様子を見に行こうと上流に戻りかけると徳永さんの姿が見える。徳永さんと合流し「どこも期待できないね」と言う事で工事の終わった上流部の様子を見に行く。途中いくつかのポイントの様子を見たがコイの反応は全く見られない。新二子橋下、川崎側の流れも波が高く流れも速くて反応無し。F-2終点まで行ってみたが何もなく、護岸の補修工事の終わった左岸前が「マルタにはいいポイントですね」と言う事で、後日のマルタ釣りに期待する。そのまま下り元の兵庫島前まで来た時、流れに反応を発見。「まだ1尾の徳永さん、どうぞ(笑)」と言って横で眺めていたが彼は釣り上げる事が出来ず厳しい一日が終了。風さえなければ条件は良かったのだが・・。連日の厳しい釣果にがっくりの週末でした。



line
サイトマップへ
Copyright © 2009 Katsumasa Fujita