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工事濁りと雨の増水で苦戦(2009/3/8)
いつもの緋鯉が回遊している3月8日
、前日、好スタートの3月に気分良く二子に行きました。浅川では増水と濁りがあったので心配していたのだが二子も本流は増水と濁りがある。こんな時のポイントはいつもの兵庫橋上。ここは流域が狭いので増水はすぐに収まるし濁りが消えるのも早い。しかし上流で工事をしているので濁りは残っていた。風は時折下流から吹いてくるがそれほど強くない。狙いは前回良かった[虎の穴]周辺。ポイントにはいつもの緋鯉が水面に浮いて回遊している。この緋鯉は頭が良く一度見切ったフライは目の前に現れても2度と反応しない。そんな緋鯉だが下流の倒竹下で水面に反応し始めた。何とか釣り上げた1尾目倒竹下から
[虎の穴]の前にやって来るのを待って[釣れないだろうな」と期待しないでフライを落としてみた。緋鯉はゆっくり水面直下をフライに向かってやって来る。フライの直前でゆっくり水面に浮きながら口を開きフライが口に触るところまで来て止まり、1秒ほど様子を見るようなそぶりを見せた後慌てて反転する。しかし遠くには行かないで周辺を回遊しているが水面には反応しない。20分後にまた水面に反応を始めたのでもう一度進路にフライを落として様子を見るが、フライに向かっては来るが水面に浮くことなく下を通過して行く。緋鯉を諦め[虎の穴]周辺を真剣に攻める。緋鯉以外の反応もポツポツあり活性はいいようだった。しかし時折強い風が吹き[虎の穴]入り口の上に倒れかかっている倒竹と左のゴミが邪魔で奥にフライを落とせない。入り口の前から下流の始めに1尾釣り上げたのだが倒竹下にフライを送り込みやっと反応があったが、しっかり口に入ったはずのフライはすっぽ抜けてしまいフッキングしなかった。[虎の穴]上流側でゴミの前で反応したコイをやっと釣り上げる事ができたのは開始から39分後。[虎の穴]周辺での反応は暫く続いたがいずれも単発で進路が読めずヒットしない。仕方なく上流の流れ込みに移動。しかし左岸テトラ下流の巻き返しにコイの姿はなくそのままゆっくり下る。反応はポツポツ見えるがかなり下流。下りながら左岸前を重点的に様子を見る。左岸前の前方に反応を見つけ、その上流2m程の所にフライを落とし回遊を待つ。やっと予測通りのところで2尾目をヒット。1尾目から1時間後。そのまま最初のポイントまで下って頑張ってみたが反応はどんどん少なくなり最後は全くなく反応はたくさんあったのだがなってしまった。仕方なく兵庫島を越えて本流へ。最初は新二子橋下の徳永さんお気に入りのポイント。濁りのため川底は微かに見えるがコイの姿は見えない。等間隔に並んだテトラ群を順番に探してやっと1尾の姿を見つけたが中層を泳ぎ水面には無関心。一度だけ水面に反応したがすぐに潜ってしまう。暫く水面に浮いて来るのを期待して待っていたが姿を見失ってしまう。ここを諦めそのまま左岸を下りながら様子を見るがどこも反応なし。二子橋を通過したところで兵庫橋からの流れが本流に合流する。流れ込みからサーチすると流芯との合流近くで幾つも反応が出た。遅い流れ込みにラインを載せて送り込むが、生憎の曇り空でラインの先端部もフライの位置も確認できない。ラインを少し引いてみるが波のために引き波が確認できない。水面に現れた反応に[あそこまでフライは届いてないだろう」と、無視していたらそれは自分のフライのようだった。とか「来た!」と喜んで合わせたらフライはもっと手前だったと言うことを幾度も繰り返して、結局たくさんあった反応は全く見えない反応は全て消えてしまった。流芯に入り込み下流をサーチしてみたがカラスが反応するだけでコイは全く反応しないので下流に行くのを諦め新二子橋下に戻ってみる。しかしコイの姿はどこにも見えない。そこから新二子橋上流の[ゴム堰堤]に行ってみる。沈んだゴム堰堤の下流にコイの姿が1尾だけ見えたが動きがない。上流からコイの居た場所にサーチしてみるが反応がない。暫く周辺の様子を見たが反応がないため諦めて下流に移動。新二子橋下の巻き返しから始めたが反応なし。そのまま始めのポイントまで下ったが反応なし。結局開始直後に釣り上げた2尾で終了。本流は濁りと増水のためか反応が鈍かった。ただ、速い流れにはマルタウグイらしいライズが幾つも見られたから[マルタ狂想曲]が流れ始めるのも間もなくだろう。



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