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古いテトラが山積みされている(2009/4/11)こんな所にテトラを捨てる?
4月11日
一ヶ月ぶりに浅川へ行きました。河川補修工事も終わっているだろうから以前のような釣りが出来ると期待して出掛けました。ポイントは久しぶりの平山橋下。橋周辺の工事は終わっていたので上流がどのように変わったかを確認に行ったところ、上流の滝合橋との中間点ではまだ工事が終了していない。現場横の掲示板を見ると10月31日までと書かれている。京浜河川事務所の[河川工事情報]だと3月末で終了することになっているのに・・・。滝合橋から下流を眺め、年末には補修工事?工事が終わるとどんな流れになるのか想像してみたが見当も付かない位河原は掘り返されている。とりあえず平山橋の下流には影響なさそうなので平山床固に行く。ポイントに着いてみると床固は形が変わっている。以前は斜面になっていたコンクリート部分が取り除かれて四角いテトラが並んでいる。応急処置のようだから当然今年末には補修工事が行われるだろう。昨年あたりからかなり崩れてきていたから当然だろうな〜等と考えながら下流を見渡していたら、とんでもない景色が飛び込んできた。何と右岸側の細い流れがテトラの山で埋まっている(写真:上)。今までどこに埋まっていたテトラなのか判らないが、何もこんな流れの上に置かなくても良いのではないか?しかもあまりに無造作に積み上げただけ。これからの季節、床固下のプールで2尾子供達が上に登って遊びそうだし・・。よく見ると対岸の細流にも積み上げられている。何処かもっと安全な場所に置くことは出来なかったのだろうか?そんな事を考えながらタックルの準備をする。右の細流がダメなので、まずは床固下のプールへ。濁りもそれほど無く水面には幾つものコイが反応している。岸からのキャストだと速い流れでドラッグが掛かりそうなので床固下の中央に立つ。目の前の流れの一番緩いところを狙ってキャストし、流れの載せて送り出すとすぐにヒット。右岸に寄せて取り込みまず1尾目。同じポイントでもう1尾追加したところで反応はストップ。続いて左の細流で1尾追加してから下流のメインプールに移動。以前はテトラ前に適度な深さの流れがあったのだが全体に浅く広くなっていてコイの回遊が少ない。ポイント流域の中間点まで来ても反応が単発で鈍い。しかもフライへの反応が弱く期待していた反応がないやっと出た反応も見切りが多い。4尾目を釣り上げたのは3尾目から2時間近く経ってからで、それまでに途中で3回バラしブレイクも1回在った。4尾釣り上げた頃から流れが[濁り始めてきたのかな?]と思えてきた。少しずつの変化なので初めは気付かなかったが水中に見えていたコイの動きが見にくくなって気が付いた。こうなるとコイの反応はどんどん弱くなり、遙か彼方まで流しても反応が出ない。何とか2尾追加したところで気付いたのは、以前良い釣りをした事のある左岸のテトラ帯の中。水位もそれほど高くないのでテトラ前まで問題なく入り込める。流れの緩いテトラ帯をサーチすると数尾が下流から回遊してくる。テトラ帯の中を狙い始めたのは4時を過ぎてから。回遊してくるコイまでの距離は数メートルなので簡単に進路にフライを落とすことが出来るしコイも素直に喰い付いてくれる。しかしここはヒットしてからが大変なのだ。合わせを小さくしフッキング確認したら無理に引かないで一度ロッドを止めてコイの動き方を確認する。どの方向に走るのかを見定めて引くか送り出すか決める久しぶりのラージマウス。動きに合わせて送り出すとラインはテトラを巻くように伸びていく。コイの動きが止まったところでテトラまで進み手を伸ばして回り込んでいるラインを外す。ロッドを立ててコイを流芯に誘導して取り込みの作業に入る。ここテトラ帯で日没まで2時間粘って合計10尾釣り上げ、久しぶりに16尾と10台後半の釣果を記録。しかしテトラ帯ではバラしやブレイクが多く、合計6尾のバラしと3回のブレイク。このうちの半分でも取り込めたら久しぶりのダブルになったのに・・と考えるとちょっと悔しいが、まずまずの釣果で一安心。4月はいいスタートが切れましたね。



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