F-4で4時間粘って6尾(2009/5/2)
5月2日、奥山さん達が東名の上で再びマルタを狙いに来ると言うので、前回のリベンジを兼ねて出掛けました。しかし出掛けるのが遅くなり到着してみると「朝6時から来ているので引き上げるところです」と入れ違いになってしまった。電話で「金子君が残って挑戦している」と言う事なので辺りを探してみた。瀬に立ち込んでルアーを投げているそれらしい人が居たのでに声を掛けようとすると向こうから声を掛けてくれた。フィッシングカレッジでお会いしている海洋大の院生の方。話を聞くとマルタの反応は少なくまだ釣れていないと言うこと。ちょうどそこに二子のコイ釣り仲間の坂井君がやってきた。「ここまでよく来るのですか?」「初めてです。マルタがいると聞いていたので来ました」と言う事だったが・・。しかしマルタの反応は良くない。数日前までは大群がバシャバシャやっていたようなのだがこの日は沈黙。水位が下がったので産卵行動は一休みのようです。賑やかなマルタ釣りを見学できそうもないので「私はコイを狙いに行きます」とお二人と別れて下流の東名下に移動。上流を眺めると金子君と坂井君が流れに立ち込んでマルタを狙っているようだった。金子君の結果は聞いていないが坂井君は釣れなかったそうです。私は前回バラしたポイントでリベンジしたかったが、マルタの反応と同じようにコイの反応も少ない。ここで粘ってみても釣れそうにないので一気に二子まで移動。狙いは最近調子のいいF-4最下流部の[いないなポイント]。風は相変わらず南から吹き追い風なのでキャストは楽。流れの巻き返しには水面直下に微かに黒い影の集団が動いているのが見える。コイが集まっているようだが動きはそれほどなく全体が少しずつ移動しているだけ。流れに浮いて集まっているコイには喰い気はなく、水面への反応は期待できないのだがその周辺には喰い気のあるのが動き回っていることが多い。それを期待して集団の周辺を狙ってキャストする。到着から15分後にやっと1尾目がヒット。沖の速い流れに逃げ込もうとするのを踏ん張って止め、もうすぐ取り込めるところまで寄せたのが外れてしまう。[あ〜、もうちょっとだったのに]と悔やみながら、フライを点検しようとラインを引いてみるとフライが付いていない。外れたのではなくブレイクしたのだ。そういえば東名下で後ろの砂利を幾度か叩いていたからその時に傷付いたのだろう。気を取り直してキャスト再開。目の前にはどんどん高くなっていく二子玉川ライズのタワーが見える。左が[タワーイースト]で42階、左が[タワーウエスト]で28階、中央が[タワーセントラル]で28階の予定らしい。ライズをを眺めながらの水面のライズを探してキョロキョロし、反応を見つけるとその進行方向に向かってキャストする。手元が狂ってライズの後ろ側にフライが落ちたり、水面に出たコイの頭を直撃したりしながら、1時間後にやっと1尾目を釣り上げる事ができた。それから30分後次がヒットしたがこれも途中でラインブレイク。コイは時折反応し喰い気があるから、それを諦めて移動する気にはならない。[反応のある限りはしつこく攻めて釣り上げる]と言う踏ん切りの悪さが欠点なのだが、反応があるかないか判らない処をうろつくよりはいいと考えている。2尾目はブレイクから1時間20分後。70cmの太目の大型が掛かった。その5分後に3尾目。しかし4尾目はまた1時間後。巻き返しから沖の速い流れに逃げ込まれ、なかなか近寄らない。流れの中の動きからどうもスレ掛かりのような感じがするので取り込みが慎重になる。やっと取り込んでみると腹鰭の間にフライが刺さり、鱗が2枚付いてきた。その後もう1尾が途中バラしで5尾目は少し薄暗くなり始めた6時過ぎ。その10分後に6尾目を釣り上げたところで日没終了。あちこちうろつくのは反応がないからで[反応のある限り釣り上げたい!]と粘っての6尾は納得の釣果です。 |