久しぶりの[ラージマウスカープ](2009/6/27)
6月27日、浅川のポイント探しで今回は長沼橋周辺に行ってみました。2003年、長沼床固か回収されてから6年が経過し、暫く訪れてなかったのでコイの居場所がどうなっているのか確認したかったのです。床固上は以前と同じように右岸寄りを流れているが、土砂で埋まり全体に浅くなっていました。長沼橋下から床固までの右岸は流速を弱めるためなのかコンクリートので仕切りが付けられている。その前でコイの回遊が見られた。上流から岸際の緩い流れにラインを落とし流していく。すぐに岸際を回遊していたコイが反応してヒットしたのだが、コンクリートの仕切りの中に入り込まれてラインブレイク。暫く回遊がストップしたがやがて下流から水面に反応しながらやって来た。緩い岸際を選んでラインを流し開始から20分後に1尾目を釣り上げる事ができた。しかし回遊はストップ。護岸の上から流れを見ると、対岸の浅瀬に幾つも黒い影が見えるが底を移動していて水面に反応しない。左岸の緩い流れを狙うために流れ込みの上流から左岸に渡渉する。ゆっくり下りながら何とか1尾追加したが流れの後半は浅くなり回遊が見られない。下流から右岸に戻り水辺を離れて始めのポイントに移動。静かに流れを覗き込むと岸際にコイの姿が見えた。少し離れてキャストしこれをヒット。しかしここはそれでおしまい。床固下は子供達が水遊びをしていたのでパスして下流の平山用水のプールへ向かう。プールの始まるところは多摩川の合流点から6.4kmの表示があり、その下流には[西長沼排水出口]の水門がある。プールの流れ込みの浅瀬にコイの姿が見えたので静かに護岸を下り中州側から流してまず1尾。このコイは久しぶりに釣り上げた[ラージマウスカープ](写真上)。ラージマウスとは私が勝手に付けた名前だが、唇が異常に発達していて大きさの割に口が大きいコイのこと。底餌を主に捕食していて口の大きさが変わったのではないか・・と推測しているのだが。その後同じポイントでもう1尾追加。右岸に戻り水門の前で1尾追加。右岸を下って用水プールの中に入る。しかしプールは反応が薄い。先週あれほど多くのコイが居たのに姿が見えない。姿が見えないばかりでなく、岸辺に居てこちらの動きに慌てて逃げ出すはずなのにそれもない。遅い流れに載せてフライを流してみるが反応しない。微かに下流の取り入れ口周辺ではサーチに反応しているのが見えたのでプールを横切り左岸の土手に登り水辺から離れて下流に向かう。先週と同じ所まで来るとコイの反応が少し出てきた。土手の上から一番近い反応に向かってキャストし、やっと7尾目。土手に下ってリリースしそのままポイントを眺め回遊を捜す。左から右のオーバーフローに向かっていく流れの先で反応が現れ2尾追加したところでここも反応がストップ。次は平山用水の中。先週より反応が良くて2尾釣り上げたがそこまで。上流に戻り流れ込みで1尾追加。しかしここでの反応はそれ以上期待できない。下流のどこで釣るか考えたが時間は既に6時近い。バイクから距離のあるところは厳しいので一番橋下流[浅川北第五用水]との合流点に行く。土手下にバイクを止め土手を上って河原に降りる。流れでは幾つか反応があったが見切りが激しくなかなかヒットしない。流れを右に左に様子を見て30分後にやっと13尾目。20分後に14尾目を釣り上げたところで日没終了。広範囲をうろついて何とか数はまとまったが、最近の浅川は見切りが多くなってきている。コイの集まる場所も少なくこれからどこを中心に釣ればいいのだろう。
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