伸びた!切れた!バラした!見切られた‥‥‥(2009/6/28)
6月28日、前夜の天気予報では雨が降るなどひと言もなく気温は28度になるとのこと。半袖で出掛けたのはいつもの二子。最初の兵庫橋上に着いてみると流れは薄茶色に濁っている。とりあえずいつもの[虎の穴]前から始めるが反応がない。それどころか、カメがどんどん集まってくる。カメを避けながらキャストするがついに引っ掛けてしまう。2匹連続で引っ掛けた後やっと1尾目のコイが水しぶきを上げて喰い付いてきた。しかしこれは途中で外れてしまう。フライを確認すると背中の大きなウロコが一枚刺さっていた。それから1時間、やっと1尾目が釣れた。その頃からポツポツ小雨が降り始めた。「雨の予報は何もなかったのに・・」と思いながらキャストを続けていたが雨はどんどん大粒になってくる。とりあえずカッパを着込みキャストを続ける。暫くして水しぶきと共にヒットしたがこれはラインブレイク。リーダーとの結び目が切れていた。ティペットを結びキャストを続けが反応がないので諦め移動する。どこに行くか悩み先週徳永さんと釣って反応の良かったF-0に行く。先週より水位が30cm程下がっているので微妙な違いはあるだろうが反応はいいはず。ポイントに着いてみると目の前で反応がある。岸辺の草の中からキャストしてすぐにヒット。コイは沖に向かって走るのを押さえ込む。突然手元に[プツン]と感触を残してブレイク。今度はフライの結び目近く。ブレイクするほどの引きではなかったのだが・・とちょっと悔しい。フライを結び直して流れを見ると先ほどより少し沖目に反応がある。流れに入り上流側にフライを落として送り込む。数メートル流れたところで下流から頭が現れフライを吸い込んでくれて2尾目。ここまでは快調だった。近くに反応がなくなったので下流に向かってラインを送り出し[とりあえず流れの写真を・・]とカメラを取り出した時、フライの下流でコイの反応が出た。ロッドを少し煽ってフライの位置を確認し[まだ、10m位はあるから]と考えながらシャッターを切った。その直後、突然フライに反応が出た。左の脇に抱えていたロッドを左手の内側で抱えるように慌てて立てる。手元に重さを感じたので慌てて右手に持ち替えようとしたがカメラを持ったまま。[ま、いいか。このまま一枚]とシャッターを押た時水しぶきが上がっていた。カメラをベストのポケットに入れ、ロッドを右手に持ち替えて左手でラインを手繰りながらコイとのやり取りが始まる。[出てきたのは正面で・・]等と取り込んだ後の記録の確認をしていたところで突然軽くなってしまう。タイミングを合わせないで慌てて合わせたから掛かりが浅かったのだろう、バラしてしまう。3時を過ぎた頃、30ヤード先での反応は待たしてもウロコ1枚を残してのバラし。開始から5尾を取り逃がし気分はどんどん重くなる。遠くで時折出る反応に向かってラインを送り込むが時間ばかり過ぎていく。4時を過ぎた頃、50ヤード先で待望の反応がフライに出た。大きく合わせたら手元に重い反応が伝わってきた。「やっと来た」と喜んだ瞬間軽くなってしまう。「またバラした」とガックリ。ラインを引いてみると先端にフライは付いている様なのでそのまま流し続ける。しかし反応が出ない。あまりの反応のなさに見切りを付けて移動を決める。ラインを手繰ってフライを確認するとフックが見事に伸ばされている。「あれは外れたのではなくて伸びたのか」とまたまた悔しさがこみ上げる。ここ諦め左岸を下流に下るがどこにも反応がない。二子橋下流まで来て左岸からの緩い流れの中に反応を見つけた。流れ込みにフライを載せて送り込むがフライの直前でUターン。次もそのすぐ下流で反応があったがこれも見切って行く。巻き返しの先の流芯との境に見つけた反応に向かってキャストしやっと3尾目を釣り上げたのは2尾目から3時間半後。次をブレイクで逃した後、4尾目は同じところで釣り上げる事ができたが水位が少しずつ上がってきてコイの回遊はストップ。最後の悪あがきと兵庫橋上の様子を見に行くが岸辺に集まってくるほど水位は上がっていない。しかし、兵庫橋の袂の巻き返しには少しだけけれどゴミああつまり、その中にコイの口が見え隠れしている。橋の横の石垣の上から真下にフライを落とし、水面に現れる口を待つ。30分ほど粘ってやっと1尾追加したがそれ以上期待できないので切り上げる。結局、フックの伸びが1回、ブレイク3回。ウロコ付きが2回。途中バラしが2回と惨敗でした。 |
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