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5時まで1尾、その後8尾(2009/7/26)一面に波立ち反応が見難い
7月26日、前日は強風のため休養日にしてしまう。日曜日も引き続き風が強かったが二子に出漁。いつもの兵庫橋上は予想通り波立っている。流れも兵庫橋からみると濁りが入っているように見えたが、流れに入ってみると膝くらいまでの透明度があり、ちょうど先週と同じ感じなので期待してキャスト開始。すぐにフライへ反応があったが、掛かりが浅くすぐに外れてしまう。その直後、下流から元気な反応があり「絶対にヒットする」と思える喰い付きだったがヒットしなかった。数分後「おかしいな〜。あの反応でヒットしないのは・・」と気になりフライを確認したらフックが折れていた。最初の合わせで折れたらしい。始めた直後はカメの姿も少なく良かったのだが、すぐにカメの頭があちこちに現れ始め、その内一面にカメだらけ。カメを引っ掛けないようにフライの落とし場所に神経を使う。水面を移動するカメがラインを引っ掛けて泳ぐのに気を取られてフライへのライズを見逃すことが幾度もあった。しかもフライを見つめている時には反応が出ない。悔しい限りだ(笑)。カメ、カメ、カメ・・・そんな中、目の前でしきりに反応してくれるコイが1尾居る。これは口の変形した痛みゴイで、何度もフライに喰い付いてくるが口に入らない。それとは違うコイが時折フライの真下に来るが、ちょっと様子を見て去って行く。やっと口を使い針掛かりしたと思ったらすぐにバラしてしまう。気を取り直してキャストを続け、開始から1時間半後にヒット。一本目の倒竹の下を潜り下流の倒竹の奥に入り込みそうだったので、ちょっと強めに止めようとしたらラインブレイクで逃げられてしまう。切れたのはティペットの先端近く。先週のままで傷付いていたのだろう。開始前に一応チェックはしたのだが、傷を見逃したようだ。虎の穴周辺はまるでカメの養殖池の様で、フライが1m流れる間に3度も4度も喰い付いてくる。いつもなら「コイの回遊しそうな所」を狙ってキャストするのだが、今回は「カメの居ない所」を狙ってのキャスト。当然コイの反応は少ない。少ないというか「カメが多すぎてコイが倒竹の間での反応はいいが・・回遊してこないのではないか?」と思うほど少ない。ブレイクから30分後、やっとヒットしたが今度も同じ倒竹の下に逃げ込む。ティペットに傷のないことを確認していたから安心してブレーキを掛けると、またしてもブレイク。今度はリーダーとの結び目が切れた。ティペットを交換してキャスト開始。釣り始めてから2時間半後にやっと1尾目を釣り上げる事ができた。しかし目の前での反応はほとんどなくなってしまう。カメの多いポイントを諦め倒竹下流に移動。倒竹の下を通り抜けた流れに元気な反応が出る。2度ほど見切られた後、一気にフライに飛びついてきてヒット。倒竹の下に逃げ込むががギリギリの所で止める。引き出す途中、手前の倒竹の下で動かなくなり「絡んだかな?」と心配したが何とか流れに引き出すことが出来た。水中に見えた姿はかなりの大物。一度手元まで寄り、ネットを用意したところで一気に走る。口が極端の小さくなっている痛みゴイ慌ててラインを送り出そうとしたが片手でのリール操作でタイミングが遅れ、一瞬強めの綱引きになってしまいラインブレイク。「ティペットは交換したばかりなのに」と先端をみるとリーダーが切れていた。リーダーを交換してキャストを続けるが反応が鈍い。しかも反応しているのは痛みゴイだけ。時折出る反応も単発で消えてしまう。5時を過ぎて目の前の反応に慌てて合わせると、ヒットしたのはその痛みゴイ。しかも口ではなくて頬へのスレ掛かり。これをリリース後、倒竹下流を諦め最初のポイントの上流へ。対岸ギリギリを下流から回遊してくるコイの波紋を探してその上流にフライを落としてやって来るのを待つ。ここはカメが少なくしかも風の影響も弱い。到着後そぐに下流からの移動を見つけ狙い通りの所でヒット。対岸ギリギリを狙って回遊を待つそれから1時間、10〜15分間隔で連続ヒットで6時の時点で合計7尾。先週、開始から30分間隔で途切れなく釣れた状態が圧縮されて再現された感じ。コイも活性のいいのが次々に回遊してくる。6時を過ぎたあたりから反応は少なくなり、下流に移動して7時までに2尾を追加。辺りは少し暗くなってきたが2週連続での[つ抜け]を目指して倒竹下流に移動。移動直後にヒットしたがこれを途中バラしで逃してしまい日没終了。取り込めたのが9尾で、ブレイクで逃したのが3尾。フック折れに気付いていたりブレイクがなかったら・・とちょっと悔しい。それでも2週連続の好釣果に満足でした。




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