取っ替え引っ替え色々試して・・(2009/9/27)
9月27日､前日の浅川がちょっと厳しかったので、活性の良い事を期待しながら二子に行きました。流れはいつもの通りで穏やか。風は上流からだがそれほど強くない。最近あまり調子の良くない［虎の穴］前から始めるが予想通り回遊が少ない。前回良かったすぐ上流の土の斜面に移動して様子を見ると例の緋鯉が回遊してきた。フライを浅川で結果の出たオレンジにしてみるが見事に見切って行く。［見切る］と言うよりも［無視］に近い感じで素通りする。しかし目の前からそれほど移動しないで回遊していたからフライをまだ使っていなかったが［釣れないだろう］と思っていた白のパターンに替えてみる。「どうせ見切るだろうが初めてのフライだから・・」と半信半疑で落とす。釣れなくてもいいと思っていたがこれがすぐに喰い付いてきたので驚いた。さすがに70オーバーの大型でなかなか寄らない。幾度も目の前を往復されやっと取り込む事ができた。良いのか悪いのか判断に困ったが、とりあえず１尾目は開始から40分後。しかし他のコイの反応は鈍い。回遊は少なくないが「何処かに居るはずだから」と少しずつ上流に移動しながら様子を見る。１尾目から50分後に２尾目をヒットしたところに土屋さんが登場。記念撮影をして頂く。暫くお話をしてから護岸前に並んでキャスト。30分後に１尾。護岸前は回遊が多く在る。しかしコイの動きはムラっぽく、動きを予想してキャストしてもそこにやって来ない。2mほど先にフライを落とすのだがフライの着水温を聞いているのかラインが落ちるのを気付いているのか回遊が消える。しかも落とし位置が護岸から少しでも離れるとフライの向こう側を通過してしまう。少し離れた上流に落として待つとコイが回遊してくるまでに時間が掛かり、やって来る前にフライが動き出してしまう。フライを静かに落とす事と、適度に距離をあける事を注意しながらキャストを続ける。やっと掛かったと思ったら掛かりが浅く途中でバラしてしまう。上流にいた土屋さんも同じことを言っていたが、私がバラした直後にヒット。カメラを用意し取り込みを撮影しようとしていたがこれは外れてしまう。コイの回遊はムラっぽく群れで反応したかと思うと突然止まってしまう。それを捜しながら「コイは何処？」とキョロキョロしている時、突然下流に流したままのフライにコイの頭が出た。水しぶきと同時に合わせるとタイミング良くヒット。３尾目から25分後。ムラの多い回遊にイライラしながら待ち、やっとヒットしたと思ったら今度はラインブレイク。切れた所を触るとティペットがザラついているから多分対岸近くに石が隠れていたのだろう。その頃、下流にいないなさんの後輩君が登場。「今来た所です」と言って［虎の穴］前から開始された。上流に土屋さん、下流に後輩君と並んで立ち込み、私はやっと５尾目を釣る事ができた。しかしそれからバラしが１回でウロコ付きが１回、ラインブレイクが２回と最悪。傷付いているはずのないティペットの途中からのブレイクは今でも信じられない。そんな事をやっている内に目の前は回遊が途絶えたので、上流部の様子を見に行く。流れ込みの崩れテトラ下流に反応があったが、キャスト数回で姿が消える。少し下った所を探っているとき下流の土屋さんがヒット。取り込みの写真を撮影し「大きいですね」と土屋さんのカメラで記念撮影。暫く並んで釣りをしていたが土屋さんは「２時間掛かってやっと１尾。とりあえず釣れたので下流に行きます」と去って行かれた。私はそのまま対岸から垂れ下がったクズの下を狙ってキャストを続ける。下流を見ると少し上流に移動していた後輩君がヒットしている。その様子を撮影して目の前に集中する。彼が寄せに手間取っている間に私もヒットで５尾目。時間は５時前で残りは１時間近くあるからもう少し数が伸びると期待していた。しかしなかなか釣れない。やっとヒットしたと思ったら途中でバラし。今度は大丈夫と思うとラインブレイク。結局追加できると思っていた時間帯は全く釣果無し。反応が良かっただけに釣果を伸ばす事ができなかったのが悔しい。前回の［見切り対策］があまり良い結果を出せていなかったので今回もその続き。釣れてもすぐに次のフライに変えて様子を見る。結局、どんなフライでも一応は釣れるが［見切りのないフライ］を見つけることができなかった。色々試した中では Chubby タイプのピンクが一番良かったかな？４つしか作っていなかったから最後は無くなってしまい残念だった。ストックを量産しておかないと・・。
P.S. 今日のカメは新顔でした（笑）