Top-Image

line

お久しぶりですが、お元気でしたか?(2009/10/4)久しぶりに顔を見た藤澤さん
10月4日、前日の土曜日は準備を全て整えて一息ついている内に、気力が萎えてしまい休養日になってしまいました。この日も体力的にちょっと萎え気味だったのですが気力を振り絞って二子に行きました。いつものポイントには既にフライマンが二人が立ち込み上流には餌釣り師も数人。タックルを準備しながら水辺に行ってみると先行の二人は傳治郎君と友人と思われる若者。二人とも倒竹に向かってキャストしている。二人ともキャストは上手で水面に倒れかかっている倒竹の下に倒竹に向かってキャスト中の二人向かって無心にキャストを続けている。邪魔をにないように後ろを通り過ぎて上流にいる餌釣り師の下流に入り、対岸の護岸前を狙う。フライは先週反応の良かった Chubby Mini タイプのピンク。トップのフローターは小丸棒の6mmの一番細いのを使ってスリムにし、マテリアルでフックをできるだけ隠すように仕上げた物。フックは見切りの原因かどうか確認するためにいつものゴールドの1号。しかしコイの反応が弱い。回遊はしているが水面を意識していない感じでフライの下を素通りするため、フライの良し悪しが分からない。暫くすると下流の二人が近付いてきて立ち話。もう一人の若者は傳治郎君の友人で今年フライをはじめたと聞く(帰宅後メールが来ていて友人は尾崎君とのこと)。私より少し前に到着したがまだ釣果無しとのことで「これから上流に行きます」と去って行った。倒竹周りは彼らが立ち込んでいたのでやっとヒットしたと思ったら・・暫く休めるために護岸前で頑張る。回遊が始まり護岸前でも反応し始めたとき後ろから声が掛かる。振り向いてみると久しぶりの藤澤さんがにこやかに笑いながら護岸に座っている。「どうしたの、最近来ないけれど」「カメラとバイクを買って走り回っているから(笑)」と言う。「今年はコイはまだ4尾かな?マルタの時以来釣ってないです」とのこと。お話をしたいる間に対岸前でコイの反応がいくつも出る。「あれを釣って下さい。写真を撮ります」と言われ釣りはじめる。しかし見えていたすぐに反応は止まってしまう。やっと回復したが反応が鈍い。しかも、やっとヒットしたと思ったら、合わせの瞬間に水面で暴れて外れてしまう。次もすぐにヒットしたが今度はウロコが一枚。開始から45分後やっと1尾目が釣れた。やっと釣れた1尾目。フライへの反応はまずまずそれから15分後に2尾目が釣れたが頬へのスレ掛かり。フライへの反応は良く、フックの影響は感じられない(見えるか見えないかが問題のようだ)。しかし藤澤さんは「なかなか上手く撮れない。さっきのは突然出てきたからダメだ。最初の奴はバッチリ撮れたと思うけど」と悔しがっている。それから30分位、藤澤さんは後ろでカメラを構えてじっと待っていたが、反応がストップして回遊もなくなったので「そろそろ引き上げます」と帰って行かれた。暫く反応が止まりじっと我慢で粘り、2尾目から1時間20分後にやっと3尾目。この頃から回遊は全て対岸に向かって頭を出し、護岸の窪みにくっついている餌を食べている。コイの頭と護岸の間にスペースが全く無いので、コイの前方にフライを落とすことができない。次に見えますか?コイの頭向かうであろう隣の窪みにフライを落として待とうとするが、なかなか護岸ギリギリに落ちない。やっと窪みの奥に落とすことができても、コイの回遊が遅く、やって来る前にフライが動き出してしまう。幾度も同じ事を繰り返しているうちに護岸前を回遊するコイがやってきた。進路にフライを落として回遊を待ち、期待通りのポイントでヒットし4尾目。その後はまたしてもウロコを1枚釣り、50分後にやっと5尾目をゲット。しかしここでコイの回遊は途絶えてしまう。上流側の護岸前には幾つも反応があるが餌釣り師が居て回り込めないので、上流を諦め倒竹下に行く。[虎の穴]の上流の巻き返しを狙っているとき上流に行った2人が戻ってきた。すぐ上流にいた餌釣り師は帰ったのか、2人は私が居た護岸前当たりでロッドを倒竹の奥の薄暗いところで振っている。私は[虎の穴]前から下流の倒竹下に見える反応に向かってフライを送り込む。流れに合わせてラインを送り出し、垂れ下がった倒竹でフライが見難くなった所まで流れたところで、水面が揺れた。大きく合わせるとずっしりと重量感が手元に伝わる。そのまま倒竹の下から引き出そうとするが引きが強く寄せることができない。下流の倒竹の下に入り込まれると外れてしまうので強めに押さえ込む。しかし寄って来ない。と言うか動きがおかしい。左右に走り回らないでただ重いだけ。[体の中央辺りへのスレ掛かり]と考えて倒竹からできるだけ離すために、立ち位置を岸寄りに移動。じっくり我慢で寄せようとするが全く動かない。数分かかって水面にその姿が腹ビレへのスレ掛かり見えるところまで寄せて納得する。フライは腹ビレの根元に刺さっている。やっと取り込んで見ると68cmの太目の6尾目。その15分後に今度は[虎の穴]前で7尾目。戻ってきた2人に上流での結果を聞くと、傳治郎君は11尾で尾崎君が8尾と大漁でにこにこ顔。こちらはやっと7尾目。場所が違うとこんなに差があるのですね。彼らはそのまま本流へ移動。私は元の護岸前に移動して2尾追加。9尾目を釣り上げたところに2人が本流から戻ってきて、尾崎君が本流で1尾追加したとのこと。薄暗くなり始めたときやっと待望の10尾目を釣り上げて久しぶりの[つ抜け]。時間は5時半。切り上げようとバイクに戻りかけると兵庫橋の下流にフライマンの姿が見えた。「誰かな?」と様子を見ているとそれは木村さん。「珍しいですね、この時間まで」「子供の運動会が2時半に終わったので、新しいロッドのテストでオイカワ釣りに」とのこと。「オイカワも渋いです。大きいのが釣れません」と言うことでした。改良したフライへの反応がまずまずで納得の一日でした。




line
サイトマップへ
Copyright © 2009 Katsumasa Fujita