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水位が上がって活性が鈍い(2009/10/24)水位が上がり[崩れテトラ]も水没
10月24日、TAGで中一週間あき、久しぶりな感じで浅川へ行きました。いつもの一番橋下のポイントに着いて流れを眺め、用水取り入れ土手が補修されているのを確認した。ところがいつもより水位が高い。平水時に見られていたポイント途中の[崩れテトラ]が水没している。足元を眺めるとコイの姿はチラホラ見えるがいつもほど数がいない。どこから始めるか迷い上流の[東豊田用水]の水門のところにコイの姿を見つけた。コイを脅さないように静かに近付き水門の陰からキャスト。水門前に回遊があった第一投で1尾釣り上げる事ができた。しかし数尾いたコイは全て浅い流れから本流に移動してしまい1尾でおしまい。そのまま本流に出て流れの様子を見るが反応がない。右岸の流れ込みの巻き返しにコイの反応が見えたが、水位が高く渡渉する場所がない。右岸を諦めそのまま左岸を下る。サーチへの反応は流芯だけでテトラ帯前での反応は全く無い。お気に入りの[崩れテトラ]の下流側でも反応がない。しかも[崩れテトラ]は全て水没していて全体の流れが弱く巻き返しが存在しない。いつもなら[膝下]の水深が[膝上]になっていて飛びながら移動できるテトラが見えない。[崩れテトラ]を迂回してその下流に回り込んだが水深が深くテトラへ移動できない。しかもテトラ帯前での反応が見えないから護岸を下流に移動。緩い流れが全面に広がり・・移動しながらテトラ前のコイの姿を探し、幾つか黒い影を見つけてその上流に降りる。しかし水深がありテトラ帯の一番前に移動できない。仕方なく護岸下からテトラ前にキャスト。何とか2尾目を釣り上げる事ができたが反応が鈍い。護岸を登り再び高いところからコイを探す。あいにくの曇り空で水中が良く見えない。偏光を付けて流れを見るがコイの姿は流芯に幾つか見えるだけで、テトラ帯前への回遊がない。下流へ移動しながらやっとコイの姿を見つけた。護岸を下まで下ったが視線の位置が低く水面下のコイの姿が見えない。護岸を少し登ればコイの姿を見ることはできるが、コイまでの距離が離れてキャストが難しい。股上まである水深を数歩進んで一番手前のテトラの上に立つ。何と囲いの姿を見つけその上流に水深がありテトラの頭も深いフライを落とす。しかし落としたフライがコイに近過ぎて反転されてしまう。移動もままならないのでそのままの位置で回遊を待つことにする。眺めていると回遊は頻繁にあるがコイ達は底近くを移動していて水面に反応しない。やっと水面に反応しながら回遊してくるのを見つけ、少し離れた上流にフライを落とすと素直に喰い付いてくれた。しかしラインが途中の障害物に絡んだらしく、コイは沖に移動して行くのに水面に入ったラインの位置が変わらない。そのままだと寄せても障害物に絡んでいるのでテトラ帯の中まで寄せることができない。仕方なくテトラの上を移動して一番前まで行くことにする。前回はこのテトラの上をスイスイ移動できたのに今回はちょっと不安。水面からテトラまでは20cm近くありテトラの頭の流芯での反応は時々あるが・・・傾きが読めない。平だと思って乗ったテトラが以外に傾いていてよろけてしまう。隣のテトラに慌てて片足を移すがバランスが崩れてよろける。もう一方の足を次のテトラに移し両腕でバランスを取り何とか転ばずに済んだが、次の移動を躊躇してしまう。しかしラインは絡んだままなので意を決して隣のテトラに移動する。ロッドを振って絡みの原因を探してみると水中のテトラに絡んでいるようだ。ラインを送り出しながらロッドを流れの方向に振りやっと絡みを外すことができた。テトラの上に立ったままコイを寄せ何とか取り込むことができたが護岸に戻れない。ふらつきながら小さなテトラの上で向きを変えて一歩踏み出す。傾いているテトラを避けて隣のテトラへ。最後のテトラから護岸までは少し距離があり、テトラを浅場を回遊しているコイ降りて護岸に上がるところをそのまま護岸に向かって大きく踏み出し斜めの護岸に辿り着く。何とか3尾目を釣り上げる事ができたが反応が少ない。時折出る反応は流芯で、そこにフライを落とすためにはテトラの一番前に行かないとドラッグが掛かってしまう。しかしテトラの上を移動してよろけると深みに沈することになりそうなので沖を狙うことを諦める。護岸を少し登りテトラ前のコイを探し、それを狙ってキャストすることにする。反応の鈍い中、何とか2回ヒットしたのだがどちらも途中でバラしてしまう。結局テトラ帯では3尾しか釣り上げる事ができず、ここを諦めて下流へ移動。[浅川北第五排水]の水門の所に行くと水門前の浅場にコイの姿が見えた。水門横から真下にフライを落とし何とか4尾目を釣り浅場を回遊しているコイ上げたが後が続かない。排水前を諦めて本流へ移動。河原の茂みをかき分けて本流に出て見ると目の前にカヌーが5艘浮いている。[えっ?何でこんなところに!」と驚いていると彼らはすぐに下流に漕ぎ出した。右岸寄りを進んでいたがすぐに流れの中央に移り下流に消えて行った。「あ〜、ダメだ」と半分諦めたが「やってみるか」とキャスト開始。ところが彼らがコイを移動してくれたのか、今まであまり反応のなかった流れの中央で元気な反応が出た。短時間で2尾追加したが反応はそこでストップ。そこより下流は全く反応がなく時間だけが過ぎていく。曇り空の下ポツポツ雨粒が落ち始め慌ててカッパを着込む。しかし反応がない。台風18号の増水で流れが変わり、上流にもポイントがありそうなのでそちらに行ってみ浅場を回遊しているコイることにする。足元を見ながら砂利の河原を歩いていてふと気付いた。そこには前回見つけられなかったあの[ビロードモウズイカ]が数枚の葉を広げて生き残っていた。この分だと来年にはまた大きな葉を広げてくれそうだ(増水するまでは・・)。上流に移動し、下りながら新しいポイントの様子を見て、反応するコイを幾つか見たが釣り上げる事はできなかった。ここを諦め再び排水前へ戻り何とか7尾目を釣り上げる事ができたが日没終了。用水土手の補修でポイントの水位が上がり流れが穏やかになり水位が上がったのでコイの反応が鈍くなったのだろうか?それともまだ水量が多いのだろうか?


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