水温の低下か?どこも反応がない!(2009/11/3)
11月3日、土日は所用があり釣りには行けませんでした。月曜日は休みにして出掛けようと思っていたが、冷たい雨のため出漁を断念。火曜日は、見切り対策のフライがほぼ確定したので、これを量産し結果を確実にしようと意気込んで二子に出掛けました。ポイントはいつもの兵庫橋上。流れの透明度は良く先行者も居ない。さっそくタックルを準備しながら流れに入る。水温は13度とこの秋最低で気温も低く、北からの風が吹き水の方が暖かく感じられる。そんな中「反応はいいかな?」と流れを見ると[虎の穴]上流のいつもの狙い場所に、幾つものコイの姿が見える。しかし底近くに沈んだままで動きがない!「喰い気はあるのかな?」と心配し、いつもの様に様子を見ようとベストのポケットに手をやると「サーチパンの袋」が無い!前回の残りを冷凍庫からだし、追加分を切ってポリ袋に入れるまでは覚えているのだが・・。コイの姿は沢山見えるから「サーチなしでも釣れるかな?」としばらくキャストしてみたが、コイは全く動かない。姿は沢山見えるのに・・。結局20分近く様子をみたが諦めて家に取りに帰る。40分掛かって往復して戻って来ると、始めに見えたコイの群れは何処にも居ない。対岸前を見つめながら両腕はだらりと垂れたままで、ラインも下流に流れたまま。やっと対岸前にライズが出たが単発で後が続かない。再開から45分後[虎の穴]の奥に微かな反応は見えた。上流の茂みの前にフライを落とし[虎の穴]の前を通過させようとしていた時、穴の手前でフライに小さな反応が出た。「ん?変だな?」と疑いながらロッドを少し立てる。疑いながらだからロッドは途中で止まってしまう。ロッドが止まった瞬間に手元に重さを感じたので慌ててロッドを立て直すが、いつもならここで外れてしまう。しかし今回はそのまま重さを感じていたので掛かっていることを確信する。途中で外れないように慎重にやり取りしてやっと釣れたのは48cmの小型だったが、小さくても1尾は1尾。しかしポイントでの反応は相変わらず無い。回遊も少なく底近くを動き回るだけで水面には浮いて来ない。やっと[虎の穴]の奥から水面に浮いて回遊して来る2尾が見えた。先程と同じ位置にフライを落とし「来るかな?」と少し疑いながら回遊を待つと素直に反応してくれた。1尾目から30分後。しかし回遊はそれっきりストップしてしまう。倒竹下流の様子を見ようと移動し、倒竹の正面に来たとき、倒竹の間の奥で元気な反応が見えた。それに向かってキャストすると狙っていたのとは違うコイが下流側から水面に頭を出しながら一気に喰い付いて来た。「やった、3尾目!」と喜んで取り込みに入る。喰い付き方から、しっかり掛かっていると安心していたが、目の前まで寄せたときに外れてしまう。少し移動して下流側の倒竹前の様子を見ていると、倒竹の下に反応が見えた。そこに向かってフライを送り込む。倒竹の直前まで流れたとき、倒竹の下から出て来たコイが素直に喰い付いてくれて何とか3尾目を釣り上げる事ができた。しかし下流での反応はそこでストップしてしまう。元のポイントに戻って見たが相変わらず反応がない。そればかりか対岸の枯れ枝にフライを引っ掛けてしまい、反応がないので回収に行く。上流の護岸前の様子も見たが反応が全く無いので兵庫橋上を諦め、徳永さんが送ってくれたデータを頼りに上流に移動する。ゴム堰堤のところで上流から様子を見るが反応は全く無い。31日に徳永さんは40分で5尾掛けて3尾取り込んだというのに今日は反応すらない。ゴム堰堤を諦めてその上流の工事用仮設橋の上に行く(写真トップ)。ここも徳永さんは爆釣したとのことだが全く反応がない。最後の望みを掛けて[エデンの園]に行ってみる。ポイントに近付いた途端の岸辺から数尾が慌てて流芯に逃げ込む。期待してサーチしてみたが反応が出ない。しばらく流れたサーチにやっと出た反応で1尾釣り上げる事ができたが、それをリリースした時には全てどこかに消えて沈黙。仮設橋のところまで戻ったところでやっと5尾目を釣り上げる事ができたが、それ以後反応がなく日没終了。日曜日の雨の後気温が下がり、先週までは16度前後あった水温が、一気に13度以下に下がってしまった。真冬の低水温期も水温が安定していれば活性はあるのだが、急激な水温の低下でコイの活性は低くなってしまう。風が治まった時、水面にはオイカワのジャンプが一面に見られたが、コイもこの位元気にはしゃいでくれると良かったのに・・。 |