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この秋最低の水温で活性が低い(2009/11/22)底ばかり見つめて水面は無視
11月22日、前夜からの雨で気温が下がり出掛ける前の気温は10度と寒い!防寒用のダウンを着込んで二子に向かう。いつもの兵庫橋に到着するが釣り人の姿はない。[今日は一人占めかな?]と思いながらタックルの準備に入ると目の前の浅場にコイの姿が見える。しかし動きは遅くいつもなら水面を意識しているのに底餌に夢中でこちらの姿も気にしていない。「やばいな」と思いながら水温を測ると9度しかない。この秋一番の低水温。先日に水温が13度になったことがあるがそれどころではなく1月から2月の水温なのだ。下流の堰き止めによって水位が上がっもう少し反応があってもいいのだが・・ているのでウエストポーチが半分水に浸かってしまう。それでもお気に入りに向かってキャストを繰り返すが全く反応がない。[虎の穴]前を諦め下流の様子を見る。斜めに倒れ込んでいる倒竹の裏側からその下流の岸前ではそれでも幾つか反応がある。しかし移動が速いのか喰い気が鈍いのかフライへの反応がない。気温と水温が低いが冷たい風に比べて9度の水温が暖かく感じられる。それにしても反応がない。時折コイは回遊してくるが目の前を平然と泳ぎ去って行く。こんな時、奥の手として上流からコイを移動させて活性を上げることがある。上流の新二子橋下まで行き、流れ込みから様子を見ながらゆっくり下流に下る。下流を見ていると単発のライズが時折現れる。しかし底のキャストできる位置まで下った時には反応しない。護岸の切れ目まで下って「ここからが狙い目」と様子を見ている時、傳治郎君がやって来た。先週、1時間50分掛かっての1尾目誰も来なくて渡せなかった燻製をもう「誰かに一度渡せるかな?」と持ってきていたのでそれを傳治郎君に渡す。そして彼が作り始めたネットについて色々話をした後釣り再開。ポイントは一番反応の良かった倒竹下流に入る。傳治郎君は[虎の穴]前の深いところに入り股上まで水に浸かっている。それを見ながら「キャストがずいぶん上手になったな〜」と感心していた。こちらは斜め倒竹の下流に狙いを定め様子を見る。再開してから10分後、やっと喰い気のあるコイが回遊してきた。2度の反応で進行方向を見定め、回遊予定のポイントにフライを落とす。フライの落下から数秒後に水面に頭が現れフライは口に中に消えた!「来た!」やっと来た。この日最初のバイトで見事にヒット。開始から1時間50分後。しかし、後が続かない。そのうち傳治郎君はここを諦め、彼のお気に入りの工事橋上に行ってしまう。私もここを諦め本流へ移動。兵庫島横の本流は工事車両の道が造られ、道沿いにネットが張られている。1箇所だけ通り抜けられるようになっているのでそこを通って本流へ。石墨の出っ張り前から下流をサーチするが反応がない。下流に移動しながら様子を見ていると、元居た出っ張りの下流で反応が出た。慌てて戻り反応の場所をしつこくキャストしてみたが出て来ない。その時、下流に居た土屋さんから電話が来た。始めだけは反応があったけれど・・と言うのは、彼に燻製をお渡しするので電話したがつながらなかった。その着信を見て電話をくれた。「今、どちらですか?」「F-7です」「そちらに行きます」と言う事で本流を諦めて土屋さんと合流。燻製をお渡ししながら流れの様子を見ると、兵庫橋上に比べて反応がいい。「反応がいいですね」「そうなんだけど難しいです。見切るしすぐにどこかに行ってしまうし」と言う事。「どうぞ」と土屋さんに譲って頂きキャストしてみるが反応しない。そのままラインを送り出して下流まで流してみるが反応無し。「えっ?」と言う事でもう一度サーチしてみる。今度は全く反応無しで40m程下流で単発ライズ。仕方なくそこまで下ってキャストしてみるがはやり反応しない。土屋さんは流れ込みから中州に渡り中州側を下っている。コイを追いかけかなり下流まで来てしまい、日没も近くなってフライが見づらくなったのを機に切り上げることにする。元の場所に戻ってみるとそこには傳治郎君が居る。「お二人の姿が見えたので」と言う事で帰り道に水辺に降りてきた。「どうだった?」「渋かったです」「幾つ?」「2つです」「上流で?」「はい」と言う事で悔しい二子での釣りが終了。こうなったら明日は浅川でリベンジだ!



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