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やっと釣り上げた貴重な1尾(2009/12/13)散々見切られた後、やっと釣れた緋鯉
12月13日、前日の不調な浅川のモヤモヤを引きずったまま二子に行きました。いつもの兵庫橋に到着してみると、ちょうど木村さんが引き上げるところで様子を聞くと「倒竹前2尾釣り上げた」との事。「木村さんの後じゃ釣れないな」等と冗談を言いながら、尾崎君と傳治郎君も来ていて、兵庫橋が釣れないから他の所に行ったと教えてもらった。木村さんや傳治郎達君ががやった後は確かに厳しいが、とりあえずお気に入りから様子を見ることにする。ポイントの水位は相変わらず反応が全く無い高めで[虎の穴]を狙うにはギリギリ。前回粘って3尾釣り上げた倒竹のところは岸から若者がルアーを投げているから行くことが出来ない。しばらく[虎の穴]前で頑張って様子を見たが反応は全く無い。反応は数は少ないが[虎の穴]下流の倒竹の奥の方に出るだけ。しかもそこにフライを送り込むことは出来ない。20分ほど経ってルアーマンが少し下流に移動したのでやっと狙いの倒竹前に行くことが出来た。倒竹の中では微かな反応はあるが前回に比べて非常に少なく、しかも弱い。みんなに散々脅されたのだから仕方ないのだけれど、それでも時折反応が出るから、じっくり待つことにする。倒竹前の奥にフライを落とし僅かな反応に期待して待っていると手前の少し下流から黒い影が水面に浮いて来た。その影はフライの方に向かっているからラインの弛みを確認して左手のラインをしっかり握りしめ、タイミングを計る。黒い影はフライの処にやってきて口が水面に現れた。フライの前まで来たところで口が開き、やっと出た反応も見きりで・・次の瞬間にフライは口に中に消えるはずだった。「来た!」と思った瞬間、フライが口に触ったところでコイは急にストップ。フライに波紋を残して潜ってしまう。ちょうどそこに上流に行っていた傳治郎君がやって来た。それと同時に本流に行っていた尾崎君も帰ってくる。傳治郎君は上流で7尾釣り上げてきたそうでニコニコ顔。二人としばらく話をして再び反応のない倒竹前で頑張っていると、今度は徳永さんがやって来た。彼は川崎フロンターレのファンで、土曜日の天皇杯の敗戦でしばらくはコイ釣りに専念できそうだという話。下流に居る傳治郎君を指さし「上流は彼彼等がやったし、本流の川崎側は尾崎君が攻めたそうです」と伝えると「それじゃ下流ですね」と言って下流に消えて行った。こちらは全く反応のなくなった倒竹周りを諦め少し上流に移動。ポイントの中央付近から少しずつ下流に下りながら様子を見る。しかし反応がない。[虎の穴]の上流の崩れ護岸のところに対岸の小さなブッシュがオーバーハングしているところがあり、そこにあの見切りを覚えた緋鯉が浮いてウロウロしているのが見えた。しかし水面から10cm程沈んだ状態で回遊していて水面には見向きもしない。それを[ひょっとして]と狙ってみるが、フライの下を何もなかったように通過してしまう。対岸のブッシュ前からその下流のえやっと釣れた1尾目ぐれ周りを丹念にキャストして反応を待ってみたが何も出て来ない。その内緋鯉がブッシュの中で水面に水面に反応した。ブッシュの僅かな隙間を狙ってキャストしてみるが、フライがブッシュから少し離れているので近くに来てもフライを無視して奥に去って行く。次にブッシュのところにやってきた時、フライはうまくブッシュの隙間の奥に落とすことが出来た。途中のラインも十分あるのでドラッグの心配もない。緋鯉はフライのすぐ横まで来たが[当然無視するだろう]と期待していなかったのに、素直にフライを吸い込んでくれた。反応のほとんど無いポイントで、しかも絶対に見切ると思っていた相手が素直に喰い付いてくれて待望の1尾目をゲット。下流に居た傳治郎君に写真を撮ってもらい「良かったよ。今日はボXズになるところだった」と本音が出てしまった。とにかく1尾釣れたので渋い兵庫橋上を諦め本流にこいつは合鴨か?移動。本流に出て見ると、上流の新二子橋下に徳永さんの姿が見えた。前回、コイの姿のあった兵庫島横の出っ張り下で様子を見ながら彼が下って来るのを待つ。彼を待っているところにどこからかカモがやって来て、人見知りをしないで目の前のサーチのパンを次々に啄んで行く。しかしこのカモの種類が全く判らない。カルガモとは違うし、マガモのように首に白い輪はあるが羽の色が全く違う。帰宅後写真を見ながら検索してみたが判らない。辿り着いたのは[合鴨ではないだろうか?]と言うこと。人見知りをしないところはどこからか逃げ出したからなのだろう。そこに徳永さんがやって来た。「このカモ、上にも居ましたよ。パンを全部取っちゃいます。釣果は、あそこの下流で1尾とゴム堰堤で1尾の2尾です」とのこと。徳永さんはそのまま下流に行かれ、今度は傳治郎君と尾崎君が来た。彼らも下流に下り二子橋下でやっと釣れた1尾目徳永さんと合流。私もそれの合流して話をしながら、どうしようか悩んでいると、新二子橋下の右岸にいないなさんの姿を発見。携帯で様子を聞くと「平瀬川で14尾」と元気な声が帰ってきた。尾崎君も上流で7尾釣り上げていて皆さんそれぞれにしっかり釣果を得ているのに、私は2時間半粘って1尾。しかもこの後釣れそうな予感は全く無い。半分やけになって「ここで暗くなるまでコイを待つ!」と本流の出っ張りの前で頑張ってみたが、暗くなる前に諦めて切り上げてしまう。帰り際に徳永さんに連絡すると「ゴム堰堤で1尾追加して合計3尾です」と教えてくれた。今日は他の人たちが羨ましく思えた厳しい一日でした。



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