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期待していたほど釣果が伸びず(2009/12/29)倒竹越しにラインを落として
12月29日、来年の年券を出会った方に渡そうと二子に行きました。上流の工事も年末年始の休みに入っているので土曜日以来濁りは入っていないはず。ポイントに着いて見ると先行者は一人もいないし、濁りのないクリアーな流れでコイの好反応を期待した。さっそくタックルを準備し流れに入ったところに菅田さんがやって来て声を掛けてくれた。菅田さんの話によると、朝一番から平瀬川の合流点の橋の上からフライを落として4尾連続で釣り上げ、あちこち回って7尾の釣果と言う事。意外に反応が渋くて・・「久しぶりで、釣り納めで良い結果が出て良かったです」と上機嫌。年券をお渡ししたところで「頑張ってください」と声を掛けてくれて引き上げて行かれた。釣り始めは最近様子のいい倒竹下流。上流の倒竹前に立ち込み下流に向かって岸際の様子を見る。しかし反応が全く無い。そういえば菅田さんが「朝一番に様子を見て、反応がないからすぐに切り上げた」と言っていたのを思いだした。倒竹下を諦め上流の[虎の穴]前に行ってみる。しかしそこも反応がない。もう一つ上流の崩れ護岸下の小さなワンドの様子も見たがやはり反応がない。こうなったら何処で粘るか悩んだが、やはり倒竹下流が一番可能性が高いと判断した。風もなく流れはゆったりとしていて反応が出ても良さそうなのだけれど出ない。やっと出たやっと反応してくれて2尾目反応は目の前の倒竹の裏側。しかし目の前に倒竹が横たわっていてキャストできない。倒竹にフライを引っ掛ける危険はあるが思い切って倒竹越しにフライを落としてみる。小さな水の動きでフライに水飛沫が上がり、慌てて合わしたけれど空振りで倒竹に引っ掛けてしまった。コイを脅さないようにティペットを切るか外しに行くか悩んだが外す事にする。静かに倒竹に近付きそ〜っとフライを外して元の立ち位置に戻る。それからしばらくは反応が消えてしまった。しかし必ず戻ってくると信じてじっと我慢で回遊を待つ。フライを引っ掛けてから20分ほど経ってやっと反応が再開。ポイントは倒竹の向こう側の岸辺ギリギリ。倒竹の一番枝の少ないところを選んでラインを乗せて対岸にフライを落とす。下流側から頭が現れ開始から1時間20分後にやっと1尾目を釣り上げる事ができた。しかしここでの反応はストップ。ここを諦め上流に移動。[虎の穴]前は少し深いのでパス。その上流の小さなワンド前に行立てばやっと反応してくれて2尾目[虎の穴]前での反応にも対応できるのでそこから様子を見る事にする。しばらくワンドに向かってキャストしていたが見切りの小さな反応しか出ない。下流側をチラチラ見ながらキャストしていると[虎の穴]上流の茂みの前に反応が出た。コイの進行方向は上流に向かっている。そのポイントを見定めて岸から20cm位の処にフライを落として待つ。すぐに反応が出てやっと2尾目。開始から2時間30分後だった。しかしここでの反応はストップしてしまう。このポイントを諦め上流のゴム堰堤を目指して移動。前回と同じポイントに立ち様子を見ると、この低水温の中アカミミがゴム堰堤の上で日向ぼっこをしている。コイの反応はポツポツあるが、活性が低く単発で移動の筋が全く読めない。立ち位置を変え左岸ギリギリからカメの居た堰堤の裏側を狙ってみたが反応してくれずここを諦める。運動公園を横切り新二子橋の下に移動条件が良ければ回遊しているポイント。しかしコイの姿は何処にも見えない。そのまま下って兵庫島横の出っ張り前に行く。岸辺に人が居なければ回遊してくる出っ張りの下流側で1尾反応しているのを見つけたが、数回のキャストで消えてしまう。そのまま下流の様子を見ながら移動するが反応がない。やっと出た反応も流れの中央でフライが届かない。そのまま下って二子橋の下流まで行くか考えてみたが、時間が4時を過ぎていて残り時間が少ない。下流を諦め再びすぐ上流の出っ張りのところに戻って見る。出っ張りの下流は巻き返しになっているので、下流側からサーチしてみるとすぐ目の前で頭が水面に現れた。頭は流れに載って巻き返しを進み出っ張りの巻き返しの中心に行ってしまう。立ち位置のまま上流に向かってキャストし流れに乗せてフライを送条件が良ければ回遊しているポイントり込む。しかし反応してくれない。そればかりでなく、出ていた反応が消えてしまう。何処に居るのかキョロキョロしていると出っ張りの先端近くで反応が出た。それに向かってキャストし、手元のラインを少し送り出す。ラインが流れに載って流れ始めるのと同時にフライのところに頭が出てきて一気に喰い付いてくれた。このポイントは今まで期待しながら全く釣果の無かったところで、やっと釣り上げる事ができた。取り込みの最中も幾つか反応があり、期待して次を狙ってキャストしたが反応はそれっきりで消えてしまう。あんなに居たのにいったい何処に行ってしまったのだろう。日没まで粘ってみたが反応が再開する事はなかった



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