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新作の確認で開成へ行きました(2010/1/9)テストは好調だった
1月9日、前回、前々回にテストしていた[BF Veatical Pupa]の改良版の[Floating Nymph ]をテストするために開成に行きました。6時に家を出て到着したのは7時過ぎで、一日券を購入してタックルを準備し開始したのは7時半。ポイントはお気に入りの 3rd pond の流れ出し付近。後ろの木立の隙間を選んでキャスト開始。今回の[Floating Nymph]は従来よりもフローターを太くしてシャンクの上半分に取り付け、全体が垂直に浮くように仕上げたもの。テストなので色は[Camel]/[Brown]垂直浮きに魅力があるのかな?/[Dark Olive]の3色のみ。フックサイズは丈夫さを重視して[TMC 100SP-BL]の#12。ボディーを[Crystal Dub]とピーコック出仕上げ、3.5mmのフローターを取り付け、[パートリッジ]をレッグのイメージに使う。シャンクの半分のフローターだけでは浮力が弱いので、トップに余りを出して浮力を稼ぐ。釣り始めは[Camel]から始める。しかし魚の反応があまり良くない。風は無く日差しも暖かく条件としてはいいはずなのだが・・と考えながらキャストを繰り返す。やっと出た。最初の1尾は大型とは言えないまでもまずまずのサイズ。今回は目的が二つある。一つは新作のテストだがもう一つは、次週に行われるはずの[コイ釣り仲間の新年会]用に燻製を作る事。その為の材料の調達だから大型にはこだわらないで、朝日に照らされたクラブハウス中型の数を揃える事。いつもの釣り始めは「これは大きくない!」とリリースしていたが、最後に必ず「小さいけれどこれでもいいか。数の内だから」と小型をキープする事になっていた。だから今回はそれをなしにして「中型はキープする」ことにする。結果的にこれが正解で、最初のこの47cmが一番大きかった。新作のテストは快調で良かったが少しずつ反応が鈍くなっていく。次はカラーを[Brown]に変える。これもいい反応があり大型の手応えがあったが一気に走られてラインブレイク。後ろの枝に幾度が引っ掛けていたのでその時傷付いたのだろう。大型の手応えだっただけにちょっと悔しい。新作のテストは納得できるものだったので、今度は数を稼ぐためにお気に入りの[P-chan]にする。こちらもカラーテストを快調なペースでテーマにしていたから、順番に試していく。まず最初は一番安定している[Camel]で期待通りの反応。次は少し色の暗い[Brown]でこれも問題ない。今まで余り試していなかった[Dark Green]に取り替えてみると反応は少し少ない。それでも結果が出たので次は[Orange]に変える。[Orange]はそれまでの色に比べて反応の数は多いがヒットしない。フライに「
喰い付く」と言うよりも「じゃれつく」という感じで遊ばれている。なんとか釣り上げる事はできたが反応の割に釣れなくてちょっと不満が残る。次は[Dark Olive]。最初は反応が鈍かったがだんだん反応が良くなり[Camel]と同じかそれ以上の反応が出た。その頃に開成のスタッフの大輪さんが巡回して来られた。ちょうどヒットしたところで、キープしようかリリースしようか悩んでいたら「スティールヘッドですね」「おいしいですか?」「おいしいですよ」と聞いてキープする。その時、開成でFloating Eggも結果が出た一番気になる[後ろの木]の話をすると「そうなんですよ。もう少し離れていたらいいのですが」とのことだった。開成の 3rd pond は特に水辺と樹木の間が狭くてフライのロスが多い。樹木の葉が茂っている時は、葉っぱに刺さるので引っ張ると外れる事が多いのだが、葉のないこの時期は枝に巻き付いてしまい外れない。低い位置なら外せるが、高い場所に絡むと切るしかない。奥山さんは「ロールキャストでやればいい」と言っているが私はシューティングヘッドなのでちょっと難しい。木の間の隙間を選んでキャストするようにしているが、水面の反応を見て急にキャストの向きを変えた時に限って引っ掛けてしまう。そんな悔しい事を繰り返しながらテストは続く。[P-chan]でのテストが一段落したところで今度は[Floating Egg]を試す。[Floating Egg]と言っても、これはコイ用の[Chubby Flat]をFloating Eggも結果が出たマス用に小さくしたただけのもの。カラーは、[Camel]と[Orange]を作っておいたが[Orange]の様子があまり良くないので[Camel]だけ試す。こちらもまずまずの反応で数尾釣り上げる。その後 1st pond に移動してみると、以前に比べ水色がクリアーで、水中の魚が良く見える。良く見えるが反応は今一でキープサイズが釣れない。[Floating Nymph]で幾つか釣り上げたところで始めの 3rd pond に戻りキープサイズを3尾追加したところで日没終了。キープは制限の10尾ちょうどでクーラーに納めて終了となる。帰宅後、前夜に作っておいたソミュール液に漬け込み燻製作りの開始。サイズは幅広の40cmオーバーを10尾揃える事が出来たので、燻製の出来上がりが楽しみです。




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