浅川の記録更新(79cm)
(2010/2/20)
2月20日、風も弱く暖かい日差しの中いつもの様に浅川へ行きました。ポイントはこのところ余り調子のよくない[東豊田用水下流]。釣り場に着いてみると意外に流れの中にコイの姿が幾つも見える。そのコイ達を脅さないように水辺から少し離れてお気に入りの沈みテトラの上流に行く。静かに斜面を降りてポイントの上流へ。いつもと同じようにテトラ前をサーチすると対岸近くで元気な反応が出る。反応の上流部にフライを落として移動を待つとすぐに喰い付いて来た。開始直後の反応に今日の釣果を期待しながら寄せに入るが、テトラの向こう側に沈み込んで下流側に逃げる。テトラに絡まないように、数歩前に進んでロッドを差し出すがすぐに外れてしまう。反応は一時的にストップするが焦らずに回復を待つと、すぐに次がヒットした。今度は慎重に誘導していたが今度は交換したばかりのティペットの上部のループ
to ループの結び目からラインブレイク。連続バラしはやはりきつい。しかも、その次も走られて外されてしまう。やっと1尾目が釣れたのは開始から30分後。また反応が止まり、やっと回復したと思ったらまたしてもラインブレイク。しかも反応がストップして待ちモード。コイの姿は幾つも見えるし、群れで何度も回遊してくるのに水面は全く無視してしまう。2尾目は1尾目から45分も掛かってしまう。その上反応
は完全にストップしてしまう。こうなったら粘っても望はない。ここを諦め下流に移動。平山橋をくぐり[旭が丘排水出口]のプールへ行く。流れ込みからポイントの様子を見ていると、左側のテトラの前に二つの口が現れた。その一つは凄くに大きくてゆっくり水面の餌を吸い込んでいる。距離は10mもないので静かに移動して足元に枯草のないところを探す。ゆっくりラインを引き出し口に向かってキャストすると、上手く口の20cm横に静かに着水。そのまま待ちに入るとコイは向きを変えフライに向かって来た。大きな口を開けて喰い付きあっさりヒット。口は大きいがすんなり寄ってくるのでそれ程大きいと思っていなかったが目の前まで来たらその大きさに驚いた。しかしすんなりネットインまでいかない。足場のいい右に位置を変え寄せようとするが左右に逃げ回り寄って来ない。じっくり粘って取り込んで見るとこれが太目の大物。サイズを測ると79cmで浅川での記録を更新。あいにくハカリは新しいのをまだ購入してないので重量は判らないが、かなり重い。胴回りを測ってみると60cmあった。付近に人が居たら記念写真を撮ってもらいたかったが誰も居ないので大きさがよく判らない写真になってしまった。このポイント、いつも1尾釣り上げるとそれまであった反応が全部止まってしまうのだがもう1尾釣り上げたくてしばらく粘って様子を見た。しかし反応は復活せず床固下に移動。昼に着いた時、竿を持った若者が岸辺にいたので少し心配しながら流れに入り様子を見るが予想通り反応が少ない。床固下のプールで1尾、下流の遠目に流してもう1尾追加したところでストップ。左岸の工事用盛り土のダンプ道に沿って下りながら反応を探したが釣果無し。ダンプ道を越えて下流に移動する。前回、工事が始まった頃に来た時は以前のポイントの面影が残っていたが、今回は様子が全く変わっている。工事で右岸に寄せられた流れは、流れて来た砂利によって出来た浅瀬から幾筋もの流れになって別れている。メインの流れは、中央から浅いが広いプールに流れ込み、一番右の流れはそのまま下流に向かっている。狙いのポイントは左岸沿いのテトラ前で、右岸からの細い流れ込みと工事現場からの排水がホースから吐き出し水が合流している。その直ぐ下流のテトラ前で反応を見つける。しかし、手前に巻き返しがありコイの上流に落としたフライは手前のラインが巻き返しに引っ張られて下流に流れて行かない。あちこち立ち位置を変えて、流れに半分は入り込んだところが一番いい事を見つける。そこからキャストして連続で2尾ゲット。そのままテトラ沿いに移動しながらもう1尾追加。しかし流れが遅く、少しイライラしながらも丹念に探りながら下ったが追加できない。時間は5時過ぎだが日没までもう少し時間がある。床固周辺をもう一度探ろうと戻り掛けた時、右側の浅いプールへの流れ込み左側から幾つものコイが逃げだして行った。「ここに居るのなら反対側にも居るかな?」と流れ出しの右側の様子を見る。浅く広がった流れ出しの先のプールの中央を回遊しながら反応するのを見つけ、移動筋の前方にフライを落としてやっと9尾目。反応は時折出るがランダムで進行方向が掴みきれずそれ以上は追加できなかった。床固下での2尾目が71cmあり、この日は70オーバーを2尾釣る事が出来、その1尾は記録更新の大物。数は出なかったが大物が釣れたのでひとまず大漁とする(笑) |
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