久しぶりに兵庫橋上で[つ抜け]の13尾!
(2010/3/22)
3月22日、マス釣り、マルタ釣り。そしてコイ釣りと二日間で3目を釣り3連休の締めはやはりコイ釣り。前日と同じ兵庫橋上に出掛ける。しかし前日に比べて気温が低く、またしても冬用のダウンを着込んでの出漁となる。ポイントの透明度は回復しているが風が強い。しかも前日とは逆で下流から吹いている。下流からの風は上流からに比べて流れによるドラッグの掛かりを押さえてくれるのでいいのだが、強すぎるとはやり厳しい。水温は前日に
12度あったものが一気に下がり7度しかなくて、水中のコイの動きも心なしか鈍そうに見える。それでも期待してお気に入りのポイントに入り込む。コイの姿はあちこちに見えるのだが水面に反応していない。対岸の前日と同じポイントにフライを落とすと上流から回遊してくるのだがフライの下を素通りして行ってしまう。それでも幾つも目の前を回遊してくるのでその動きに合わせてロッドを振り続けたがなかなか釣れない。それどころか前日同様アカミミガメを連続で引っ掛けてしまう。開始から40分後、やっと1尾目を釣り上げる事ができた。しかしなかなか後が続かない。やっとヒットしたと思うとスレ掛かりで、途中で外れてしまう。2尾目は20分後。ポイントは前日と同じ対岸の窪みの岸際。しかしその頃から、目の前を回遊していたコイの姿が無くなってしまう。対岸のフライから目を離し上流側を探し、フライに目を戻すと波紋が広がっている。そんな事を繰り返しながらも3尾目も20分後に釣れた。しかし回遊そのものが無くなってしまい[このままだと何処に行こうか。風が強いから本流も期待できないし]と悩んでいた。とりあえず[風は下流からだから、水面のゴミはあそこに集まるはず]とすぐ上流の護岸の切れ目下の小さなワンドの様子を見る。ワンドの部分は水面が穏やかで、よく見ているとその窪みの一番奥でコイが動いている波紋が出た。「居る居る」と喜んでキャスト開始。上流側の草のすぐ横にフライを落としたいがフライが引っ掛かる可能性があるので少し下流側に落とし、コイが下流に回ってくるのを待つ。少し待っているとフライに向かって頭が現れ、移動後それ程時間を掛けずに4尾目が釣れた。それからが最近の二子ではほとんど無かった入れ喰い状態の始まりです。5尾目は7分後で6尾目は15分後。2時前から始まった入れ喰いはコンスタントなペースで続き40分で5尾。その後反応は少なくなってきたが、ヒットは4時までに6回ありその内3尾は途中でバラしてしまうが何とか3尾を取り込む事が出来た。そんな中で10尾目に釣れたコイは、まるで金魚のような体型をしていました(トップの写真)。「ひょっとして金魚が大きくなるとこんな体型になるのかな?」等と考えながら、二子では久しぶりの
11尾であっさり[つ抜け]になっていた。けれど、いくら反応が良いと言っても、同じポイントで釣れ続くには限界がある。しかし本流へ行く気はないし、マルタは前日思いっきり釣っているのでマルタに行く気もない。とりあえずポイントを休めるつもりで上流のゴム堰堤に行ってみる。透明度がいいのでコイの姿は良く見えるが左岸のゴム堰堤の裏側に集まっていて動きがない。上流側からゴム堰堤越しに様子を見に行くと、コイは意外にぐるぐるとポイントを動き回っていたが水面にはほとんど反応しない。たまに反応しても単発のライズで、すぐに移動してしまう。単発でも反応しているから[その内フライに出てくるかな?]とゴム延滞の裏側にフライを落として待ってみたが反応無し。ここを諦めて爆釣ポイントに戻る。風が少し弱くなっていたためそれまで掛からなかったドラッグが掛かり始め対岸ギリギリでフライが安定している時間が短くなってしまう。その為に回遊してきたコイがフライを見つけた時にはドラッグが掛かり始めていて、水面に小さな波紋を残して見切って行く。それでも下流のポイントよりは反応が良さそうなので粘ってしまう。ドラッグが掛かり始める前にピックアップして、こまめにキャストを繰り返しやっと釣り上げた12尾目は72cmで、前日の70cmより大型だった。その後1尾追加して合計13尾取り込んだが後が続かず終了直前に掛けたコイは惜しくも途中でバラしてしまう。風が強かったが久しぶりの好釣果に気分のいい一日でした。 |