高幡橋の下に行ってみたが・・
(2010/5/15)
5月15日、いつものお気に入りがだんだん渋くなっているので新規開拓を目指して浅川へ行きました。とりあえず今回は高幡橋下のプール。上流側が2年連続で護岸の改修工事があり、下流の様子が気になっていたのでその確認も兼ねて行きました。国交省の水位計の下をくぐりプール入り口へ。しかし以前に比べて流れ込みが後退ししている。しかも全体に浅い。とりあえず流れ込みから様子を見ると、ポツポツ反応がある。右岸側の速い流れを避けて左岸寄りの流れの境目を重点的に様子を見る。流れ込みから直ぐの川底の段差部分に活性のいい反応がある。上流からフライを送り込み直ぐに1尾目をヒット。しかし小型で50cmしかない。リリース後再び様子を見るが1尾目を釣り上げる前に見えた中流部の反応は消えていて、出るのは最下流部だけ。ポイントの確認のため、以前は深かった右岸側の護岸前に行ってみたが、岸沿いに沈められたテトラ帯も砂利で埋まっていて浅くなっている。反応は右岸沿いの流芯の下流部にあるだけで、そこに向かって40ヤード以上流してやっと2尾目。取り込んで採寸しようとしてして口元に糸が絡んでいるのに気付いた。よく見ると、口から鰓に繋がり輪っかに結ばれている。しかも口元は皮膚に食い込んでいるのでかなり以前に結ばれたようだった。糸を切ってリリースし、少し間をおいて2尾連続で釣り上げる事ができたが4尾共細くて痩せていた。オスなのか産卵後に細くなったメスなのかはわからないが全部スマートだった。その後3時近くまで粘り2尾掛けたが、途中でバラしてしまい反応もなくなってしまう。下流は水辺に多くの人が居て、釣りになるのはかなり下流まで行かないといけないようなのでここを諦めて一番橋に行く事にする。護岸に上がってバイクに戻る時、遊歩道の横に[ヤセウツボ]が咲いているのを見つけた。以前、二子でも咲いていたが、ここのは一回り大きかった。写真を撮り終わって流れをみるとかなりの数のコイが下流から流れ込みに集まってくるところだった。これだけの数があのポイントにいたとは信じられないくらいの数なので、水面への反応が鈍かったのは何故だろう。もう少し反応しても良かったはずなのだが・・等と考えながらバイクに戻り一番橋へ行く。餌釣りが居るか心配だったが、右岸は無人で一安心。流れは下流の上田用水の取り入れ土手が半壊していて水位は平水に戻っている。とりあえずいつもの様に上流から様子を見たが反応がほとんどない。護岸を登って流れを眺めるがコイの数が少ない。全員が産卵に出張しているのではないかと思いたくなるくらい少ないのだ。そんな数少ないコイの中から水面に反応してくれるのを見つけ出し、1時間半掛かって5尾ヒットし何とか3尾釣り上げたが、1尾を途中でバラし、もう1尾は下流の流れ出しに逃げ込まれてラインブレイクしてしまう。コイの姿も反応もなくなったのでここを諦め流れ出しから下流に下る。流れを渡って中州に行き、流れ出しの巻き返しの様子を見る。前回は反応があったがこの日は何故か反応がない。おかしいと思いながら様子を見ていると、巻き返しの先の速い瀬の中で反応があった。流れ込みからフライを送り込んだために口の出ているところまでフライが流れて行かず、巻き返しの中に入り込んでしまう。立ち位置を流れの中に変えてラインを送り込みやっと8尾目を釣り上げる事ができた。数尾の反応があったが釣り上げる事ができたのは1尾だけ。その下流を眺めていると、流れが2つに分かれているところの左側の流れの中で反応が見えた。この流れは下流でほんの僅かのな流れ出しがあるだけなのでゆっくり流れている。僅かな流れ込みの筋を見つけてラインを載せてフライを送り込み2尾追加したが、その間に2尾バラしている。コイの数が少なく6時を過ぎた時にやっと10尾に辿り着いた。残りは1時間程しかなく、僅かな期待で[浅川北第五排水出口]に行ったみたが水量が少なくコイは水路から出て来ない。そのまま本流に行き、排水からの流れ出しの様子を見ると、かなりの数が集まっていた。上流から一番近いコイに目標を定めて目の前にフライを落とし、直ぐにヒット。場を荒らさないように上流に誘導して取り込む。同じ所に残っていたコイをヒットしたがまたしても途中でバラしてしまい、ポイントのコイは全て下流に行ってしまう。下流に移動して左岸前の緩い流れの中から1尾追加。その後、その下流でもう1尾追加したところで日没終了。13尾釣り上げたがバラしが6尾でブレイクが1尾。相変わらず途中でのバラしが多いが、それにしても今日のどのポイントでもコイはみんなスマートだった。 |