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橋の上から大きいのを選んでみたら76cm! (2010/5/23)オデブの76cmと平均サイズを並べてみました
5月23日、土曜日は友人の個展を見に行ったので釣りには行けませんでした。日曜日は小雨の降る中いつもの二子に。出掛ける前に[多摩川ライブ情報]から水位の変化を眺め、雨の影響はほとんど無い事を確認した。いつもの兵庫橋に着いてみると流れはいつも通りの濁り。最近あまり調子が良くないのでとりあえず橋の下流の様子を橋の上から眺めてみた。濁りのある流れの中に右岸沿いに幾つかコイの浮いているのが見えた。急いでタックルを準備して橋の横から下流に向けてキャストしてみたが、岸辺に集まっていたけれど・・足場が高くキャスト直後に竿先かのラインが足元に垂れ下がり先端のフライを引っ張ってしまい、フライのところにいたコイは驚いて流芯に逃げて行ってしまった。コイが見えなくなったので、上流側のいつものポイントに移動。雨のために岸辺に人が訪れる事がないためにコイが沢山岸辺に集まっていた。しかし全てのコイは岸辺の底餌狙いで水面を流れるフライには全く反応してくれない。しかも一投ごとに少しずつ流芯に消えて行き、いつの間にか姿が見えなくなってしまう。岸辺を諦めお気に入りの倒竹前に立ち込む。しかしコイの姿が全く見えない。いつもなら少ないと言っても必ず対岸前で反応しているのだが。40分粘っても反応が現れないのでここを諦め移動を決める。どこに行くか悩みながら兵庫橋の袂に来た時「ひょっとして戻っているかな?」と橋の下流側に行ってみた。居た居た!今度は流れの中央辺りで姿は見えるのだが反応が鈍い水面に反応している。竿先の垂れ下がる分も考慮してラインを多めに引き出しキャスト。コイはすぐに反応してくれて気持ちのいい1尾目。しかしここはこの1尾でおしまい。そのまま本流に向かう。二子橋の上流で左岸の様子を見たが反応がない。左岸を上流に向かい、新二子橋下のテトラ帯の様子を見る。テトラの下流側に幾つかコイの姿は見えたが底近くに沈んだままで水面への興味を示さない。そのまま上流のマルタポイントまで行く。しかし何処もコイの姿はなく何処に行くか悩んでしまった。上流の広い[F-2]に行くか対岸の[F-3]を下るか悩んだが、とりあえず対岸に見える平瀬川の合流点に行ってみる。多摩川側からの流れの下流の様子を見ると幾つか反応があったが流れの筋が複雑でフライがコイの所に流れて行かない。流れの様子を見るために橋の下を回り込んでやっと取り込めた合流点に架かっている橋に登ってみる。平瀬川からの流れは少し濁りがあり、橋桁裏には幾つか浮いていた。しかし、濁りのため直ぐに姿が見えなくなってしまう。橋の反対側の様子を見ると左岸には小さな巻き返しがあり多摩川からの流れなので、他の所よりも水中の様子が良く見える。そこに数尾のコイの姿が見え、橋の上からフライを垂らせば釣れそうな感じ。ラインを引き出し一番大きいコイの前方にフライを落とすが狙ったコイは水中に潜ってしまう。残っているのはどれも小型でどれにするか物色していると、かなり大きいのが橋の下からやって来た。それの前にフライを落とし様子を見ていると素直に吸い込んでくれた。大きく合わせてヒットを確認してから焦った。取り込みの事は全く考えていな今までこんなに太いのは出会った事がないかったのだ。それでも「とにかく水辺まで行かないと取り込めない」と言う事でラインを延ばしながら橋の手すりの切れ目から平瀬川の上流側に降りる。コイは多摩川の方に逃げているので橋の下をくぐってコイの後を追う。浅い場所を選んで流れに入り、取り込めそうな緩い流れを探すが見あたらない。とりあえず底のテトラ帯から出さないと、ブレイクの可能性がある。何とか浅場に寄せやっと取り込む事が出来たが、その太さに驚いた。大きい事はわかっていたがここまで太目だったとは。ハカリは壊れてから次を購入してないので重量はわからないが。多分10kgは越えていると思う。大型が釣れて気分良くそのまま右岸を下流に下る。しかし平瀬川からの濁った流れが右岸沿いに流れ、水中の様子がよくわからない。新二子橋の下奥から浮いたまま出口までやって来るを通過して護岸にある下水の出口前にやってきた。静かに出口を覗き込むと数尾のコイが下水の出口を出入りしている。横から真下にフライを落とし、出口の前で待っていると、奥からやって来てフライに喰い付く。ここで2尾釣り上げたがいずれも小型。と言うより先程のが大きすぎたのだが‥。ここから流れを渡り中州の東京側へ移動。前回幾つかコイの姿を確認していたので慎重に流れに入る。コイの姿は幾つも在ったがなかなか喰い付せる事が出来ない。少しずつ下流に下りながらやっと喰い付いてくれたのは74cmの大型。しかし先の76cmに比べると小さく思えた。その頃、前回の平水時に見えていた岸辺が水没しているので、水位が上がっている事に気付いた。このまま水位が上がり続けると早めに東京側に渡渉浅場に集まって居るコイは底餌狙いしないと渡れなくなると思い、急いで二子橋上の渡渉ポイントに行く。しかし水位は思っていた以上に上がっていて、橋桁周りの水没具合から20cmは越えていて渡渉は難しい。その橋桁周りの水没した浅場にコイの姿が幾つも見られたので帰りは橋を渡る事にして釣りを続行。橋桁の横で1尾釣り上げたが、集まって居るコイはほとんどが底餌狙いで水面への興味がない。BBQのゴミの散乱する中、周辺を探ってみたが、水面に興味のあるコイが見つからなくて諦める。二子橋を渡って東京側に帰りながら橋の上から下を眺め、幾つかコイの姿を確認する。東京側に戻って兵庫橋を渡ったところで、もう一度橋の下流の様子を見ると、ここも水位が少し上がっていた。水位が上がるとコイの集まってくるポイントが出来る。それは兵庫橋浅場に集まって居るコイは底餌狙いの直ぐ下流にある兵庫島公園の池からのオーバーフローが流れ出す水路で、水位が上がるとその出口前にコイが集まってくる。静かに出口を覗き込み「居る居る」と喜ぶ。またしてもラインを垂直に垂らしてコイの頭の前にフライを落として一番大きいのを狙う。フライがコイの口に入ったのを確認して合わせたが、すっぽ抜けてしまう。次に狙ったのは2番目に大きい奴だったが、釣り上げてみると60cmでちょっと不満なサイズ。それでここのコイは全て消えてしまう。そのまま本流に行き、二子橋に向かって様子を見たが反応はない。いつも最後に行くお気に入りに行くと幾つか反応がある。期待してキャストを繰り返したが追加する事は出来なかった。広範囲に歩き回り、各ポイントで1〜2尾の釣果で合計7尾。45cmの小型も混ざったが、70オーバーが2尾も釣れて満足な一日でした。



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