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好釣果を期待したのだが・・ (2010/6/12)好釣果を期待したのだが
6月12日、先週訪れた高幡橋下に、今週も様子を見に行ってきました。先週と同じように国交省の水位計のところから流れに入り上流から様子を見る。コイの反応を待っている間に左岸の遠くにアオサギらしい姿を見つけた。左岸に上がり静かにデジカメを取り出し目一杯のズームにして見る。液晶を覗くと遠くのアオサギの姿が大きく映ってはいるが、手ブレでピントが定まらない。とりあえずロッドを地面に立ててそれにデジカメを押し当ててカメラの安定を図る。液晶の中にア手ブレを押さえて目一杯ズームでオサギを探しシャッターを押す。プレビューで一応写っているのを確認して再び撮影モードにし液晶の中のアオサギの姿を探すがなかなか見つからない。「おかしいな〜」とデジカメから目を離して前方を見ると、先程まで居たはずのところに何も居ない。その後方に飛んでいくアオサギの姿が見えた。目一杯ズームでどうすればきれいに撮せるか、色々テストしたかったのだが・・。仕方なく流れに戻りコイの反応を探す。反応は右岸前の流芯周りと左岸側の浅場に幾つかあり、どちらを狙うか考えるが、とりあえず流れの早い右岸側を選びラインを送り出す。しかしコイの動きが速く、フライがコイの居たところに着いた時にはそこにはもう居なくなっている。どこで反応しているか探すと左岸前に反応が出る。慌ててラインを手繰りコイの前方にキャストするが、それまで上流に向かっていた動きは止まる。そして再び右側の先週はあんなに居たのに・・流れの先で反応が出る。「こっちか」と言う事で再び右側を流すがフライがそこに行く前に反応は消えてしまう。反応は流していた筋の下流40ヤード辺りに出たので、そのまま流し続けたがフライがそこに着く直前にコイは引き波を立てながら左に移動して行く。左に行った反応はゆっくり上流に向かっているので「左側でじっくり待つしかないな」と左の緩い流れにラインを落として回遊を待つ。コイの筋に合わせて少しラインを手繰りながら開始から40分後、やっと1尾目を釣る事ができた。しかしポツポツ見えていた反応はどんどん少なくなり最後には何処にも出なくなってしまう。今回は、先週良かった用水土手の横での反応を期待していたので、上流部での反応のストップもそれほど気にならない。「反応が止まったのなら・・」と狙いの用水土手に移動。低い土手から流れを見るがコイの姿は全く見えない。風は下流から上流に浅瀬に石の点在するポイント向かって吹いていて、水面のゴミは対岸前をゆっくり上流に向かって流れている。そのゴミの流れる筋を1尾が上流から反応しながら移動しているのを見つけたので、前方3m位の所にフライを落とす。規則的に水面に反応しながらやって来て、次はフライだ!と心の準備をしていたら、水面に頭を出しながらフライの直前でピタッと止まり、一呼吸おいて小さな水しぶきと一緒に水中に消える。辺りを眺め水面近くを移動している姿を探し、その前方にフライを落とすが幾度も見切られ1尾目から40分後にやっと2尾目。その直後に3尾目を釣る事ができたが、そこで回遊はストップ。コイの数が少ないのは何が原因なのか判らないまま時間が過ぎていく。しばらく粘ってみたが回遊して来ないので諦めて下流の左の流れに行く。前回ここは元気な反応があり数尾は釣れそうだと期待した。流れ込みから様子を見ると前回同様に石だと思っていたらそれらは全てコンクリート元気な反応がある。ポイント下流部には幾つも石が水面に出ていて、その石の横から下流側が一番反応がいい。移動後30分で2尾連続で釣り上げた後、石の向こう側でヒットしたコイは石の裏に回り込んで動かなくなる。無理に引けばブレイクするので動き出すまで我慢する。立ち位置を少し変えて様子を見ていると、石から少し離れてくれたので再びファイト開始。石の間から手前に誘導してもう少しで取り込めるところまで寄せた時、向きを変えようとちょっと引っ張った途端にラインブレイク。石の裏に回り込んだ時に擦ってしまったようだ。コイの反応は途切れることなく続いているので気を取り直してキャスト。またしても石の後ろ側でヒットしたが今度は素直にて前に寄って来る。これを取り込んで6尾目。しばらく粘って次を型は全て小さく最大でも58cmしかない25分後にヒットしたがこれは途中で外れてしまう。その30分後に7尾目を釣り上げたがここでの反応はそれでおしまい。用水取り入れポイントが不調なので直ぐ下流にある床固の下流に行ってみる。右岸側は水辺まで簡単に歩けるのだが左岸は草が生い茂り人の近づける場所ではない。流れの様子も良さそうだったのだがコイの気配は全く無い。右岸を見ると、先週来ていたフライマンが斜面で休息している。そこに行って挨拶をし「どうでした?」と聞くと「今日はコイが居ない」とのこと。「私の時もいませんでした。先週はあんなに居たのに。2時間粘って2尾です」「私も4時から2尾です」とのこと。しばらくお話をしている間に時刻は6時半を回っていたので「コイは集まって居るかな?」と再び用水土手に行く。コイの姿はほとんど見られなかったが再開直後に何とか1尾追加できた。しかし後は見切るスレたコイばかり。日没間近に土手の後ろ側の流芯の様子を見ると目の前の思わぬ浅場で水しぶきを上げて喰い付いて来て幸運な1尾。結局この1尾が9尾目で日没終了。先週の様子からかなり期待して出掛けたのだが10尾に届かない釣果にガッカリ。来週は何処に行こうかな・・。


アオサギ


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