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開始早々に3尾も途中バラしで・・ (2010/6/27)新二子橋上流のいつもああまりコイの居ないところで
6月27日、前日の好釣果に気分良くいつもの様に二子に行きました。ポイントはいつもの兵庫橋上。先週予想したとおり下流の出口が削られて水位は平水状態に戻っていた。しかし流れの透明度はそれ程でもなく30〜40cm程度しか見えない。気おしべでタックルを準備しながら眺めていると、すぐ目の前を回遊しながら水面に興味を示したいるコイが見えた。ロッドを振ってラインを延ばしていても驚く気配はない。こうなったら狙いたくなるのが人情で、進行方向にフライを落として浅場に来ていたコイみる。コイはフライに興味を示しすぐに向きを変えて近付いてくる。しかし、フライの直前まで来ると「あっ、偽物だ!」と言わんばかりにそっぽを向いてしまう。幾度もフライを落としてみるが初めのうちは反応していたのに最後には全く無視してしまう。上流に少し移動して別のコイを狙ってみるがやはりフライの直前で見切ってしまう。何とか目の前で釣り上げたいので40分も粘ってみたが、喰い付いてくれなかった。仕方なく流れに入り対岸の倒竹周りへ。上流から濁り水が流れ込み、このポイントも右半分の緩い流れは底に泥が堆積し泥濘状態なのだが、最近増水していないのでその泥濘エリアが沖に広がっている。ぬかるみの中に立って対岸を狙う。しかし反応がない。久しぶりのポイントでカメの多さを再確認しながら出たところと倒竹の間が狭く・・キャストを繰り返す。しかし、コイの反応がない。やっと目の前の倒竹の端に浮いているコイを発見。コイと上流の倒竹の間は30cmほどしかなくコイの上流に落とすのは難しそうだったが、とりあえずキャストしてみる。フライは運良く倒竹の向こう側に落ちた。しかしフライが見えない。体を下流に傾けるとゆっくり流れ始めたフライが見えた。少し手前に居たコイはすぐにフライに向かって行き口を開けた。「やった」とすかさず合わせると手元に重さが伝わりヒット。開始から1時間後のヒットに一安心。下流を逃げ回るのをなだめながら手前に寄せ、ネットを取り出してもう一息で取り込みと言うところまで来たのに、ロッドをほんの僅か立てた瞬間に外れてしまう。「あ〜ぁ、やっちゃった」とガックリ。それでも気を取り直して3尾もヒットして1尾を何とか取り込んだ回遊を捜すが全く姿が見えない。仕方なく少し上流の護岸の端へ移動。対岸は土が剥き出しになっていてギリギリを回遊してくるコイの目の前を狙う事が出来る。フライを岸辺ギリギリに落として回遊を待つが反応は全然ない。それでも絶対に回遊してくると信じて待つ。対岸にくっつく様に落としたフライに向かってコイの頭が現れたので大きく合わせる。移動から20分でヒット。先に1尾バラしているので「またバラすとヤバイ」と思いながら慎重にやり取りをする。一度下流に走り、目の前に戻って来て水面に姿が見えた時、別に暴れたわけではないのに外れてしまう。ここ兵庫橋上で2尾連続の途中バラしは本当にきつい。精神的に疲れてしまう。それでも回遊してくると信じて同じポイントで待ち続ける。今度も対岸ギリギリに落として待っていると、今度は水しぶきを上げてフライに反応した。よそ見をしていて今まで回遊のなかったところで喰い付くところを見ていなかったが水音で反射的に合わせるとヒット。しかし今度は走り方の具合からスレ掛かりの気配。慎重にやり取りをしながら「もうすぐ水面に浮いてくるぞ」と思った瞬間に外れてしまう。開始から1時間半で途中バラしが3回。しかも最近反応の弱い兵庫橋上。こうなったらもう1尾釣り上げるまでは移動しない、と意地になって同じポイントで粘る。3尾目のバラシから20分後にやっと待望の1尾目が釣れた。同じ所でもう少し反応が続くかとしばらく粘ってみたが反応は出ずここを諦める。上流のゴム堰堤に行くため新二子橋の下をくぐりった時、岸辺の石垣のすぐ横にコイが浮いているのを見つけた。最近はそこにコイの居る事は無くいつも素通りしているところ。すぐ目の前にいるコイに向かって小魚が石垣に集まっていたフライを落としてみたらフライに向かって来る。「いいぞ〜、そのまま一気に」と思っていたらフライに向かって口を開け2度ばかりパクパクやって去って行く。きれいに見切られてしまった。しかしコイは岸から離れた所を回遊して水面に反応し続けている。その内もう1尾現れて同じように水面に反応し始めた。初めのコイは幾度もフライを見切る。そこで後から現れた方にポイントを絞ってキャストを続ける。一度下流に移動してそこから上流に向かい始めた時(写真:上)進路に上手くフライを落とせた。 ラインを送り出しながら待っていると迷わずフライを吸い込んでくれて2尾目。その後ゴム堰堤に行ってみたがコイの反応はない。そのまま本流へ移動。新二子橋下で上流へ行くか下流へ行くか悩んだが、前回の下流の続きを確認アユ師が歩き回っていたのだろう、反応がないするために下流に向かう。岸際の様子を見ながら兵庫島横の出っ張りに行く。下流の様子を見るが反応はない。足元を見ると出っ張りの下流側の石垣のところに小魚が集まって石を突いている。多分オイカワの幼魚だろう。小魚を眺めた後反応のない兵庫島横を通過して二子橋の下をくぐり下るがやはり反応がない。兵庫橋からの流れが合流するところの下流を期待したが反応無し。どうもアユ師が歩き回った後のようで岸辺に足跡が幾つも付いている。そのまま下ってF-6との分岐点まで行き、右のF-6への流れの途中まで行ったが、反応の割に水面には出て来ないでそれより下流を諦める。しばらく行ってなかった左のF-7に向かって下る。以前のここの流れは下流のF-7に向かう水路のような物だったが両岸に草が生い茂りゆったり流れて二子らしからぬ景色いて、下流には第三京浜が見え二子とは思えないような景色が広がっていた。ポイントへの流れ込みは左岸寄りで流れは緩やかに右岸側に移行していて、左岸前は緩い流れは下流まで続いている。その緩い流れで幾つも反応があったがフライの到着前に下流に移動したのか反応しない。ポイントの終段にさしかかったとき左から飛び出してきて一気にフライに飛びついて、合わせる余裕もなく向こう合わせのラッキーな1尾。結局1時前から初めて7時過ぎまで河原をうろつきやっと3尾の釣果に少しガックリ。しかし最後のポイントはこれから少し期待出来そうなのが唯一の慰めになった。




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