Top-Image

line

10尾目を見つけて焦って振ったらロッドが・・ (2010/7/4)後ろの草に引っ掛けてロッドが・・
7月4日、土曜日はワールドカップとウインブルドンの観戦疲れで出漁を断念し休養日にしてしまいました。日曜日、気力が回復し二子に出漁。ポイントはいつもの兵庫橋上からスタート。流れは先週と変わらず水位は安定していたし濁りもそれ程ひどくない。と言っても透明度は30cm程度で回遊してくるコイの姿はほとんど見えない。岸部近くには回遊してくる姿がないので、とりあえず倒竹前に立ち込む。お気に入りの[虎の穴]の奥は先週から細い竹が1本倒れいて狙う事が開始早々の1尾に気分が落ち着く出来ない。[虎の穴]横の倒竹の上流側と下流側を同時に狙える場所に立つ。下流側に反応が見られないので上流側の対岸ギリギリを狙ってみるが反応がない。少し岸から離れた所にフライを落とし水面の反応を探していたら突然上流側から頭が現れ、一気にフライに喰い付いてくれた。開始から15分での1尾目は気分がいい。しかしそれ以後反応がない。対岸ギリギリに波紋が広がったので慌ててピックアップしたら、手前に居たカメを引っ掛けてしまいそのカメの撮影をしている間に反応は消えてしまう。何処に行ったのかキョロキョロしていると後ろから声が掛かり、久しぶりに徳永さんの顔を見る。前日も出漁されていてそれなりの釣果と言う事でしばらくお話をした後、再び倒竹前に入り込む。相変わらず反応の鈍い中、対岸期待通り反応は良いギリギリでヒット。しかし掛かりが浅かったのかしばらく走り回った後はずれてしまう。先週はこのポイントで4尾ヒットしたが1尾しか取り込めてないので、その時のイヤなイメージが浮かんできた。しかし4尾ヒットしたと言う事は反応がそれなりにあるのだからもう少し粘る事にして、上流の護岸の端へ行く。対岸ギリギリにフライを落として回遊を待ちすぐに2尾目がヒット。このコイは小型だったが久しぶりにみる鏡ゴイ(ドイツゴイ)。しかし反応はこの1尾でストップ。下流よりも回遊が多くここを動きたくなかったので、下流側に見える[虎の穴]の上流に遠投して反応を探る。[虎の穴]の奥は倒れた細い竹の周りにゴミが引っかかり、そのゴミの中で反応している。そのコイが上流側に出て来るのを期待して待ってい久しぶりに出会った鏡ゴイると、フライの正面から大きな口が開いて水面に現れゆっくりフライに向かって来る。見切る事もなくそのまま吸い込んでくれて3尾目。しかし下流は反応が続かないので目の前のポイントに集中する。岸から少し離れた所で待っていると反応はするが水飛沫が上がり見切って行く。対岸ギリギリに落として待ち上流側から飛びついてきたがこれも取り込みの途中で外れてしまう。先週は4の1だったが今のところ5の3で少し確率が良くなっている。2尾目をバラしてから10分後、水しぶきと共にヒットした。出方が変則だったので、外れないかドキドキしながら4尾目をゲット。その1尾で目の前での反応は途切れカメばかり目立つ。しかもカメは流れの緩い所に居て水面を素早く移動する。彼等の移動の引き波や水面に下流の[虎の穴]前を狙って遠投頭を出すときに起きる波紋をコイの反応と見誤り「居た!」と喜んでしまう事が度々ある。2匹目のカメを引っ掛けた後、再び下流に向かってキャストして[虎の穴]前で待っていると、カメの反応のような小さな反応がフライに出た。合わせながら「カメでもいいか。話の種になるから」と思っていると途中で急に重くなる。カメだと思い込んでの合わせがコイだったので嬉しくなった5尾目でした。初めは「このポイントでの反応が渋かったら
先週最後の本流のポイントの様子を見よう」と思っていたが、7回のヒットで5尾取り込んでいるから「反応はまずまず」と考えこのポイントで粘る事にする。しかし目の前の反応が消えているので下流の倒竹の間に移動する。時間は5時ちょうど。倒竹の間は[虎の穴]の下流側で水面に下流の倒竹の間も好調だった倒れかかっている倒竹にゴミが引っ掛かり、そのゴミの中で反応したコイが上流に回ってくるのを狙ってフライを落とす。つまり、ゴミの中での反応を見つける事が一番で、次に回遊路を見極めてフライの落とし場所を決める。移動後すぐにゴミの中での反応を見つけ、フライの落とし場所を2度ほど調整して回遊を待ち、これをゲットで6尾目。その後引っ掛けたカメは今回で12回目の出会いになる奴で、フライは前足の根元に引っ掛かっていた。それなのに口からもう1本糸が出ている。よく見ると針付きの糸で、餌釣りの餌に喰い付いたのだろう。フォーセップで外そうとやってみたが、口を固く閉じてしまいなかなか針が掴めない。その内短い糸を掴み損ねて逃げられてしまう。[あの針はなかなか外れないだろうな]と下流の倒竹の間も好調だったちょっと心配。6尾目から30分後にも同じように倒竹の下から出てきたのを釣り上げて7尾目。ちょうどそこに徳永さんが戻ってきた。「どうでしたか?」「本流はなかなか釣れません。最後にゴム堰堤で2尾追加しました」との事。時間はちょうど6時で「少し早いけど切り上げます」と帰って行かれた。その直後から雨が降り始めた。小雨だったのでそのままポイントで釣り続ける。倒竹の間で元気な反応が出たが、徹底的に見切られて喰い付かせる事が出来ない。2尾がポイント中を泳ぎ回り、それが1尾になったところでやっとそれを釣り上げて8尾目。雨が激しくなりポイントでの反応も止まったので「切り上げようかな?」とバイクに戻る。「ん〜、本流の様子をちょっと覗いて見よう」と思いつき、カッパを着込んで本流へ水位が20cm程高くて流れが速い移動。本流の水位は20cmほど上がっているが濁りはない。兵庫島横から二子橋に向かって様子を見ながらゆっくり移動するが反応は全然ない。「そうだ!橋桁の間は水位が上がっているから必ず入り込んで居るはずだ!」と言う事で二子橋の橋桁前に行く。流芯は左岸から2本目の橋桁前で右に大きく曲がり、橋桁の左側は緩い流れが在る。「絶対に入り込んで居る」と信じて様子を見る。雨の中しばらく流れをみていると、二子橋からの雨水が落ちている所で反応が出た。「やはり居た!」と喜んでキャスト。フライの着水と同時に水飛沫が上がりヒット。まるでマスのような反応に少し驚くが掛かり位置が心配になる。無理をせず、コイの動きに合わせてゆっくり寄せて9尾目をゲット。ここまでは良かった。時間は7時前で10尾目が見えたので焦ってしまい・・まだ水面の反応は十分見える。「もう1尾釣ったら久しぶりのツ抜け」と言う事で、同じポイントで様子を見る。5分後、ポイントの少し奥で反応が出た。先程より少し遠いのでラインを引き出し遠投体勢に入る。ラインを引き上げ目標に向かってキャストしたがピックアップが十分でなかったのか後ろの草にフライを引っ掛けてしまう。フライを外しに行けばいいのに早くコイに向かってキャストしたいため、立ち位置のまま外そうとロッドを大きく振った。ラインの手繰りが十分でなかったのでロッドに力が掛かったのはロッドが寝てから。それと同時に小さな音が。そう、イヤなあの音が聞こえた。「パキッ」っと。そうなんです。やってしまいました。人には「引っ掛けたらロッドで外そうとしない事」と言っているのにやっちゃった。トップから4番目のガイドの上で折れたティップがラインと一緒に寂しそうに草の間に転がっていました。前回このロッドを折ったのは2004年の10月31日11月27日に復活し、5年と7ヶ月使い続けて4,466尾のコイを釣り上げたロッドです。また、SAGEにリペアーの連絡をしないと・・。




line
サイトマップへ
Copyright © 2010 Katsumasa Fujita
ジョウビタキ