昨日は二人で12尾だったのに、今日は反応が全く無い!
(2010/7/25)
7月25日、前日は二子に行ったので今日は浅川にしようかな?と天気予報を眺めると、八王子方面では昼過ぎから雨の予報になっているので二子にする。ポイントはいつもの兵庫橋上。前日と同じように下流の倒竹の間から始める。水の透明度も風の具合もほとんど同じで、回遊もそれ程多くない。どこに現れるか水面をキョロキョロしながらコイを探す。前日の倒竹周りとその少し上流側の倒竹の間が主な回遊エリア。そのエリアに入ってくるとしばらく辺りを泳ぎ回ってから反対側に抜けて行く。その泳ぎ回る直前に姿を見つける事が出来ると、移動筋を読んでフライを落とすのだがそれが、なかなか難しい。移動が直線的ではないしこちらの動きやラインの着水を見ている感じで急に進路を変更する。しかも廻ってくるコイが全て喰い気にあふれているわけではなく、たまたま通過しただけと言う感じで通り過ぎるのも居る。そんなコイは上手く進路にフライを落とせてもその下を何もなかったように通り過ぎて行くからガックリ。しかも喰い気のあるコイを探すためのサーチは、カメに次々に食べられてすぐになくなってしまう。そんな中、上流から来たコイがエリアに入ったのを見つけ、落とし場所を決めてフライを落としたが、フライの着水と同時に潜ってしまう。「あ〜、消えた」と思っているとフライのすぐ横に現れて、フライに向かって来る。「来た!」と思った瞬間に口が開き、フライが口の中に消える。「やった」前日に続き開始早々の1尾目。これを取り込んでからは反応が少なくなってしまう。しかもやって来るのが見えても水面に興味を示さない。ここを諦め中流の護岸前に移動。しかしここも回遊が見られない。[絶対に回遊してくるはず]と意地になってコイを探す。やっと下流からやって来たと思っていたら、水面に反応しないでそのまま通過してしまう。しばらく経って、対岸の草の間で妙な反応が出る。コイにしては弱いがカメのように頭が出るのではない。小型のコイかフナだろうと見当を付け、無理に狙うのは止める。しばらくして先程のポイントの少し下流に落としていたフライに小さな反応が出た。合わせながら[ちょっと変だな?]と思っていると、弱い引きながら魚が付いてくる。「やはりフナだったのか」と納得して取り込む。そこでの回遊が止まったので上流の流れ込みに行く。前日見たテトラの間を回遊しているコイは居たが、やはり手前の流れでドラッグが掛かり反応しない。それなら、と対岸に渡り崩れテトラを上流から目の前数メートルのところを狙う。逆風に苦労しながらフライを落としてやっと喰い付かせる事が出来たが、流芯に走ったところで外れてしまう。反応がなくなったのでゴム堰堤に移動。前日このゴム堰堤では、徳永さんと二人で12尾も釣り上げていたのでかなり期待して行ったのだが、前日と違い反応はほとんど無い。時折出る反応も単発で活性のいいのは1尾だけに見える。流れには徳永さんが3回釣り上げた緋鯉が見えるが、これも水面には全く反応しない。2時間粘って様子を見たが釣果無し。ゴム堰堤を諦め下流に戻る。下流の崩れテトラ帯の様子を見ていると活性のいいコイが数尾回遊している。左岸から様子を見たが3回もフライを見切られる。見切り方から同じコイのようだ。これを狙っても釣れないので右岸に戻り、テトラの切れ目で別の回遊を待っていると、突然フライが消えて合わせてみるとまたしてもカメ。引っ掛けないように注意しているのに、急に喰い付いてくるとつい合わせてしまう。その後、テトラの切れ目を回遊しているコイが急に向きを変えてフライに飛びつき、慌てて合わせたら背鰭へのスレ掛かり。3時間近く掛かってやっと2尾目。それで反応は完全にストップ。下流に戻るか、もう一度ゴム堰堤を覗いて反応が悪ければ本流に行って見るか考え、ゴム堰堤に行く。堰堤下流の斜め斜面で様子を見ていると目の前に1尾だけ回遊してきた。進行方向にフライを落として待つと素直に喰い付いてくれて3尾目。しかしゴム堰堤周辺では底近くを移動する姿は幾つか見えるが水面に反応するコイは全く見られない。先に見えた緋鯉はどこにも見えない。下流の新二子橋との間で反応が一度あったのでそちらに行ってみるが見間違えたようだ。流れに立ち対岸を眺めると水際の草の陰に緋鯉の姿が見えた。全く動かず休息タイムのようだ。もしかすると他のコイ達もどこかで休息中なのかな?ここを諦め久しぶりに上流の仮設橋まで行ってみた。反応は僅かだったが何とか1尾追加できて4尾目。その後本流に行ってみたがコイの反応は全く無く日没終了。前日あれほど反応していたのにその反応が嘘のように沈黙していたのには驚いた。何がスイッチであのように反応するのだろう。 |