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徳永さんが4回も釣り上げた緋鯉をやっと釣りました (2010/8/8)徳永さんは4回も釣っている
8月8日、前日の好釣果に気分良く二子に行きました。ポイントはいつもの兵庫橋上。タックルの準備をしながら眺めてみると岸辺の浅いところに幾つもの魚影が見える。しかしコイにしては小型ばかり。時々反転するので白く輝く魚体が見えて、それはヘラブナに近い形のフナだった。フナたちを脅さないように静かに流れに入り、狙いの下流部倒竹前に進む。水面にカメの姿はほとんど見えないがコイの回遊も見えない。しばらく様子を見ていると、下流側の倒竹前に浮いた岸辺に浮いているのはフナばかりまま進んでくる姿を発見。喰い気がありそうに水面近くをゆっくり蛇行しているその姿が一瞬沈んで見えなくなる。しかすすぐに浮いてきてゆっくり上流に進んでいるのを確認する。進路を見極め予想進路にフライを落として回遊を待つと、すぐに水面に口を出してフライを吸い込んでくれた。開始から僅か5分。「さい先が良いぞ〜」と喜んでいたら2度目の走りで外れてしまう。それでも「活性は良さそうだ」と自分に言い聞かせながら次の回遊を捜す。10分位待ったところで今度も同じように下流から回遊してくるのを発見。浮いたり沈んだりしながらゆっくり廻ってくる。水の透明度はいつもより少し濁り気味で、ちょっと沈むと姿が見えなくなる。それでも僅かに見える魚体に進路を確信してフライを落とす。期待通りの進路で回遊してきて素直にフライに喰い付いてくれてこの浮いたり沈んだりしながら回遊してくる日の1尾目。最近の兵庫橋上は下流に小さな砂利の盛り土が築かれているために以前よりも水深が深い。その為かコイの回遊路が対岸の岸辺に限定できない。時には立ち込んでいる足元に回遊してきて慌てて底の泥を巻き上げながら逃げていく姿を見ている。それでもこの日の開始直後は活性が良く、次は18分後に取り込む事が出来た。開始から1時間も経たない内の2尾は非常に気分がいい。「このままのペースで行けば・・」等と考えたくなるが、ここ兵庫橋上はそれ程あまくない。この日も3尾ヒット(1尾はバラシ)で反応はストップ。回遊は少し見られるが水面から少し沈んだ深さで移動しているため、進路に落としたフライは全く無視して通過してしまう。少し上流の倒竹の間の様子を見ようと移動しかけたとき、隣の倒水面に浮いている多くのフナたち竹の間に幾つも浮いているフナの集団を発見。最近の兵庫橋上ではコイの姿よりも大型のフナの数の方が多いように思える位、幾つも見る事が出来る。しかもその姿は普通のフナよりもヘラブナに近い体型をしているのが多い。試しに頭の上にフライを落としてみたが全く反応しないし逃げようともしない。そんなフナを横目に[虎の穴]前に行ってみたが反応無し。護岸切れ目の巻き返しの様子も見たがここも反応無し。護岸前を移動しながら順に様子を見るがここも反応無し。最後にポイントへの流れ込みの様子を見ると数尾が崩れテトラの裏で反応したがすぐに消えてしまい戻ってこない。ここを諦め、少し時間が早いがゴム堰堤に向かう。[ゴム堰堤で反応がないときはどうしようか・・]などと考えながらゴム堰堤に到着。徳永さんが4度釣り上げた緋鯉とりあえず堰堤下流の斜面から巻き返しの様子を見る。「居た!」巻き返しがゴム延滞にぶつかるところから水面に引き波を立てながら反応している。右の流芯からも2尾がやってくる。どれにしようか悩みながら、一番近いのを狙ってフライを落とす。フライに向かって進んできて、あと一息で口が開くと言うところで来たが、急に進路を変えてしまう。次は少し遠くの堰堤側のコイ。コイを脅さないように少し離れた場所にフライを落として回遊を待つが、素直に回遊して来ない。急に進路を変えてしまうので慌ててその方向にフライを落とすと、フライが近過ぎれ反転してしまう。「くそ〜!やった」と呟きながら、反応を探す。しばらく反応がなかったが、突然堰堤横の角で反応が出た。反応から1m離れた所にフライを落として徳永さんが4度釣り上げた緋鯉待っていると、水面に口が現れフライに喰い付いた。2尾目から2時間半後の釣果。「やはりゴム堰堤はいいポイントだ」と喜びながら撮影してリリース。しかし巻き返しへの回遊はストップ。対岸近くには前回徳永さんが1日で3回も釣り上げた緋鯉が動き回っている。しかし水面への反応は全く無く少し沈み加減で移動している。流芯の向こう側で幾つか反応があるので堰堤の上流に回り込んでキャストしてみるが、反応しない。流れに入り込み左岸寄りから流芯横にフライを送り込み、25ヤード流したところでやっとヒット。しかし最初の強い走りですぐに外れてしまう。フライを確認するとフックの途中で折れている。前日に続き連続のフックブレイク。堰堤の上流から下流を眺めていると、ゴム延滞からの流れが一度浅瀬になりこの広いぽいんとの左岸ギリギリでその下流で広がった流れになっているところで幾つか反応が見えた。その反応の一つは明らかに緋鯉の反応と判るオレンジの口。慌てた右岸に上がり堰堤下流で再び流れに入り下流狙いでキャスト。緋鯉は左岸ギリギリで反応しているので、それに合わせて左岸前の流れにラインを載せて送り込む。フライが緋鯉の横に行ったときオレンジの頭がフライに向かって来た。「やった!」先週釣りたくて姿を見つけたが無反応だっただけに嬉しい(帰宅後メールで徳永さんが前日にもこの緋鯉を釣り上げたのを確認した)。念願の緋鯉を釣り上げて気分は良かったが釣果は4尾で今一。反応のほとんど無くなったポイントを諦め最初の倒竹前に戻る。すぐに5尾目を釣り上げる事ができたが反応は完全にストップ。コイの居場所を求めて再びゴム堰堤に行くが反応無し。兵庫橋上のポイントの流れ込みの巻き返しで、風に吹き寄せられた泡の中に口を見つけ、すぐ横にフライを落としてラッキーな1尾を追加したのが6時半。それから日没まで反応を探してうろついたが発見できず日没終了。どんどん反応の少なくなっていく兵庫橋上のポイントだが何とか6尾の釣果に一応満足した一日でした。




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