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ロッドがこんなに曲がっていたなんて‥‥(2010/9/5)取り込みの時、こんなにロッドが曲がっているのだ
9月5日、また土曜日に所用があり出漁できなかった。日曜日はいつもの二子、兵庫橋上。最初のポイントはお気に入りの下流の倒竹前。相変わらずコイの姿が少なく、何処に居るのかキョロキョロしながらコイを探し「あれはひょっとして?」と半分疑いながら、倒竹前に見つけた反応に向かってキャスト。上流側から頭が現れ素直にヒット。水しぶきと共に反転して下流に走る。そのまま下流に向かうかと思っていたら、下流の倒竹の下でまたしても反転。その勢いで対岸に向かう。ラインは倒竹に引っ掛かりコイは対岸際で激しく暴れて泥が舞い上がる。「どこに行くんだ!」とラインとコイの行方を交互に見ながら行方を追いかける。コイはそのまま岸沿いに上流に向かうがラインは下流の倒竹に引っ掛かったまま。コイの逃げ回る勢いで最初の倒竹に絡んだラインは外れたが、その奥の倒竹にまだ絡んでいる。最初の獲物はアカミミガメ絡んだラインが外れるかどうか様子を見ているとき、コイは上流側に岸と平行に倒れている倒竹の下に入り込んだ。倒竹の中で暴れているので倒竹の水面に出ている枝が揺れて水が濁る。「ヤバイ!倒竹に絡んだら途中のラインも絡んでいるから外せないぞ」と思った瞬間、軽くなって外れてしまう。[
いい感じのヒットだったのに・・。下流に走ったときもう少し走らせておけば・・]等と考えながら流れを眺めていた。それからしばらくして後から声が掛かり木村さんが登場。「お久しぶり、今日はコイですか?」と声を掛ける。あちこち廻って来られたようだが「まだ1尾です」とのこと。キャストしながら並んでお話をしている間に、アカミミガメを引っ掛けてしまう。このカメは何と13回目の出会いです。やっと釣れたこの日の初物カメの取り込みの写真を撮って頂いた後活性の良いコイが目の前に現れたが、キャストポイントが微妙にずれて、喰い付かせることが出来ない。下流側に廻った木村さんが「こっちの倒竹の下から回って来ます」と教えてくれた。しばらくポイントを眺めていると、倒竹の下から対岸に向かって移動するコイが現れた。すぐにキャストするがフライが回遊筋に届かない。コイの通過後、前方にもう一度キャスト。今度は筋がピタリとあって、フライに向かって水面に頭が現れた。合わせのタイミングが少し遅れたがしっかりヒット。取り込んで見るとフライは奥の鰓の近くに刺さっている。合わせのタイミングが遅い分、フライは口の奥に入ってしまったようです。この時、木村さんにとってくれていた写真が送られてきたのでフナを釣り上げコイもヒット眺めていると、ずいぶんロッドが曲がっているのがありました。自分では判らなかったが、こんなに曲がっていたのですね。それでも折れることもなく、曲がり方に不自然さも見られないので補修は上手くいっているようです。その後、木村さんは私の下流で釣り始め、対岸ギリギリから釣り上げたがそれは大きなフナ。そして暫く経つと今度はコイをヒットする。やりとりを撮影して取り込みを待っていると外れてしまう。もう少し下流に行き「兵庫橋の下に居るのだけれど反応しない」とぼやいている。私の方はひたすら回遊を待っているがなかなかやって来ない。その内木村さんがまたしてもヒット。今度はしっかり取り込んでいる。「上流に人がいるから、パンが流れてくると期待したけれど、途中でみんな消えてしまいますね」71cmだが細いコイとカメの多さに閉口気味。2尾目を釣り上げた後もしばらく頑張っていたが3時前に木村さんは引き上げて行かれた。私は上流へ移動し[虎の穴]前でやっと1尾追加。リリース後、橋の袂で木村さんが手を振って祝ってくれた。少しずつ上流に移動しポイントの流れ込みのテトラ帯で3尾目をヒット。時間は3時半を過ぎている。とりあえず下流部を諦めゴム堰堤へ。しかしゴム堰堤は子供達が3人居て、ルアーを投げている。下流を眺めていると堰堤下流の新二子橋に向かう流れに反応がある。浅瀬に入り下流狙いで様子を見る。左岸沿いの緩い流れに幾度となく回遊してくるが、フライを見事に見切って行く。流れの緩い中央部も巻き返しになっていて水深は浅いが回遊してくる。しかも水面に反応するからしつこく粘る。1時間71cmだが細いコイ経ってやっとヒットしたが、一気に下流に走って一息ついたところで外れてしまう。それから1時間。やっと左岸沿いの流れでヒットした。近くの回遊は消えてしまい見えるのはキャストの届かない遠くでフライを流すには時間が掛かる。回遊に直接キャストしようと流れを下って行き、ポイント中央から左岸前に移動する回遊に向かってキャスト。コイはフライの下を通過したので「ダメか」と諦めかけていたら通り過ぎたはずのコイは反転して飛びついてきた。元気に逃げ回りずいぶん時間が掛かったが何とか取り込み5尾目。このコイは71cmもあったがサイズの割に細くまるでゴボウのようなコイ。それでも1尾は1尾。その後下流のポイントでしばらく粘ってみたが追加することが出来ず日没終了。しかし日没がずいぶん早くなってきました。間もなく秋分の日ですからね。




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