カメ、カメ、カメ!釣果はカメと共に(2010/9/20)
9月20日日曜日は二人目の孫の空惟のお宮参りがあり出漁は無し。その間に18日の土曜日に良い結果の出たパターン[Chubby
Mini-Mini]を大量に作る。フックの大きさは丈夫さを考えて1号のままで、白/オレンジ/ピンクの3色を作る。出掛ける前に、木村さんが土曜日に兵庫橋上で好釣果を得られていることをHPで確認。流れの透明度が雨の影響でアップしているようなので期待して出掛けた。ポイントはいつもの兵庫橋上。確かに流れの透明度が良く、膝上までの水深でも底の石が良く見える。しかし、最近のお気に入りの[下流の倒竹前]にコイの姿が見えない。多分ここを回遊するだろうと推測して、倒竹の間にフライを落とす。対岸近くを眺めているとコイの反応が見えた。「居た!」と喜んでピックアップした瞬間にフライの手前に居たカメを引っ掛けてしまう。カメを取り込んで撮影している間に見つけたコイは何処かに消えてしまう。それでも「あの付近を通る」と言う事が判ったので、そのポイントを重点的に攻める。来た来た。開始から15分、予想した通りのポイントで1尾目をヒット。しかし回遊はその一回だけで後が続かない。開始早々の結果に気を良くして「絶対にやってくる」としつこく粘る。1尾目から30分後に同じポイントで反応が出る。進路を見極めてキャストし2尾目をヒット。次の反応を見つけたとき、またしても手前のカメを引っ掛けてしまう。このカメ、今までになく小型で甲羅の大きさは6〜7cmしかない。勿論初対面である。しばらくして下流側の倒竹前で反応が出た。手前のカメに注意しながらピックアップして進路にキャスト。すぐにヒットしたが対岸に向かって走り上流に向かってターン。すぐ上流側に沈んでいる倒竹の下に入り込んで外れてしまう。邪魔な倒竹を今回も排除。それでポイントは沈黙。仕方なく上流へ移動しながらフライをそれまでのピンクから白に交換。[虎の穴]前の倒竹際で反応を見つけ、すぐにこれをヒットして3尾目。開始から1時間半で快調なペース。土曜日に木村さんが5尾釣り上げているのでこの位のペースでないと追いつけない。しかし[虎の穴]前の反応はストップ。倒竹の下では反応が見られるがそれがコイの反応かカメの反応か見極められない。ここを諦め上流の小さな巻き返しへ行く。ここではフライの手前を通過したカメがティペットを引っ掛けたまま泳ぎ3匹目。写真を撮っている時、口に針が刺さっているのを見つけたので、針を外そうとティペットを持って持ち上げた瞬間に外れてしまう。その為裏面の画像が無く何度目なのか確認できない。ポイントでは上流側の茂みの奥で、岸に向かって飛沫を上げているのを見つけ、その下流の岸ギリギリにフライを落として回遊を待つ。すぐにやって来てフライに飛びつき4尾目。しかしここでもカメを引っ掛けてしまう。反応がなくなったので最初のポイントに戻る。コイは下流の倒竹の奥で反応しているが、なかなか上流側に廻って来ない。それでも倒竹の奥には来ているのでしつこく回遊を待つ。やっと倒竹の間から手前に出てきたところをヒットして5尾目。この頃からコイの回遊とカメの移動が重なり始める。水面にコイの反応が見えたと思ったらすぐ横にカメが居る。カメが居ないところにフライを落とし、コイの回遊が見えてもコイより先にカメがフライを突きに来てコイは横を通過してしまう。コイが反応するまで待っているとカメがティペットを引っ掛けてしまう。カメを2匹引っ掛けた後、6尾目のコイを釣り上げた。しかしそれ以後なかなか倒竹の前まで回遊して来ない。倒竹の奥では次々に回遊しているのだが、それを狙ってキャストすると手前のカメを引っ掛けてしまう。カメを避けているとコイの回遊ポイントにフライを落とせないので、カメが掛かるのを覚悟してキャストを続ける。その結果、全くコイの釣果は伸びないのにカメを5匹連続で引っ掛けてしまう。中には突然フライが消えて浮いてこない。「おかしい」と上げてみるとしっかり口の中にフライが入っている。裏面の写真を撮ってから外そうとしてぶら下げた瞬間にティペットが切れてしまいフライをロス。後で写真を確認したら、このカメも口に針が刺さっていた。また、フライが突然浮かなくなったので調べてみると、フローターが半分カメに食い千切られていた。2時間近く経ち回遊がいつの間にか少なくなり目の前で反応しているのはカメばかり。ここを諦め少しずつ上流へ移動。しかし上流側は全く反応がない。兵庫橋上を諦めてゴム堰堤に行ってみる。しかしそこには餌釣りが二人頑張っていて入る余地がない。ゴム延滞下流の様子を見たが、以前より水位が下がっていて回遊が見られない。諦めて再び兵庫橋上に戻る。戻りながら流れ込みの新二子橋下の様子を見ると、崩れたテトラの中で反応が出た。先週も最後はこのポイントだったので、
薄暗くなり始めていたが粘ることにする。フライはそれまでの白から夕方や薄暗いときに良い結果の出ているオレンジに変更。テトラ前の流れにリーダーが引っ張られドラッグが掛かり始めるまでの短時間勝負。幾度もキャストを繰り返し、何とか2尾釣り上げる事ができた。それにしてもコイが8尾と最近になく好調だったが、カメも11匹と大漁で、カメが掛かるのを恐れていてはコイは釣れない!と納得した1日でした。 |