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工事が終わるとどんな流れになるのだろう(2010/11/20)工事はどんどん進んでいく
11月20日、風も弱く期待していつもの浅川、一番橋下へいきました。先週始まった河川工事の確認で、途中に見つけた掲示板を覗いて見る。護岸の改修工事は3箇所でおこなわれていて、一つは一番橋下流の[浅川第五排水出口]前の右岸。次はその下流の左岸。そしてもう一つは高幡橋下流の右岸でした。掲示板の中身は詳細に眺めるには時間がもったいないので、見たいところだけ撮影してポイントへ。いつもの一番橋下流は前週に比べて流れが緩やかで波もない。下流に見える工事現場は、中州に水路が掘られ右岸側は
工事現場の掲示板より
土嚢で流れが堰き止められている。工事の掲示板を確認したところ、右岸の護岸下の現在の流れのあるところにカゴマットを敷き、その先に新たな根固めのブロックを設置すると言うことらしい。と言うことは、以前に工事の終わったとこの様子ろから推測して、流れは何の抵抗もなく速やかに流れて行く単純で浅い[排水路]になってしまうのだろう。流れにメリハリがなくどこも同じ速さで流れる排水路。当然、幼魚の安心して隠れる場所はなく、魚たちが一息つくところはどこにも無い流れになってしまう。そんな流れが本当私たちの望んでいるやっと見つけたコイ自然なのだろうか?そんな事を感じながら足元の流れにコイの姿を探すが、先週に比べて流れが緩いのだが上流部にコイの姿は全く見えない。とりあえず[東豊田用水]の水門前の様子を見る。しかし回遊は全く見られずそのまま本流の合流点へ行く。前回良かった左の巻き返しの様子を見るが反応がない。上流からの流れ込みが瀬になっているところには、オイカワ釣りらしい餌釣りが立っているので、その前のポイントをパスして崩れブロックの下流に回り込む。斜面の中上ら足元を眺めるとブロックの間を回遊してくる姿が見えた。コイを脅さないように静かに斜面を下り、中段まで降りたところで見えていたコイを探すが消えている。それでも「回遊していたから」と静かに次がやってくるのを待つ。すぐに下流からブロックやっと見つけた回遊路の端に沿って回遊してくる姿が見えた。しかし余り水面に近くない。それでも回遊をを予測してブロックの先端にフライを落として待ってみるが、そのまま下を通過して行く。3回ほど同じ事を繰り返した後、今度は明らかに水面近くを泳いでする姿が見えた。期待して進路にフライを落とし期待通りの1尾目を釣る事ができた。次は15分後。今度は上流からブロックの間を廻ってくる。進路を予測してフライを落とし2尾目。それかも回遊はあり、フライに興味を示して直前まで来るが、そこで止まりフライを吸い込もうと口が動く。しかしフライが口に入って来ないので諦めて反転していく。どうも流れが緩く、コイも警戒気味で自分から動いて吸い込もうとしない。フライは緩い流れなのでドラッグは掛かっていないが、ティペやっと見つけた回遊路ットが緩んでいるわけではないので、コイが吸い込む力だけでは動かないらしい。活性が良ければコイの方から動いて吸い込んでくれるのだが‥。そんな警戒気味のコイばかりがやってきてなかなか喰い付いてくれない。30分に1尾のペースで1時間。何とか2尾追加できたが次が釣れない。やはり岸からのキャストはフライの動きに影響が出るようだ。警戒心一杯のコイに「これでどうだ!」とカラーを替えてフライをプレゼンテーションするが気に入らないようでなかなか口に入らない。それでも1時間、反応を期待して待つ。やっと5尾目が釣れたが後が続かない。やはり「流れに載せてフライを送り込める位置に行かないとダメか」と言う事で、ブロックの先端に行く。先端の安定してそうに見える小さなブロックの突起の上にやっと見つけた回遊路立って下流に向かってフライが流す。やはり立ち位置が問題だったようで、すぐにヒット。ヒットしてもブロックの先端が下流に並んでいるのでブロックの間に入り込まれないようにロッドを流れの方に差し出し右側に誘導する。手元から数メートルのところまで来るとロッドを立てて水面に浮かせる。取り込みはブロックの上では足場が高いので、すぐ横のブロックの間に降り、水面に浮かせたまま寄せて、ブロックの間を通してネットイン。ネットに入ったコイをぶら下げたままブロックの間の足場の悪いところを歩くのはちょっと心配なので、すぐ横の突起の上に登り、規則的に並んだ突起の上を飛ぶように護岸まで行く。最後の突起から降りて次の一歩で護岸に上がる。10分間隔で2尾追加。横の流芯には先週見かけたカイカイツブリが小魚を咥えて水面に出てきたツブリが水に潜っては少し離れた水面に浮いてくる。水面近くが波立ったかと思うと小魚を咥えて水面に現れる。ポイントでの反応は一息ついた状態で反応が途切れる。やっと出てきた反応も、初めのポイントよりかなり下流になっている。ブロックを降りて一語度岸に上がり、ポイントまで移動してブロックの先端に行くことも考えてみたが、水深が今のところよりも深くなり、少しよろけると以前に一度やったように、座り込んで腰まで水に浸かりそうなので今の位置で遠流しする。反応のところまでの距離はやく30m。少し早い流芯にラインを載せて下流に送り込み。ポイントの直前で流すのを止めて、流れが手前のラインを緩い流れに送り込むのを待つ。狙いの筋にラインが載ったのを見定めて再び送り出しコイの反応を待つ。やっと見つけた回遊路しかし時間は4時半を過ぎていてフライが見難くなっている。釣果はまだ8尾。攻めて先週と同じ10尾は釣りたいと頑張る。しかしフライはどんどん見難くなっていく。じっと我慢でラインを送り込み、やっと見えた反応に合わせてヒット。無事これを取り込んだ時、時間は4時45分。「何とかもう1尾」とブロックの先端に行き、下流に向かってラインをキャスト。反応が出るのを期待してラインを送り出す。しかし反応は現れず日没終了。見難くなったブロックの上を慎重に進んで陸に上がる。西の空には雲の間に僅かな夕焼けがのぞいていた。



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