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最終釣行で80cmの大物(2010/12/29)最終釣行で80cmの大物
12月29日、本年度の最終釣行日、遠出を避けて前回良かった二子に行きました。ポイントは相変わらず無人で流れの透明度もいい。岸辺でタックルの準備をし、お気に入りの[虎の穴]に向かって流すために崩れテトラの巻き返し前に向かって浅場を進む。すると目の前で小魚の群れが慌てて逃げだして行く。目の前全面から一斉に沖に向かって底近くを移動する。それを眺めながら対岸から数メートルのところまで進む。目の前の巻き返しの様子を見るが反応は出ない。下流に向か流れはきれいで小魚が逃げていくってラインを引き出しながら[虎の穴]前の様子を見る。しかしそれらしい反応は出ない。反応は出なくても「必ず居る」と信じてラインを送り出す。しかし今回は前回とは逆の上流からの風で、流れに載った手前のラインが先端部を追い越してしまいそうになる。クランク状に曲がるラインをメンディングしながら岸寄りに寄せて送り込む。送り込みを幾度も失敗しながらもしつこく繰り返す。うまく流れるとフライは暗がりの中で見えなくなってしまう。フライが在ると思われる場所から少し離れた所で反応が出た。[フライかな〜?]と疑いながら軽くロッドを引いてみる。フライの位置の確認する程度に動かすと、ロッドが止まる瞬間に手元に重さを感じた。しかし、重さを感じた時にはロッドは止まっていて、ラインが弛んでお気に入りの[虎の穴]が狙い目いる。慌てて引き直したが、時既に遅し。「フライに出たのか」と悔しい。再び倒竹下の様子を見ていると、大きな口が暗がりの中で水面に出た。しかし空振り。警戒しているのか動きが遅く、期待したタイミングで喰い付いて来ない。ガッカリしながらフライを送り込む。岸寄りにかなり奥まで流れて行ったはずなのだが、フライの場所が確認できない。それでも一番奥の切り株の横で水面が僅かに変化した。[とにかく反応があったから]と合わせてみるてヒットした。それ程ハッキリした反応ではなかったがとにかくヒット。スムースに取り込めて開始から30分で1尾目。リリース後同じポイントに送り込む。反応は頻繁ではないがポツポツ現れる。奥の切り株前に向かって送り込んでいると、見にくいが微かに水面が変化する。倒竹の向こう側でカワセミがとにかく疑いながらも合わせてみると、手元に重さを感じてヒット。それ程暴れてはいないのに重い。しかも倒竹の下から出て来ない。下流の倒竹の下に入り込みそうになるのを必死に止めて、やっと流れに引き出す。手元に伝わる重さから[スレかな?それとも大物かな?]疑いながら寄せる。水面に頭が現れ、大きな頭の口にフライが見えて、大物と確認する。なかなか寄って来ないのを辛抱強く待って取り込む。このポイントでは珍しい80cmの大物。上流にいた餌釣りのところに運んでいって撮影してもらう。それから10分後、同じポイントで次がヒット。連続で3尾は気分がいい。下流での反応が見えなくなったところで、すぐ横の巻き返しにポイントを変える。すると目の前の倒竹の向こう側にカワセミが飛んできた。倒竹が風に煽られて目の前を塞ぐ倒竹が間にあり、安心したのか幾度も水面にダイブしている。少し位置をずらしてこれを撮影。目の前の反応がなくなったので再び下流に向かって流す。そしてすぐに次がヒット。しかし激しく倒竹周りを逃げ回り、それ以後回遊が止まってしまう。ここを諦め倒竹の裏側に移動する。狙いは倒竹の奥なのだが、上流から強く吹く風で、倒竹が煽られて目の前を塞いでしまう。風の途切れたタイミングを見計らってキャスト。やっと回遊があり前回と同じ一番奥でヒットして5尾目。前回は連続ヒットだったが後が続かない。下流側の倒竹の奥で反応が出たが、水面に浮いた倒竹の中で手も足も出ない。最下流部に行ってみたがこちらは回遊がない。暫く反応を待ち、やっと単発で出たがフライへの反応は無く下流を諦め再び[虎の穴]反応は倒竹の向こう側に戻る。巻き返しと下流を眺めな、下流の反応を見つけてキャスト。ポイントはやはり一番奥の切り株前。水面に出る口は確認できないが、波紋の上部に見える僅かな反射を見つけ、少し疑いながら合わせるとヒットする。時間は4時過ぎで残りは1時間弱。そのまま反応が続けば前回の記録を超えそうだったが回遊はストップしてしまう。ここを諦め本流へ移動。二子橋を通過して下流の期待ポイントに行く。様子を見ると元気な反応が幾つも流れの中に出る。「これなら必ず‥‥」と期待してラインを流し込むが、流れの波にフライを確認できず、反応をとらえきれない。しかも反応はどんどん下流に移動して行く。それを追いかけるように移動しながらラインを送り出すが、フライが反応のあった場所に到着する頃には反応は倒竹の向こう側、反応は消えている。目の前から反応は消えるが、下流では幾つも元気な反応が出る。岸に上がって一気に移動して反応を狙える位置まで行くと、先程まであった反応は全て消えている。結局、好反応に対して安易にフライを送り込んでしまいヒットすることができなかった。2010年の最後はそれでも何とか6尾の釣果で、80cmの大物も釣れ一応満足のいく結果になった。

2010年は前年に続いて厳しい年で、年間釣果も700尾台で一時期の好調が懐かしく思い出されます。
来年はもっといい年に事を期待しています。
皆さん本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。



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