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なんか変だぞ!水面へ出て来ないし、落ち着きがない(2011/3/27)見慣れない姿の木村さん
3月27日、 前日はは所用で出漁は無し。今日は風も治まりマルタを期待して二子に出掛けたが気温が低い。いつもの兵庫橋に着いてみると[ポイントの前には3組のバードウォッチャーが陣取っているし、上流にはオイカワ釣りやコイ釣りが並んでいる。[何処にいこうか]と悩んでいると「今日はマルタ狙いです」という榎戸さんが準備をされていた。「マルタはこのところ何処に居るかわからないし、今日も寒いからどうでしょうか?」などとお話をした後「上流の様子を見に行入る場所がみあたらないよ〜きます」と別れる。お気に入りポイントの横を通り過ぎ掛けた時、流れに入っていたオイカワ釣りが移動した。上流側にいたバードウォッチャーも下流に移動していたので「あそこに入れるぞ」と喜んで流れに入る。すぐ下流にバードウォッチャーが一人居るのでいつもより上流に入り流れの様子を見る。下流の倒竹前にはいつもほどコイが多くない。しかも見えるコイ達は底近くを移動していて全く水面に興味を示さない。それでも目の前の茂みの所で数回反応が出た。「そこか!」と茂みギリギリを狙ってフライを落とす。開始から25分で1尾目がヒット。しかし後が続かない。下流に回遊してしているコイは上流にはやって来ないし目の前の茂み前の反応も全く出ない。粘ってもダメそうなので上流のゴム堰堤に移動する。右岸に親子連れがフライコイの姿は見えるが底に沈んで移動ラインの先に浮きを付け、針に大きなパンを付けて流している(笑)そんな様子を眺めながら左岸の徳永ポイントに移動。斜面から流れを見ると、コイは沢山集まって居るのに水面には反応しない。[右岸の親子連れを警戒しているのかな?]と様子を見ていると岸辺にテイちゃんさんがやって来た。肩の調子もだいぶ良くなって久しぶりの出漁だそうです。しばらくお話をして本流へ移動。テイちゃんさんは「ゴム堰堤の様子を見る」とのことで「ダメだったら追いかけます」と。運動公園を横切り新二子橋下へ。護岸の上からルアーマンが「ザリガニルアー」を下に見えるコイの目の前にキャストしていたので、そこをパスして上流へ。前回良かった左岸へのぶつかり周りの様子を見るがコイの姿はない。[藤澤ポイここも反応無しント]周辺の速い流れの瀬でマルタの気配を探したが、それらしい動きは全く見られない。本流の水温は13度でマルタが活動する水温には引く過ぎるようだ(過去のデータをみると15度位から活発になるようだ)。左岸を諦めて流れを横切って右岸の平瀬川合流へ行く。平瀬川合流に掛かっている歩道橋の下もコイの反応がない。しかし、歩道橋の上の通行人が平瀬川側の流れを指さしながら何か話をしている。橋の下の斜面を少し登って萎んだゴム堰堤の下流を眺めると、コンクリートで固められた川底に数尾のコイが移動しているのが見えた。その群れの前方にフライを落としてみたが全く無視。コイ達は下流のブロック帯とコンクリートの間を往復しているようで、しばらく様子を見ていると1尾が少し水面に浮きながら水中のコイの姿、見えますか?下流からやって来た。上流側にフライを落として待っていると、コイはフライのすぐ横まで来たが無視。[ダメか]と思った瞬間急に向きを変えて口を開いた。下流のブロックに間に逃げ込んだのをゆっくり上流にいなしながら寄せて取り込む。産卵を控えてでっぷり太った68cm。この後同じポイントでもう1尾追加したがここでの反応はストップ。そのまま下流に下る。いつもなら活発な反応が期待出来る流れなのだが全く反応がない。[おかしいな〜]と呟きながら新二子橋をくぐり兵庫島向かいのマルタポイントに着く。この流れは毎年たくさんのマルタが産卵に来るのだが、今年はまだその姿が見えない。その流れを横に見ながらコイの反応を探すが反応がなく[ここもダメか]と諦めかけた時、下流から見慣れないフライマン[おかしい、反応が全然ないぞ!」がやって来た。大きなネットをぶら下げている。すぐ後ろまで来てこちらに向かって来る時やっと木村さんだとわかった。「どうしたの、そのネット」「楽なんですよ、これが」「ウェーダーもいつもと違うし」「いつものが売ってなくて仕方なくこれにしました」「今日はどうですか?」「11尾です」「エッ!」「早い者勝ちですよ」等と話している時対岸に徳永さんとテイちゃんさんの姿が見えた。手振りで木村さんの釣果を伝えるが、二人も一緒に居るのが木村さんだと判らなかったようで、後で合流した時に聞くと「誰だろうね」と話していたそうです。木村さんの釣果は、ちょうど私が辿ったポイントを先行して揚げた物で、コイに落ち着きがない理由が判った。唯一平瀬川の歩道橋の下はやらなかったそうで、下流対岸から電話で情報を聞く徳永さんの何処を廻ったのか聞くと「二子橋の下はいないなプールで、本流はやってません」とのこと。二子橋の下を渡渉して帰る木村さんと別れて下流へ。[いないなプール]は木村さんが攻めた後なので流れを渡って右岸に行く。前回良かった兵庫橋からの合流点で、流芯横の狭いエリアを重点的に攻めて何とか1尾追加。その下流も期待出来たが、そこへ行く前に一番左の細い流れの様子を見に行く。今回は産卵行動はなかったが、コイは沢山集まって居る。上流からフライを送り込むが、なかなか喰い付いてくれない。喰い付いてくれるまでラインを送り込み40ヤード流したところでやっとヒットして5尾目。その頃上流からやって来た徳永さんが本流でヒットしているのが見えた。目の前にコイの姿は沢山あり、粘って6尾目をヒットここの土砂をこちらに移して…。徳永さんがやって来て足元を指差し「ここの土砂を土手に移動したんですね」と教えてくれる。そう言えば削り取った中州の土砂をどうしたのか気になっていたのが理解できた。徳永さんは「今日はサーチなしです。パンが買えなくて。それでも1尾釣れたから良しとします」とのこと。そして「寒いから引き上げます」「私はこの流れの下流の様子を見ます」と言って別れる。しかし下流にコイの姿は見つからない。日没まで少し時間があるので急いで兵庫橋上に戻り、お気に入りポイントに入る。薄暗くなり始めフライが見難くなったところで1尾追加して日没終了。それにしても木村さんの11尾には驚いた。凄いですね〜。



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