雨の日は二子に限る(笑)(2011/5/28)
5月28日、例年よりも17日も早く梅雨入りし、小雨が降る中[雨の日の好釣果]を期待して二子に行きました。とりあえず最初は兵庫橋上。いつもの様にタックルを準備しながら流れを眺めると、水位は10cm程高くなっていて濁りも少し入っているがそれ程ひどくない。流れに入り込んでも問題なさそうなので、お気に入りの下流部倒竹前に行ってみる。しかし反応がないし水中を移動するコイの姿は濁りのため見えない。しばらく下流部で様子を見たが反応が出そうにないので直ぐ上流の旧虎の穴前に行ってみる。倒れかかった竹の下で反応が出た。上空の竹に引っ掛けないようにサイドキャストでフライを送り込む。少し速い流れに落とし位置を幾度か調整して、下流の倒竹の下から出てきたコイに喰い付かせることができた。しかし、コイは一気に走り、下流の倒竹の下に入り込んでしまう。途中で一息ついてくれたら止めることもできたのだが、勢いよく走りなすがまま。グイグイと倒竹の奥に入り込み、最後はティペットが切れてしまう。目の前の反応は消えたが直ぐ下流で反応が出た。少し下流に移動して真横からキャスト。直ぐに喰い付いてくれたが今度もすぐ横の倒竹の中に入り込んでしまう。[またかよ〜]とガックリしながら引っ張りっこするがコイの動きが無くなってしまう。諦めて引っ張ると倒竹に絡んだゴミを引っ掛かっていた。反応も消えてしまったので上流の崩れ護岸前に移動。ここではいつも通りの元気な反応があり2尾連続でヒット。しかしそれでお終い。前回終了直前にいい結果の出たゴム堰堤に行ってみたが、水量が平水に近いため右岸には来ていなかった。兵庫橋上を諦め本流へ行く。兵庫島横の出っ張りから様子を見るが回遊は無し。そのまま下って二子橋下へ。橋脚周りで反応はあったが、単発の反応で直ぐに消えてしまう。そのまま下って兵庫橋からの流れに沿って合流点へ向かう途中、流れに反応を見つける。上流からフライを送り込み直ぐにヒット。中州は本流の水位が10cm程上がって全面的に水没していて、コイの写真を撮る場所が見あたらない。コイをぶら下げたまま左岸の細流横まで行ってやっと水没していない場所を見つけて撮影。これを細流にリリースして合流点に。前日からの小雨で巻き返しにはゴミはほとんど見られず前回のように集まっているコイは見えない。それでも岸近くの巻き返しの中にゆっくりと頭が出た。それに向かってキャストして連続2尾ヒット。目の前の回遊は消えるが今度は沖目の杭との間で反応が出た。それに向かってキャストして2尾追加。目の前への回遊は見えなくなるが、少し下流の水辺の草の前に浮いている口を見つける。進行方向にフライを落とすと直ぐに吸い込んでくれて8尾目。撮影場所を探して中州をうろつき、水没具合の少ない場所を見つけて撮影後、水深の深そうなところにリリースして、中州にある水溜まりを覗くと、底餌に夢中のコイが幾つも見える。[水面に反応するかな?]とサーチして見ると1尾が反応した。移動の筋を狙ってキャストして9尾目。合流点近くの巻き返しでの反応が消えたので少し下流に移動。すると岸辺の水没して草の中でうごめいているのを見つけた。よく見ると水面に口が出ている。その口に向かってフライを真上から垂らす。しかし草が邪魔で口の前にフライが落ちない。コイが少し移動し草が邪魔にならないところに来たのを見て口の前にフライを落として10尾目。そこから下流に様子を見ながら移動して2尾追加したところで反応が見えなくなってしまう。「12尾釣れたから兵庫橋上に戻ってもう少し粘ろうかな?」と元の合流点まで来た時、巻き返しの中央に浮いてい口を見つけた。[居た!]と喜んでキャスト。2度途中で潜ったまま浮いて来なくなったが3度目に水面に出た時にヒット。近くの浅場で撮影してポイントに戻るとまた反応が出ている。これは直ぐにヒットして14尾目。それからしばらく反応がなくなり、辺りは少しずつ薄暗くなり始める。雨はほとんど止んでいて水位の変化は見られない。しかしゴミは全く流れていないようなのに流芯との境目で反応が出始める。岸辺の浅いところギリギリまで進んで巻き返しの端に向かってキャスト。日没までの短時間に3尾追加して合計17尾。前回とは違った形で連続ヒットで気分は最高。雨の日の二子は素晴らしい。 |