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兵庫橋上は相変わらずで、二子橋上で最後に1尾(2011/11/27)最後の最後に釣り上げた4尾目
11月27日、前日の貧果に挫けず二子に行く。ポイントはいつもの兵庫橋上。流れには数人の小物釣りが居たけれど、運良く[虎の門]前は空いていた。タックルを準備しながら流れに入り水温を計ると14℃。それ程冷たくないし、風も弱く一安心。しかし流れの透明度が非常に良くて川底が丸見え。川底が見える位透明度が良いと言うことは、流れの中からもこちらの姿が良く見えると言う事。それを少し心配しながら[虎の門]の奥を眺めると、水面近くを移動しているコイの姿が流れの透明度は凄くいい見える。[居る居る]と喜び、フライを結び終えて眺めると、コイの姿は何処にも見えない。「エッ、そんな〜」とガッカリしながら回遊を捜すが何処にも見えない。それでも[必ず回遊してくるはず]と信じてキャスト開始。一度目は無反応で下流まで流れてしまい、ドラッグが掛かり始める。ピックアップして再び[虎の門]の左端にフライを落とす。ゆっくり流れ始めたフライに、突然上流側からコイが飛びついてきた。[やった]と喜んでロッドを立て、強い引きを感じた直後に軽くなって、開始早々に外れてしまった。こんな場合、周辺のコイは逃げ回る仲間の動きで警戒して、反応が極端に弱くなる。しかも数が少ない場合は完全に反応は消えてしまう。移動したいが上流の崩れ護岸前には岸からフライのオイカワ狙いが一すぐに反応があったが外れてしまう人居て移動できない。反応のない[虎の門]前で暫くキャストを続けていると、そのフライマンが移動した。「ラッキー」と喜んですぐに崩れ護岸前に移動。小さな巻き返しの中央から奥を狙ってキャストする。しかし反応がない。それでも回遊を信じてキャストを続ける。狙いは対岸ギリギリなのだが、時折岸から離れたところに落ちてしまうがそこでも反応する可能性があるので、修正しないでそのまま流す。手前には流芯があり、ラインが流れきってしまうとドラッグが掛かり始めるので、それまでの短い時間が勝負。奥に着水しても手前に落ちてもフライが安定している時間はそれ程変わらない。少し上流側に移動すればダウンクロスにキャストできてドラッグの掛かりを少し遅らせることが出来るが、狙える範囲が狭くなるの会心の1尾でサイドからのキャストを続ける。反応が出ないので[何処にいるのかな]と探していた時、フライが突然水面から消えた。反射的に右手が動いてロッドが立ち、手元に重さを感じ、それがコイであることが判る。[やっと来た]と喜んだが、次の瞬間に軽くなってしまう。開始から2尾連続で外してしまい気分は落ち込んでいく。それでもここでの回遊はポツポツで始める。しかし反応は全て対岸ギリギリで、下流から来たと思って上流側に落として待っていても、それを通過したところで反応する。やっとフライに反応したと思っても、水面にハッキリ頭が現れる反応ではなく、フライの所に波紋が広がるだけの軽い反応。多分小型のコイかフナだろう。そんな反応にイライラしながらもキャストを続ける。そんな時、下流の水もっと静かに歩けよ面に垂れ下がった倒竹の向こう側に頭が出た。頭は少しずつ上流に移動している。[ここだ]とポイントを見定めて岸際にフライを落とす。頭はフライの手前40cmの所に一度出て水中に沈む。[次はフライだ]と左手でしっかりラインを掴んで反応を待つ。ゆっくり水面に頭が現れ、口も出てきてフライに向かう。フライが口に入るのを確認してロッドを立てるとガッチリヒット。開始から2時間目の1尾で一安心。しかし反応はストップしてしまったので、もう一度[虎の門]前に行き様子を見ていると、下流からやって来たオイカワ釣りが兵庫橋の上流側から流れに入り、バシャバシャと水しぶきを上げながら狙っているポイントに移動する。[もう少し静かに歩けよ!]と呟く。暫くすると目の前にコイが数尾ずつ群れになっフライを置きかけるようにして喰い付いたがて移動して来た。[やった。驚いて逃げてきたんだ]と水しぶきに感謝する(笑)。反応が少しずつ出てきたので、期待しながら[虎の門]から下流にフライを流す。フライが下流の倒竹前まで流れ、倒竹に沿って斜めに流れ始めた時、上流からフライを追いかける様にコイの口が水面に出た。フライと口が交錯した瞬間を見てロッドを立てるとヒット。しかし重くて倒竹前から離れない。下に潜り込まれるとブレイクするので少し強めに引いて倒竹前から引き離す。[虎の門]前まで来てコイの姿が見えた時、腹ビレにフライが掛かっているのを確認。[スレだ]と判った途端に引きの力が弱くなり、外れないように慎重に寄せてやっと2尾目をゲット。1尾目から20分後。この後再び崩れ護岸前に行って3尾目を追加する。しかし反応は何処にも情報では反応があるはずだったが出なくなってしまう。時間は4時近くで、これ以上ここで粘っても追加できる可能性がなさそうなので本流へ移動する。二子橋の袂に来た時、木村さんが自転車を押しながら手を振っている。お話をすると「二子橋の下流がいいですよ。ポコポコ出ました」と情報をくれる。[お疲れ様」と言って別れてから情報を頼りに二子橋の下流へ行く。橋桁下から様子を見るが反応はない。流れに入り少しずつ下りながら反応を探していると50ヤード下流で反応が出た。[あそこだ]とすぐにラインを繰り出しフライを送り込むが反応しない。そのまま流し続け60ヤードを過ぎた辺りで元気な反応が出たが合わせ損なってしまう。辺りは薄暗くなり始め、もう1尾追加したくて、最後に残しておいたお気に入りポイントの二岸辺の浅瀬で振り上げた4尾目子橋の上流へ行く。静かに岸辺に近付くと、岸際の浅場にコイの頭が2つ見えた。急いでラインを引き出し目の前の反応に向かってキャストしたが、フライがコイの真上に落ちたらしく水しぶきが上がる。「やった〜」とガッカリしながら上流を見ると、少し離れた岸辺に頭が見えた。その場から頭の前方にフライを落として待つと、すぐに頭が現れた。フライの所かどうかハッキリしないがとにかく合わせてみると、ヒット。少し暗いがとにかくシャッターを押す(画像トップ)。何とか4尾目を釣り上げたところで日没終了。やはり二子は厳しい。



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