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ネットが破れてコイが河原に落下(2012/2/11)ネットが破れてコイが落下
2月11日、家を出る前にどこに行くか悩んでいたが、風が弱そうだったので平山用水の様子を見に行くことにする。多摩水道橋を渡って右折し多摩沿線道路、アカシヤ通り、川崎街道を通って浅川沿いの裏道に入り滝合橋上でバイクを降りる。流れを渡って平山用水のプールの土手を登る。目の前のプールは波もなく穏やかな水面が広がっていた。[さて、コイは‥‥]と水面を探すが、コイの姿が無い!「エッ?」と驚きながら暫く様子を見ていたが、3尾ほどが底近くを移動してい波はなく水面下が良く見えたのにコイが居ないるだけで、前回あれほど居た群れの姿はどこのも見えない。[何処かに居るはずだ]と背の高い枯草の茂った土手を迂回して中流部に行ってみる。しかし何処にもコイの姿は見えない。もう一度土手を下って西長沼排水出口の所まで行って見るが、やはりコイの姿は見えない。土手を降りて移動したから途中で群れと行き違いになったかな?と思い最初のポイントに戻って見たが、やはりコイの姿は見えない。それじゃと言う事で、土手の枯草をかき分けながら上流に移動。少し進むと、少し大きな群れが流れの中央に見えた。しかし、足元には枯草が生い茂り、ラインを引き出してもそれに絡むからキャスト出来ない。しかも流れに見えたコイの群れは対岸に向かいそのうち上流に向かって行く。それを追いかける様に移動したが、こんな所に来ていたのかコイの群れを見失ってしまう。そのまま上流に移動するが、途中で見えた群れは何処にも居ない。[下流に向かえば必ず見えたはずだから]とそのまま上流に向かう。西長沼排水出口の水門前を通過して流れ込みの水の動きが水面に残るところまで来た時、水中に黒い影が幾つも上流を向いているのを見つけた。「ここに居たのか」と一安心。見えるコイを脅さないように波立つ流れ込みまで移動して下流の様子を見る。一斉に反応すると思って見たが、意外に反応が鈍い。ポツポツ反応するコイに向けて岸からキャストして送り込んでみるが、左岸沿いに緩い巻き返しがあり、フライは反応に届かない。それじゃ、と巻き返しに入り込んでキャストしてみるが、近くに居たコイは下流に移動してしまい反応が消える。岸に上がってここでネットが破れた下流に移動しながらコイを探す。西長沼排水出口の水門前まで来た時、やっとフライに反応してくれた。直ぐ下流では他のコイも反応し始めたので[これでなきゃ]と気分良く取り込みに入る。ネットに入ったコイを持ち上げ岸に上がった途端に手元に変な振動が伝わり、ネットが軽くなる。見るとコイは岸辺の砂の上に横たわっている。「やった」と原因はすぐに判った。ネットに小さな穴が数カ所開いていて[そろそろ補修しないといけないな〜]と思っていたのに、家に帰るとそれをすっかり忘れていた。穴を開けて落ちたコイのフライを外し、破れた穴に入らないように掬い上げて陸に運びとりあえず記録撮影。これをリリース後応急のネット修理。手元に在る糸はティペットだけなので、それでネットの裂け目を結んでいく。反応を期待したのだが何とか補修が終わり[コイは?]と探すが何処にも居ない。下流に移動したらしいのでそれれを追いかける様に下流に移動。最初のポイントまで戻り水中を探すと、かなりの数の群れが移動していたが、全て底近くを移動して水面には反応しない。そのうち水面に反応するだろうと待っていたが、群れの数はどんどん少なくなっていく。もう一度上流に行ってみたがコイの姿は見えない。結局中流部で底近くを移動していた。土手の枯草のためキャスト出来ないのでここを諦める。帰り道で最初に渡った流れの様子を見ると、数尾の反応があったが合わせ損なって釣果無し。ここでは1尾の釣果しかなかったが、次を期待して移動する。次のポイントは平山橋周辺。いつもは左岸にバイクを停めて土手の斜面を下るのだが、その斜今回は1尾だけ面の前にポイントがあるので、コイを脅さないように、平山橋上の右岸にバイクを停めて上流からポイントに近付く。しかし期待した反応は現れずすぐの諦めて東豊田用水の取り入れ口に向かう。流れから少し離れて様子を見ると、幾つものコイが水面近くに浮いている。キャストエリアまで近付いてみるとコイはこちらの気配を感じたのか数尾ずつが上流に移動し始める。動き始めたコイの後ろにはまだ気付いていないのがいるので、それに向かってキャストする。すぐに下流から飛びついてきてやっと2尾目。記録撮影の後本流にリリースしてから用水路を覗き込むと、コイは全て上流に移動していて何も居ない。流れから離れて上流に向かい枯草を踏み分けながら流れの見える所に行くが、流れにコイの姿は無い。それでもいつものポイントで連続ヒットコイは全て対岸のブロックの向こう側に隠れているのを知っているから安心して流れに降りる。いつもの様に対岸の木や枯草にフライを引っ掛けないように注意しながら、ブロックと対岸の間の狭いスペースを狙ってキャストする。反応が良く連続ヒット。暫く反応が止まることもあるが、少し待っていると復活する。ここで3尾を追加し、それをリリースする時にまたしてもネットが破れた。補修で結んだ間隔が少し広めだったので、そこからまた破れてしまった。今度は少し間隔を狭くして補修。この後5尾を追加したところで反応がストップ。まとまった数が出たので気分良く切り上げ反応の見えなかった平山橋下のポイントに戻る。[せっかく右岸から迂回してきたのだから、少しは反応してくれないと]と思いながら流れに入る。反応はあったが釣れなかったしかし反応は全く出ない。時間は5時をまわっていたし反応もないので切り上げようと平山橋の下をくぐった時、橋の上流の浅い流れでコイの動きが見えた。「こんな所に」と驚き、流れから離れて上流側に移動。浅い流れ込みから下流に向かって様子を見ると、流れ出し直前でコイの動いている波紋が広がる。「あそこに流すには‥」と筋を探し、立ち位置を移動してフライを送り込んで見るがコイは反応してくれない。そのうち大きな引き波を立てて上流に移動し始める。結局追加することは出来ず日没終了。帰ったら明日までにネットを取り替えないと。



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