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今シーズンの最初マルタを釣り上げたがコイが釣れない(2012/4/1)やっとマルタが釣れた
4月1日、前日は強風と雨模様のため出漁をひかえ翌日に期待する。日曜日、そろそろ起きようかと思っていたところに藤澤さんから電話が入り「これから行きます。よろしく」とのこと。[エッ?もう出掛けるの]と少し焦りながら急いで食事をして出掛ける。天気は良く雨の水位の上昇は見られないが気温が低く少し風が強いので、ちょっと心配しながら到着。[藤澤さんはどこにいるのかな?]と探しながら兵庫島の横に来た時電話が入る。「藤田さん今どこですか?」「もうロッドを忘れた藤澤さん河原です」「ロッドを忘れちゃいました」「エッ?どこに?」「家です」と言う。居場所を確認して合流すると「昨夜、全部準備して確認したのに。ポイントに着いてさあこれからと言うとき気付いたんです」「どうするの?ちょっと待って、いないなさんに借りられるかどうか聞いてみる」と電話するが出掛けている。木村さんは既に河原にいて「今日は一本しか持って来ていません」とのこと。徳永さんは今日の出漁予定は無くてNG。「やっぱりダメでした」「とりあえずマルタの様子を見ます」と言う事で一緒にポイントに向かおうとした時、対岸の中州にいたフライマンがマルタをヒットした。「バシャバシャやっていないのに良く釣れたな」などと話ながら上流のポイントに向かう。ポイントでは予想通り水しぶきは上がらず、[置き竿]じゃなくて[置きリール]笑流れ出しの間にコイの姿が見えるだけ。そのコイの様子を見ようと流れに降り水温を計ると13度しかない。木村さんに電話した時「最初はマルタが釣れたけれど風が吹き始めて反応が消えてしまいました」と言っていたが、その通り下流から強い風が吹き水面が波立っていて全く反応しない。藤澤さんはウェーダーを履いて上流の様子を見ていたが「新二子橋下辺りにコイの姿が見えたていた」と言って、そちらに行き水辺に座り込んでいる。ポイントではコイも反応してくれないので下流の藤澤さんの所に行くと藤澤さんはリールからラインを引き出し、それを流してコイの反応を待っている。「何、それは[置き竿]じゃなくて[置きリール]?」と驚くと「4回も口を開けて出てきたのに」と悔しそう。「合わせないから無ロールの中を流しての1尾理でしょ」などと話しているところに松田さんが上流から下ってきた。二人が話をしている時、目の前の流れではマルタがしきりにロールしている。産卵行動は見当たらないがマルタの存在はハッキリしているので[沈めて流せば釣れるかも]とマルタ仕掛けに交換して流れに入り込む。多摩川のマルタを釣り始めた頃も、水面に姿を見せるのでその付近を流してみたが、1尾釣れただけなので余り期待していなかった。それでもマルタが居るのは判るからしつこく狙う。開始から10分経ってインディケーターの動きが止まる。[ン?]で合わせてみると手元に重さを感じ、動きが伝わってくる。コイにしては軽くすぐに水面に尾鰭が現れた。その形からマルタと判り、上流にいた藤澤さんの方を見る。「マルタ?」「そう!」と告フックが折れた。ウロコが釣れたげてから真剣に取り込みに入る。なにしろ今年最初のマルタだから逃げられるわけにはいかない。掛かり位置は口なので誘導も楽。暫く引きを楽しんでいるとおとなしくなったので、岸辺に引きずり上げて採寸。50cmとまずまずのサイズ。次を狙って同じ流れにフライを落とし、流す筋を手前から沖まで色々変えて様子をみる。10分後少し沖目を流し終えてピックアップしようとしたら掛かった。多分スレ掛かりだろう。一暴れした後で急に軽くなる。先端にフライが見えないので[切れたか]とラインを手繰ってみると、ティペットの先にアイだけが残っていて[変なところで折れたな。欠陥品だな]と考えながら次を狙う。今度は15分後にヒット。引きの様子から口掛かりではなさそうですぐに外れてしまいフライにはウロコ水温が少し上がると反応が出るが一枚付いていた。それから小一時間ロールはあるのでしつこく
キャストを続けたが、反応が無いので切り上げる。下流の右岸からの合流点に釣り人の影が無くなっていたのでそちらに行ってみる。流れの具合はマルタの産卵場所に適しているのだが動きが見えない。しかし、暫く眺めていると突然小さな水しぶきが上がった。[いた〜]と喜び[水温が少し上がったのかな?]と計ってみると14.5度と昼より少し上がっている。反応は流れの左端で、立ち位置からだとその左側の緩い流れでラインが流れないので、流れを渡って立ち位置を変える。流れの端に見える黒い影の上流にフライを落とし、流れに載せてラインを流すが、フライがポイントを流れる時間は僅か3秒。ポイントを通過してしまうとピックアップしてまた上流から
流す。これを繰り返しているうちにインディケーターの動きが止まる。すぐにロッドを立てると手元に魚の動きか伝わってくる。[やった〜]と取り込みに入るがすぐ前には速い流れが在る。一度下流に泳がせて、下流側の巻き返しに誘導する。浅場に寄って来たところでデジカメを取り出しムービーに切り替えて取り込みを撮影。記録撮影も終えてリリース。すぐに同じ位置に戻りキャスト。流れには数尾の黒い影が水しぶきを上げながら移動している。その上流からフライを流すとすぐに次がヒット。そしてそれから5分後に次がヒットで3連続。「切り上げます」と電話をくれていた藤澤さんに「連続ヒットだよ〜」と電話すると「見てました。座り込んで何をしているのかと思ったけど」の返事。対岸に座り込んで松田さんと話をしながらこちらを見ているところで次がヒット。しかしスレ掛かりで外れてしまう。マルタの姿は日差しが雲に遮られると見えなくなるがマルタとウグイの違いは体側の線の数陽の差すのを待って影を探す。そしてその姿に向かってキャスト。40分後に釣れたのはマルタと模様の違うウグイ。これを釣り上げた後流れにマルタの姿は見えなくなってしまう。粘ってみても釣れそうにないのでマルタを切り上げコイに集中する。しかし、反応はある物の合わせのタイミングや落とし位置を間違えてしまったりで、コイの釣果はなし。結局、マルタ5尾の釣果で終了。工事の濁りが消えて期待したのだが、水温の低下で盛り上がりに欠けた一日でした。




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