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カメばかり連続ヒットでコイが釣れない (2012/7/29)二回も釣れたクサガメ
7月29日、土曜日はオリンピックの開会式が早朝から始まるが、その時間に起きることが難しそうなので前夜からタイイングで時間をつぶし、開会式を見る。初めはしっかり見ていたが途中から眠くなって、日本の入場行進を見逃してしまう。その上気が付いたら開会式は終わっていてそのまま早朝から出漁するつもりでいたのに気力が萎えてしまう。テレビの前で横になったまま、気が付いたのは昼過ぎ。外は日差しが強く出掛ける気分にならない。そのままグタグタと時間を過ごし、久しぶりの傳治郎君夜になって追加のタイイング。日曜日はカミサンが出掛けるので9時過ぎに駅まで送り朝食後出漁するつもりでいたのに、またしてもその気にならない。しかしそんな事をやっていては釣果が伸びないので、少し遅くなったが出漁。ポイントはいつもの兵庫橋上で橋の上に来ると流れに釣り人の姿は見えなかったが下流側の橋の袂に行安さんの姿があり、どうもウェーダーを脱いでいるようだ。バイクを停めてロッドを準備しながら合流すると「暑くて今日はお終い」とのこと。そのすぐ横に若者が一人にこやかに立っていて会釈する。「??」と思っていると「覚えています?」と聞いてくる。はて?、誰だったかな〜と色々思い出しそれが傳治郎君だと気付く。2年も会ったいないとずいぶん変わるものだ。背も高くなり声も少暑さに負けた行安さんし太くなっている。「もう高校2年だっけ?」「そうです」「忙しい?」「はい」「何尾釣れた?」「まだです」等と話をする。行安さんは朝からで、本流の川崎側で2尾釣り上げている。暫く今組み立て中の模型(新日本丸)の話をした後「がんばらなきゃ」と流れに向かう。兵庫橋上の斜面を流れに向かっていると、草むらにメジャーとカメラが転がっていて、傳治郎君が流れでネットを洗っている。「釣れたんだ」「はい、あそこで」「よかったね」と声を掛けていつものポイントに向かう。行安さんは帰宅の準備が整ったのか橋の袂からこちらを眺め、カメラに気付くと手を振ってくれた。流れは先週に比べ少し濁りが入っている。もしかすると上流で水遊びをしているのかもしれない。それにしても反応が出ない。お気に入り同じ場所をしつこく狙うの[虎の門]前もその少し上流の対岸の倒竹周りでも全く反応が無い。しかも濁りで水中の様子がよく見えないので回遊しているかどうか確認できない。そんな時[虎の門]の奥に浮かべて置いたフライが急に見えなくなる。慌てて合わすと小さなアカミミが掛かってきた。下流では傳治郎君は1尾釣り上げたところを攻めている。それを横目に見ながら少し上流に移動し崩れ護岸前で反応を探す。しかし反応が出ない。しつこく様子を見ていると時折単発の反応が出る。移動先が読めないので[とりあえずこっちか?]と窪みの奥にキャストすると対岸の茂みにフライを引っ掛けてしまう。ティペットを切って新しいフライを結んでいると、対岸ギリギリに反応が現れ下流に向かって行く。どうしてキャスト出来ないときに限って反応ここではカメばかり連続でが見つかるのだろう。フライを結び終わった時にはもう何も反応していない。それでも突然反応してくるかもしれないと、巻き返しの中央にフライを浮かべて反応を待つ。すると突然フライが消えた。慌てて合わせると手元に伝わってきたのは動きのない重量感だけで例によってカメ。1尾目よりは少し大きなアカミミガメ。その後、コイの反応はほとんど無い中、またしてもフライが突然消える。今度はかなり重量感のあるカメで、取り込んで見ると大型のクサガメ。ガッチリフライに喰い付いている。これをリリースした後またしてもカメがヒット。今度も大型のクサガメ。首を大きく伸ばし逃げようと暴れる。これをリリースして対岸の茂みの前を狙っていると急にフライが消える。合わせるとまたしてもカメの手応え。重量感の狙ったポイントのすぐ横で反応がある手応えに[あ〜、またカメか]とガッカリしながら寄せてみると、つい先程リリースしたばかりのクサガメの首元に掛かっている。水中のティペットを引っ掛けたのかもしれないが、連続ヒットは珍しい。しかしコイが釣れない。開始から既に3時間が経過し[また先週と同じ様にボXズ覚悟になりそうだ]と焦りが出て来る。下流に下りながら[反応が無ければそのまま下流へ行こう]と様子を見る。[虎の門]の下流の倒竹の隙間の様子を見ていると、目の右隅に水面に反応したコイの波紋がチラッと映った。[居た!]と喜び急いでピックアップして倒竹越しに下流側にキャスト。落とし場所が近過ぎたのでキャストし直し倒竹の向こう側1mの所に落とす。フライの着水後一瞬の間合いを置いて水しぶきが上がりヒット。ここは期待通り3尾の釣果[やった]と喜んで取り込みに入るが動きが少しおかしい。水中に見える魚体の鰓の辺りに白いフライが見えスレ掛かりを確認する。こうなると貴重な1尾目、逃げられるわけにはいかないので慎重になる。ゆっくり時間を掛けて取り込みやっと1尾目。これでここの反応は完全になくなる。そのまま流れを下り二子橋の下流へ。今日は釣り人の姿は無く流れ込みから様子が見られる。するとすぐに元気な反応が出て緩い流れにラインを載せて反応に向かって送り込み2尾目をゲット。反応はその下流でも出ているので、そのままの位置からラインを送り込む。10分後に次がヒット。それから25分後に4尾目がヒットし先週からの悪い流れを解消する。流れでの反応が消え時間も6時を過ぎていたのでそのまま本流の二子橋上流側ここでも2尾を追加へ移動。狙いは兵庫島の出っ張り横だが、すぐ横に行くと目の前での反応が消えてしまうので、少し下流から巻き返しの上流側から様子を見る。岸際に出る反応に向かってキャストを繰り返すが喰い付かない。岸に上がり少しずつ上流に移動しながら様子を見る。それまで少しあった波が急になくなり、目の前は鏡のようになる。その水面に現れた頭に向かってフライを落とし5尾目。その後出っ張りのすぐ横の反応に向かってキャストして6尾目。辺りは薄暗くなり、反応はあるが日没終了。先週と同じ出だしだったがなんとか6尾釣れて納得の1日だった。




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