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やっと、やっと出会えた。浅川のタヌキに (2012/8/27)やっとタヌキの画像をゲット
8月27日、土曜日に出漁しなかったので月曜日だが浅川へ出漁。前回の見切りにどこまで対応できるかわからないが、幾つか作って様子を見に行く。いつもの様に平山橋の上流から流れに入り反応を探す。上流からの風で波立っていて、見難い水面にときおり反応が出る。前回群れの移動のくせを掴んでいたので、広範囲に狙わないで筋を絞り込んで橋の下を狙う。群れは前回同様に左右に移動しているようだがそれに惑わされないようにしながら、狙った筋で回遊を待つ。下流に反応ポイントを絞り込んで橋の下で1尾目が出ればラインを送り出し、反応のあった所を通過して空振りに終わると、手前まで引き戻して同じラインを流す。それをしつこく繰り返し開始から1時間後にやっと1尾目をゲット。しかし反応する数が元々少ないので、1尾でストップ。そのまま左岸に上がり[東豊田用水]の水門前に行く。しかしそこは前回と同じでコイの姿が無い。よく見ると水門の前に2尾ほど沈んではいたが、水面へ反応しない。近くまで行って様子を見ていると、いつの間にかいなくなってしまう。流れは水門前にオーバーフロー用のゲートがあるが、ゲートにゴミが絡みつき流量が少なくなっている。ゴミを取り除けば流量が増し、ゲート前の流れが戻りコイが戻って来るかもしれないと思い、ゲートのゴミを取り除きに行く。ゲートに行って気付いたのは、2尾いたがやはり反応しないゲートは丸太で組まれていて一番上の丸太が浮き上がり、2本目との間にゴミが詰まり用水の水位が上がっている。増水時に丸太が浮き上がり、そのすき間に流木が挟まって元の位置に戻らなくなり、ゴミが詰まったのだろう。そのゴミを取り除き始めると、少しずつ流量が増し用水の水位が下がり始める。全部のゴミを取り除き終わると丸太は元の位置に戻り、オーバーフローで流れ始める。これで[ゲート前の流れが変わるからコイが戻って来るといいのだが]と考えながらいつものブロック帯に移動。ブロック帯の下流には幾つかコイが浮いていたが、こちらの気配を感じてブロックの中に消えてしまう。先週そこは流れを歩くには少し深かったが、下流の水門前の流れを元に戻したら、歩いて行ける程度に浅くなってい波があり反応が見難いた。コイもいないことだし、茂みの中をかき分けて行くより楽に歩けるので流れを通って上流に行く。ブロック前も少し水位が下がっていたが釣りに影響はなさそうだッた。とりあえず反応の多かったポイント中央の様子を見る。見切りのことなど忘れていて、最初の反応は見切ることなど知らないコイですぐに喰い付いて来た。しかし次からその事をお思い出させてくれた。フライの直前でUターン。また直前で水しぶきを上げて潜っていく。とりあえずフライをオレンジに変えてみる。確かに目先が変わったので反応は良くなったが、やはり直前でUターンして行くのがいる。フライの直前まで大きな口を開けて近付くが、あとひと息という所で止まって一瞬の間をおいて潜る。対岸の茂みにオレンジを引っ掛けたので今度はピン元気に反応するが見切りも多いクに変えてみる。やはり反応はいいが直前で見切る。喰い付く直前の様子を見ているとどうもフックが口に触った瞬間に慌てて吐き出しているように思える。ピンクの2尾目をブレイクで取り逃がしたところで
[とりあえず数を稼ぐために]と沈めてみる。沈めて直ぐにヒットし、手前の流れに引っ張り出したが予想外の走りでブレイク。ティペットを結び直し再び沈めてみたが反応が鈍くなってしまい、30分掛かってやっと4尾目。しかも次がなかなか反応しない。その内水面での反応が出始めたので、フライを水面用に戻すが、フックが口に触るのが嫌いなようなので、フライボックスに一つだけ残っていた[マテリアルでフックを隠したフライ]に変えてみる。それ程きれいに隠れているわけではないが、フッキング率は上動画をアップしましたがった。針先をマテリアルで覆ってしまうとフッキングしにくくなると思っていたが、背に腹は替えられないので少し発展させてみよう。等と考えているとき、少し上流の茂みの中で何かが動く気配を感じる。そちらを見るとタヌキがこちらを覗いている。慌ててデジカメを取り出すが、体半分が茂みに隠れていて画像でタヌキが確認しづらい。その内茂みの中に消えてしまう。コイの反応はなかなか水面に現れずキョロキョロ探しているとき、今度はいつも現れる所に顔を出した。しかしカメラを取り出す前に奥に消える。上流側の窪みの様子を見ているとき、その少し上を歩いているのを見つけた。慌ててデジカメを取り出し、静止画だとヒント合わせに時間が掛かるので動画モードにしてタヌキを追い掛ける。上流の茂みの中旭が丘排水出口で11尾目に消えたとき、下流の茂みの前にもう1頭いるのがチラッと見えた。急いでカメラをそちらに向ける。タヌキはこちらの気配に動じることなく、逆にこちらを観察しているように見える。動画を静止画モードに切り替えてアップで撮影。茂みの奥に消えて行ったので目の前のコイに集中する。反応は途切れ途切れだが続き、上流側を中心に何とか8尾目まで来たときいつものポイントに再び現れた。タヌキは岸辺に引っ掛かったサーチのパンを食べているようなので、再び動画で撮影。今までタヌキとハッキリ解る画像が撮れなかったが、今回は何度も出没してくれて、動画と静止画の両方が撮れたので満足しながらキャストを続ける。一つしかないフライで何とか2尾追加して10尾になった頃から反応がストップ。下流の様子も見たかっ床固下の流れで12尾目たので、ここを切りあげ本流に戻る。途中でオーバーフローからの流れ出しと[旭が丘排水出口]の合流点を見ると、コイの動きがある。オーバーフローからの流れにラインを載せて右の巻き返しの中に送り込んでみるが、コイのいるところに届かない。ダイレクトに対岸に向かってキャストして11尾目をゲット。その後、久しぶりに床固下に行く。水位が下がりかなり様子が違っていたが、床固下の流れから12尾目を引き摺り出す。その下流でも反応は幾つも在ったが日没でフライが見えなくなり終了。数は今一だったが、タヌキに出会えて満足な一日でした。



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