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こんなに浅くなったのは平山床固の工事のため? (2012/10/13)今まではここに立ちこめなかった
10月13日、先週ベストのポケットにフライボックスがなくて、見切りに苦戦したが、フライボックスはマス用のウエストポーチの中に入っていた。白樺湖で釣り終わった時、間違えてマスのフライと一緒に入れてしまったからだ。フライボックスが見つかり安心して浅川へ出漁。前回の一番橋下では、ほとんど姿の見えなかったが、下流の深場に溜まっていて、そこから出てきたのをみるとかなりの数が居ることが判ったので、今週は一番橋下に直行。流れに数の少ないを確認しなが群れの姿が幾つも見えるら下流部へ直行。土手上から見ると、先週の深場は水面反射で水中の様子は見えなかったがその手前に2つの群れが集まっていた。下流側の群れは底近くに居たが、上流側は数尾が水面近くを回遊して、時折水面に頭を出している(矢印)。その位置を確認して少し上流に戻り斜面を下って流れに入る。サーチしながらコイの位置を確認してラインを送り出すとフライがポイントに到着と同時に反応して最初の一流しでヒット。手応えは十分で大型の感触が伝わってくる。取り込み後は右岸で記録撮影をするので、右に移動しながら誘導する。コイも素直に右に移動してくれたが、何が気に入らなかったのか突然反転して左に向かう。それ程気にせず手元に寄せようとしたが重くてなかなか近寄らない。その内引き波がブロック帯の中におかしいと思ったら折れていた入ってしまい[あっ、そこはヤバイ]と思った瞬間にラインブレイク。もう少し早く気付いてブロック帯に入らないようにしなくてはいけないのに、痛恨のミスで取り逃がしてしまう。コイが右から左に移動するとき、群れの居るポイントを走り回ったせいか反応は消えてしまう。流れ出し付近の様子を見ていると、右の深場の先で反応が出た。そこに向かってフライを送り込みやっと1尾目をゲット。しかし反応が薄い。あちこち探ってやっと次が出てきてフライに飛びついてきたが軽い手応えだけでフッキングしない。[おかしいな〜。掛かるはずなんだけど]でフライを確認すると針先が折れている。[これか。やはり喰い付いていた]とタイミングは合っていたことを確認する。しかし反応が消えてしまい沈黙が続く。周りを見ると時ずいぶん浅くなった物だ折下流から上流に向かう群れがブロック帯の前にみられるので、上流から様子を見る事にする。土手に上がり上流にむかうが、近くにコイの姿は見られない。その内[ここはこんなに浅かったかな?]と気付く。その気になってみると、以前はブロック帯の前は底が見えないほど深かったことを思い出す。それがブロックの間とそれ程深さが変わらない。一年前の画像を探して比べてみると、水位が違ってはいるがその変化が一目でわかる。上流部は増水の度に流れが変わっていたが、中流部は何年も同じ状態が続いていたのに、何故急にこんなに変わってしまったのだろう。考えられることは上流の平山橋下の床固の改修工事。工事終了後、床固が5月の増水で埋まってしまった後、周辺の砂利が下流に流れ下り、ここも埋めナマズが幾つもやってきたてしまったのだろう。そんな事を考えながら流れをみていると、ブロックの下流側に幾つも集まって居るのが見えた。時折流れに出て餌を食べているので、その上流側に降りる。ブロック帯の前は腿くらいで少し深目だったが、すぐに浅くなっているので流れに入り込めそう。水深を確認しているとき、下流から底を移動して来る黒い魚体が眼に入る。[何だろう?]と眺めるとそれはナマズ。[いいサイズだな〜]と眺めていると下流からもう1尾やって来る。驚いているとその後ろからもう2尾がやって来る。目の前に4尾もナマズをみたのは初めてで、しばらく眺めてしまった。2尾は上流に行き、2尾は反転して下流に消えたところで流れに入りブロック前のコイを狙う。反応はすぐに出て2尾目をゲット。ブロックの間を浅いブロック前で通って土手上に上がるのは大変なので右岸に行き記録撮影。リリース後同じ位置に戻るが反応は出ない。少しずつ下流に下りながらブロック前からポツポツ釣り上げる。3尾追加したところで下流の土手に餌釣りが現れる。ブロック前の反応が消え、後は流れ出し周辺だけだと思っていたところに出現したので[あ〜、あそこに来た]とガッカリ。残されたポイントは彼の届かない右岸前だけ。[まっ、何とかなるか]と立ち位置を右に変更。大きな浮きの下にパンを付けて投げ込んでいるのを横目に、その射程距離から外れたところを流す。反応はポツポツ出るがムラが多い。どうも群れで移動しているようで、出る時は数尾が一斉に反応するが急に反応しなくなってしまう。いつ、どこに出てくるか判らないのでとりあえず下流の空には秋の雲出そうなところの手前にフライを止めておいて、出たらそこから送り込む。そんな釣り方をしながら3尾ゲット。そして反応が止まる。その頃上空には秋の雲が広がり始める。雲はゆっくり東に移動し、それを見送りながらコイの反応を待つ。やっと9尾目が右岸前で反応してくれた。それをリリース後同じ所を流すとすぐに次がヒット。群れがそこに留まっていたのか運良く次がやってきたのか判らないが、連続で2尾をヒット。しかしどれも小型で60オーバーが釣れないし、反応も止まってしまう。5時近くになり左岸の釣り人は帰っていったので、左岸前のポイントを流してみたが反応ナシ。ブロック帯の中に上流に向かう群れが見えたので[最後にもう一度上流から下ってみるか]と土手上に上がる。コイに姿はポツポツ見えるので反最後に粘って12尾目応しそうなのを探しその上流に降りる。しかし反応しない。反応を探しながら下り元の場所に来てしまう。東の空に消えたサバ雲を追いかける様に低い雲が広がり、時間の割に暗くなってしまう。そんな中、やっと右岸前で反応が出た。その筋に送り込んで12尾目。ネットに入ったコイを右岸に運ぶ途中、足元の砂利が緩いことに気付く。長期間堆積していればこんなに緩いはずはないので、最近堆積したばかりなのだろう。上流からの砂利の流れ込みは止まったのだろうか。[これ以上ここが浅くなったらどうしよう]と悩みながら日没終了。



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