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新年はラインブレイクでスタート (2013/1/3)あ〜、カメラがお気に入りに向かっている
1月3日、新年は2日に釣り初めをすることが多かったが、今年は諸般の事情により3日に初釣り。新年度の年券を持って行き何方かいらっしゃればお渡ししようと出掛けてみた。ポイントはいつもの様に兵庫橋上。しかしポイントについてガッカリ。お気に入りの正面に超望遠を付けた三脚が立ち対岸を狙っている。お気に入りの左右に立ち込む余裕があるかどうか眺めてみたが、ポイントは全てカメラの射程範囲。流れの透明度は凄く良く、少し流れに入れば対岸の倒竹下のコイの姿が良流れの透明度は良かったがく見えそうだったが[あ〜、ダメか]と諦めて上流の流れ込みへ。流れ込みも透明度が良くて、崩れブロック下流の巻き返しの水中が良く見える。眺めていると黒い影が幾つも水中をうごめいている。そこは濁りのあるときには全く見えなかった場所で[あそこにも居るのか]とコイの回遊範囲を教えてくれた。とりあえず流れ込みからサーチして、水面に反応するのが居るかどうか様子を見たが、全く水面には反応してくれない。目の前の流れ込みには崩れたブロックが沈んでいるが、その周辺にも数尾の群れが回遊してくる。水面に反応が出ないので、初物狙いで沈めてみる。とりあえずのポイントはいつもの場所に落として見るが小さな当たりが数度在っただけで後が続かない。コイの姿が見えたこともあって、ポイントを少し下やっとヒットしたのにブレイク流側に変えてみる。しかし同じ様に数回小さな当たりが在ったけれど、合わせてもヒットしない。水温は9度しか無く冷たい。しかも出掛けるのが少し遅くなっていたため、用をたすのを我慢して飛び出したものだから、無性に便意を催してくる。日射しは暖かいのだが風が冷たくトイレに行くかどうかギリギリの所でお腹と相談。1時間粘ってキャストを続けたが、我慢できなくなって兵庫島の頂上のトイレに駆け込む。用を足して一息つき再び同じポイントに戻り、キャストする。しかし当たりが出ない。時折サーチして水面への反応を探してみたが、目の前のポイントでは反応が出ない。しかし下流に流れて行ったサーチには時折元気な反応が出る。その反応が少しずつ上流に向かっているように見えたので[ここま風と波で反応が出ないで来るかな?]と期待していると、目の前のインディケーターが突然沈んだ。慌ててロッドを立てるとコイの引きが手元に伝わってくる。開始から1時間半でのヒット。[やった〜。初物]と喜んで寄せに入ったところでブレイクしてしまう。原因はハッキリしている。流れ込みの速い流れを避けるために対岸に頭を出しているブロックにラインをい載せて当たりを待ち、反応が無いのでピックアップしたとき、ブロックの裏側にフライを引っ掛けてしまった。それを外すときにティペットが少し傷付いていたが軽く引っぱって切れなかったので[この位なら大丈夫だろう]とそのまま釣り続けたのが良くなかった。[あ〜、あのとき交換していたら…]と悔やまれるが気を撮り直してキャストを続ける。しかし当たりが出ない。結局2時間反応は最初だけでも粘ってしまう。下流に元気な反応が出たので、それを期に切り上げて下流に移動。しかし反応の在った場所に行ってみるが反応は出ない。ここを切り上げて本流に移動。移動中にカメラの後を通りながら「いいのが撮れましたか?」と聞いてみると「今年の子供達は魚取りが下手です。去年の子達は上手だったのに」と教えてくれた。勿論狙いはカワセミです。「いいのが撮れるといいですね」と言って別れ本流へ。しかし本流は上流からの風で一面に小さな波が広がっているし反応も出ない。二子橋の上流を諦め橋桁下に渡渉する。橋桁横の流れで元気な2尾が反応してくれたが、最初のキャストで消えてしまう。しばらく待ってみたが戻って来そうにないので、左岸に戻り橋の下流へ移動。橋桁横から様子を見ていると、下流の水面に波の波の無い所で反応が出たが無い所で反応が出た。ちょっと距離があるので少し上流まで移動してキャストを繰り返してみたが、急に風が強くなり反応は消えてしまう。眺めていると下流の瀬近くに反応が出た。[あそこか〜]と反応を追いかける様に下っていったが、近くまで行くと反応は消える。瀬の下まで行ってみたが反応は出ない。それ以上下っても期待できそうにないので、下流を切りあげ二子橋下流の左の流れに行ってみる。既に4時を過ぎていて、新年早々[ボの字]の恐怖が漂い始める。微かな期待を持って流れ込みから様子を見るが反応が出ない。[あ〜、ダメか]と諦めかけた時、かなり下流で反応が出た。残り時間は少ないので、遅い流れにイライラしながらフライを送り込む。しかし反応が消えてしまう。[何処だ〜]と探遅い流れにイライラしながら初物をゲットしていると左岸沿いに連続の反応が出た。40ヤード近く流したラインを急いで手繰り左岸沿いに流す。そこは中央よりももっと遅い流れ。それでも反応を期待してラインを送り出す。20ヤードほど流れたところで頭が水面に出た。それまで出た反応には少し焦り気味に合わせて空振りしていたので、頭が水中に消えるまで待ってから合わせ、やっとヒット。外れるのではないかと心配しながら寄せ、やっと初物をゲットできた。開始から4時間30分。[ボの字]の恐怖から解放されて一安心。しかし新年早々1尾の貧果では寂しいので、次を期待して先に見えた反応を求めて二子橋下流へ。先程よりも上流で元気な反応があったり[来た!]と喜んで合わせてみたが空振り。と言うよりフライがコイのところに行っていない。岸際にある巻き後が続かず1尾の貧果返しに途中のラインが入り込んでかなり手前でフライが止まっていた。流れに載せようと筋を変えてみたが、風と複雑な流れでコイのところに流れて行かない。仕方ないのでキャストエリアまで行って見たが、反応は消えてしまう。結局、反応は幾つかあったが喰い付かせることができず1尾の貧果に終わってしまう。それにしても厳しかったな〜。本流を釣っていて気付いたのは[ユリカモメがいない]と言う事。風向きの為なのだろうか?ま、いないことはいいことだけれど。それにしても寒かった。釣れていたら寒さも気にならなかったのだろうが。



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