肩の痛みは何とか治まり、浅川へ出漁したけれど
(2013/1/19)
1月19日、三連休を休養していたおかげで4日目には痛みが治まりはじめ金曜日には微かに痛みは残っているが釣りには影響なさそうなので休養した日の釣果を取り戻そうと浅川へ出漁。途中の道路には路肩に雪が残り、いつもより時間が掛かって浅川へ到着。ポイントを何処にするか走りながら考え、とりあえず昨年の最後に行った長沼橋を目指す。途中、今年最初の浅川での獲物を仕留めようと、平山橋下のブロック帯で途中下車。バイクを停めてタックルを抱え道路の端に行くが、河原に降りる斜面は北向きのため雪が解けていない。不用意に雪の上を歩くと滑りそうなのでブロックの模様に合わせて一歩ずつ注意深く斜面を下る。流れを覗き込んでコイを脅さないように離れて上流側に移動し、浅い流れ込みから中州に渡る。流れはきれいで川底まで良く見えるが少し速い。注意深く水中のコイを探すがいつものところに姿が見えない。流れに沿って下りながら様子を見るが反応も出ない。[おかしいな〜、居るはずなんだけど]といつも反応の在るところを通過してからやっと流れに反応が出た。しかし速い流れの中で、岸からキャストしたためラインがうまく流れて行かず、途中まで追い掛けてきたがUターンしてしまう。周辺での反応は消えたが下流の浅場では元気に反応するのがいるので、そちらに向かってフライを送り込んで見る。しかし、フライが到着した時には反応は消えてしまう。やっと流れの中での反応を見つけ上流から送り込んで見るが、直前で見切ったのかヒットしない。幾度か空振りをしているうちに反応は全て消えてしまう。[何処かに居るはずだ]とキョロキョロしていると右岸のブロックの裏側の緩い流れに反応する頭を見つける。左岸からだと途中の流れが邪魔になるので、ちょっと深かったけれど右岸に渡渉し、ブロック越しにキャスト。しかし、ブロックの下に流れ込む下水の流れでドラッグが掛かり見切られてしまう。1時間ばかり粘ってみたが釣果がないので上流へ移動。長沼橋を渡り右岸側の護岸上に行き橋の下から様子を見る。流れには幾つも元気な反応が出たのでそれに向かってフライを送り込む。しかし反応はサーチに合わせて下流に移動して、フライとの距離が縮まらない。追い掛けて行っても差は縮まらないのでそのままの位置で戻って来るのを待つ。しばらくすると数尾が射程範囲に戻って来た。岸際の流れは少し遅いので、流芯にラインを載せて送り込む。遅い流れと流芯の境目辺りに居たのが反転してフライに飛びつきやっと1尾目をヒット。浅川到着から1時間半でやっと今年の浅川の初物をゲット。65cmだが太目のいいスタイルだ。しかし後が続かない。反応も周辺にはなく、出るのはかなり下流。戻って来るのが期待できないので下流に移動。様子を見ていると岸際の緩い流れで反応しながらゆっくり上流にやってくる。それ以上距離を詰めないで移動してくるのをじっと待ち、射程範囲に入ったのを見定めてからキャスト。ラインを流れの境目にコントロールして筋を合わせ送り込む。期待通りの位置で反応してくれた2尾目で、ここまでは良かったが、反応は消えてしまう。ポイントの下流には長沼床固があり、床固下の左側の流れが期待できるので、そちらに移動するため流れを渡っている時、左岸側の浅い流れもそれ程緩くなくいい感じに流れているので渡渉してから長沼橋の上流側に戻り左岸前の様子を見る。コイが戻っていて反応が少し出たが喰い付いてはくれなかった。そのまま床固まで行き右の流れを覗いてみたがやはり反応はない。中州を左の流れに向かい、流れが治まるあたりから様子を見ると、中流部の左岸前で反応が出た。急いで反応の横に行き対岸に向かってキャストするが反応が消えてしまう。ラインを新しくしたから[色が明るく目立つから嫌うのだろうか?]等と考えながら反応を探すと、かなり下流の流れ出し直前で出た。移動すると脅しそうなので立ち位置から送り出してみる。距離はかなり遠く、流れが遅いのでかなり時間が掛かる。やっと反応のところまで流れて行くとすぐに反応が出た。しかし見難いフライで正確な位置がつかめていなくて合わせのタイミングが決まらない。[多分フライだ]と合わせてみたが少し早かったようで空振り。水しぶきが上がって反応は消えてしまう。しばらく反応が再開するのを期待して待ったが出て来ないのでここを諦め下流に移動。次のポイントは右岸側の流れの途中にある[西長沼排水出口]の水門前。前回水門前に行くのに中州から深い流れを渡ったので、今回は上流の浅場を渡って水門前に行く。土手上から眺めると水門前にいるかどうか判るのだが、土手上への斜面に雪が残っているので斜面下を移動。その為水門前に居るのが確認できない。とりあえず流れの方の様子を見ると元気な反応があり、これを狙ってキャスト。直ぐにヒットし、取り込みに入ったところで外れてしまう。ガッカリしながら水門前を覗くと反応が出ているので急いでキャスト。距離は筈か数メートル。すぐに反応したがロッドを立てた途端にブレイク。距離が近いのを忘れて強く合わせすぎてしまう。幾つもいたコイは全て流れに戻ってしまったので水門を迂回して下流へ。下流の[平山用水]のプールの流れ込みで元気な反応が出たので、それに向かって送り込む。しかし反応はラインの動きと連動するように下流に行ってしまう。そんな中、時折近場で反応するのがいて何とかヒット。しかし結び変えティペットがまたしてもブレイク。反応は下流に出たり少し上流に向かって移動したりと出る場所がコロコロ変わる。反応に翻弄されながらも何とか1尾追加。その後フライに反応するも見切って行ったり、ヒットしたのに外れてしまったりと苦戦。最後に水門前に行き薄暗くなって見難い水面の反応に合わせた途端にまたしてもブレイク。ヒットは9回在ったのに取り込めたのは僅かに3尾。見切りも多く新年最初の浅川釣行は惨敗に終わってしまう。ポイントを考え直さないと。 |