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今シーズンのマルタはもうお終いなのか? (2013/4/28)水中にマルタの姿が見えるが…
4月28日、三連休の中日、前日の早朝出漁にもめげず少し遅くなったが二子に出漁。マルタがまだ居るかもしれないので兵庫橋上をパスして本流へ。新二子橋下流から流れてくる川崎側の流れの合流点を右岸から眺めてマルタは居ない事を確認し、コイ釣りモードを頭を切り替えて上流へ向かう。新二子橋を過ぎたところで流れにフライマンが二人立ち込んでいる。ひたすらにキャストを繰り返しているが、上から眺めるとその前にマルタの姿は見えない。少し上流の岸際の流れの速いキャストを繰り返すフライマン深場には幾つか黒い影がうごめいていて、コイにしては細くて小さく、時折体側のオレンジ色が見えるのでマルタだろう。しかし数は少なく数尾が列をなして流れをうごめいているだけ。流れとしては産卵可能なはずなのだが、産卵行動は何処にも見られないから、もう東京湾に下って行く準備中かもしれない。流れを見ながら上流に向かうと、幾つも並んでいるブロックの下流には必ず黒い影が見える。そのほとんどはコイなのだが底近くにいるし、岸のすぐ前の速い流れの中なので狙う事ができない。左岸沿いの流れの上流は、右側から護岸へのぶつかりになっていてその上流側にはワンドがあり、その合流点にも黒い影が幾つか見える。流れに沿って送り込めば釣れる可能性があるので、上流から河原に降りて回り込む。立ち位置が水面近黒い影は見えたが反応せずくなので水中の黒い影は確認できないが、そのポイントに向かってフライを送り込んで見る。しかし何も反応しない。しばらく流してみたが期待できないので切り上げて上流に向かい、速い流れ込みの上流を迂回して右岸の平瀬川合流へ向かう。合流近くには、中学生くらいの子供が数人タモ網を持って流れで遊んでいる。それをパスして合流点へ。本流からの細い流れ込みに立ち合流点を眺めると歩道橋の橋桁横で反応が出た。右から平瀬川からの流れがあるがそれほど速い流れではないので、立ち位置から直接キャストしてもドラッグの心配はなさそうなので、橋桁下にフライを落とすと、期待通りすぐに頭が水面に出てヒット。しかし最初の一走りを止めたところでブレイク。ティペットを取り替えたばかりだから傷で切樫ゲタの根元は禁物れたのではない。思い出してみると橋桁の根元はブロックがありその周りは深くなっている。ヒット直後の一暴れでその深みに潜り込んでティペットがブロックを擦ったのだろう。橋桁のすぐ横で掛けるとそこに潜り込まれるので、幾つも出る橋桁横の反応は無視して、少し離れた所を狙う。しかしなかなか反応が出ない。何処に出るか判らない反応を探しながらキョロキョロしていると、橋桁から少し離れた所で反応が出た。急いでその近くにキャストすると一息ついた時に頭が現れヒット。運良く深みに入り込むことなく寄せられて1尾目をゲット。小型で体型はヘラブナのようだったがヒゲがありコイだった。とりあえず1尾目を取り込む事ができたので一安心。しかし後が続かない。反応は全て橋桁のすぐ横でキャストを躊躇反応は出たが喰い付かずする。しかしそこしか出てこないので最後は[何とかなるだろう]と腹を決めてキャスト。直ぐにヒットしたが予想通り深みに入り込まれてブレイク。[やはりダメか]とガッカリ。その後は子供達が橋桁の裏側でバシャバシャやるので反応は消えてしまう。ここを切りあげ流れをそのまま下って新二子橋下へ向かう。途中、平瀬川からの流れ出しの直ぐ下流で幾度も水面に反応するコイを見つけたが、口が痛んでいるのだろう。幾度もフライに反応したが吸い込んでくれなかった。途中、流が左から合流する部分があり、周辺は流れが速く反応が出ない。[ここは居ないのか]と諦めながら下流に下って行くと、新二子橋近くになって急に元気な反応が出始める。様子を見るとそれは橋の下から下流一帯に広がっていてかなりの数4流しで4尾。良かったが居る感じ。川幅は広めでどの筋にも居る様子なので、とりあえず橋桁近くの筋に絞って狙う。初めの10m程は何も反応がないがそこから急に元気に反応し初め、一定の間隔を置いて次々に反応してくれる。初めのポイントで合わせ損なっても、次のポイント未辿り着くとヒットする。これを繰り返し4回流して4尾取り組み連続ヒット。反応はヒットした後も下流で起こり、その中にはオレンジ色の魚体も見える。これはいないなさんが4回もヒットしている奴だろう。途中でヒットしていなかったら最後はそのオレンジ色が喰い付いてくれたのだろうが、そこまでフライが流れて行かなかった。しかし4尾をヒットした頃から反応が少なくなり、ラインの限界まで送り込んでも反応は出てくれない。新二子橋の橋桁は流れの少し右側の流れでも1尾右岸寄りに建っているが、その右側の流れでも反応が見えた。左で反応が無くなったので右を流してみると、橋桁を通過した辺りで反応が出てヒット。この日の6尾目である。しかし1尾で右の流れの反応はストップ。もう一度左の流れを流してみたが反応は出ず、ここを切り上げて下流に下る。右の流れが左の流れと合流する下流も、コイの居るポイントなのだが、下流からの風が強く吹き始め、波立っていて反応が出ない。それでも二子橋上流側の岸部近くには波の少ない巻き返しがあり、そこで反応が出た。急いで流れに入りその反応に向かってキャストしてみたが、こちらの動きに気付いたのか静に沖に去って行ってしまう。下流の橋までの間でも幾つか反応が出たが、それは流れと一緒に下流に下ってしまう。そのまま二子橋の上反応はあったが速い流れで流を渡渉して、流れ中央の橋桁下流の様子を見たかったが、意外に水深があり渡渉を諦めそのまま下流に下る。右岸のBBQの人出は駐車場のクローズに合わせて居なくなり静かになっていたが、コイは速い流れの真ん中にいるだけで岸近くでは反応しない。流れに出る反応を追い掛けて下流に下って行ったが、コイの移動に追いつけず逃げられてしまう。そのまま左岸に渡渉し、水辺から離れて二子橋の下流に戻り、岸沿いに様子を見たが追加できず6尾止まり。それでも新二子橋上流に新しいポイントが見つかった事は収穫である。次回も期待しよう。



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