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兵庫橋上は強風が吹いていたのに… (2013/5/6)兵庫橋上は風が強かった
5月6日、前日の好釣果に気分良く二子に向かったが、途中で風の強いのに気付く。家を出る時は気にならなかったのに…。いつもの兵庫橋に着いてみると、橋の上流にフライマンの姿が見える。それは木村さん。バイクを停めてタックルの準備をしながら木村さんの横に行き挨拶。既に3尾の釣果で「今日は風が強いですね」「初めはこんなに強くなかったのに。帰り道が向かい風になるので心配です」等としばらくお話をする。「しばらくここを狙います」と言う木村さんと離れてお開始早々に2尾を途中バラし気に入り前に行く。しかし反応が無い。その上流の崩れ護岸前も何も居ない。お気に入りに戻りキョロキョロしていると、下流の倒竹前に水面に浮いて移動しているコイを見つける。[喰い気があるかもしれない]とその前方にキャストして移動を待つと素直に口を開けて頭を水面に出す。少し弛んでいたラインに焦りながら大きく合わせるとヒット。久しぶりのヒットに気分良くやりとりに入り、その姿が良く見えるところまで寄せて見ると、胸鰭へのスレ掛かり。急に心配になり慎重になる。それでも外れずにもう少しでネットが届くところまで寄せたのに、外れてしまう。[あとちょっとだったのに]と悔しい。悔しさが頭の中を駆け回っているけれど手の方は目の前のポイントをめがけてキャストしている。そして倒竹高野君と木村さんの影にフライが流れて行った時、水面に小さな水しぶきが上がり、反射的にロッドが立つ。手元にコイの動きを感じ、水面に大きく水しぶきが上がった直後に手元から重量感が消えてしまう。連続のバラシはきつい!少しずつ下流に下りながら対岸の様子を見て、木村さんのところに辿り着く。[あそこに居るけれど反応しない][上はほとんど居ないから上流に行きます][私は切り上げます]と木村さん。分かれて上流に向かいかけた時「こんにちは」と高野君が声を掛けてきた。「あそこに木村さんが居るよ」と教えると木村さんに挨拶に行く。それを横目に上流へ。しかし新二子橋の上には餌釣りがいたのでそのまま本流へ向かう。前日と同様に、ぶつかり横をパスして対岸の平瀬川合流へ。兵庫橋上では非常に強かった風も橋桁周りで2尾ゲット、1尾ブレイク、平瀬川の合流点ではそれ程気にならず、水面も穏やか。兵庫橋上は左岸のビルによるビル風なのかも知れないし、南風なので右岸が風裏になるのかも知れないが、どちらにても穏やかな水面で期待がふくらむ。反応は前日同様に、橋桁周りや横のプールへの通路で頻繁に出る。それを順番に狙って2尾を連続ヒット。しかし横のプールへの移動がなくなり、出るのは橋桁周りだけ。こうなったら[ブレイクするかどうか気にしないでキャストしてみるしかない]と橋桁の根元を狙う。それでも出来る事ならブレイクの危険性は避けたいのでできるだけ橋桁から離れた位置を狙い、予定通りの位置でヒット。しかし考えが甘かった。水中のブロックは思っていた以上に橋桁から離れた位置まで深くなっていて、ヒット直後にブロックを擦りブレイク。そこポイント入口で1尾で反応は完全にストップしたので下流に移動。平瀬川からの流れが右岸沿いに下流に流れて行く筋と左からの合流点の内側で次をヒット。ここはそれ程期待していなかったところで、思いがけない釣果が嬉しい。そのまま下流に下りながら慎重に周辺のコイの気配を気にしながら新二子橋上に向かう。橋から少し離れた場所から橋の下に向かって流す。右岸に釣り人の姿もなく、初めは橋桁の左を流すと、橋桁の横を通り過ぎた位置でまず1尾。これを中州に運んで記録撮影し、次は橋桁から少し離れた位置から流して、同じく橋の下を通過した辺りで2尾目。ここまでは快調で合計5尾。その下流でも反応が出ていたので下流まで送り込んでみたが、フライに反応は出るがフッキングしない。しかも風が強くなり下流に出ていた反応が止橋桁下に向かって2尾連続まってしまう。少し左岸に寄った筋も流してみたが、下流まで70ヤード流しても何も出ない。[どこかで出るはずだ]とキョロキョロしていると、橋桁横の巻き返しで時折水面に頭が出ているのが見えた。[昨日と同じ様に横から狙うと釣れるかも]と気付き、立ち位置を変える。前日と同じ位置に移動して橋桁に向かってキャストする。前日はそこより上流側に立つ事はできなかったし、巻き返しまでは狙わなかったのでから気にならなかったが、巻き返しの中を狙うにはちょっと下流過ぎて、手前の流れでドラッグが掛かってしまいフライが止まっている時間が短い。そこで少し上流に立ち位置を変えてから、橋桁横の巻き返しの中に落とフライはゆっくり巻き返しの中を漂い直ぐにヒット。巻き返しからコイを引き摺り出して、左岸橋桁横の巻き返しで2尾前まで誘導し緩い流れの中でネットイン。これを記録撮影後、再び同じ立ち位置にい入り橋桁横に向かってキャスト。初めと同じ位置での反応が出なかったが、少し下流に流れて行ったところで橋桁側から飛びついて来た。時間は5時半を過ぎていたので、二子橋下流の岸際を狙うためにここを切り上げて移動。途中新二子橋下の東京側の様子を見に行き、右からの流れとの合流点のすぐ上でヒットしたが浅瀬で暴れられてブレイク。そのまま右からの流れを渡って二子橋の下流へ。橋の下から釣り始めると、対岸に高野君の姿が見えた。右岸沿いに岸際の様子を見ながらゆっくり下って2尾追加。2尾目を取り込んでいる時対岸から「お先に」と声が掛かる。2尾目をリリースしたところで薄暗くなり始めたので、急いで下流二子橋下の右岸で2尾の瀬を渡渉して左岸に。岸辺の草むらをバイクに向かって歩いていると、草むらの黒い弁当箱のような物が落ちていた。[コンビニの弁当箱だろう]とそのまま通過したが、途中二子橋下で高野君に会い「フライボックスを落とした」と聞く。「黒くてこの位の大きさの奴?」「そうです」「見たよ、あそこの草むらで」と言う事で二人で探しに行ったが薄暗くなり始めていたので見つからなかった。何であの時[何だろう?]と確認しなかったのだろう。前日自分で落としたフォーセップを見つけたばかりだというのに。高野君、ごめんね。



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