Top-Image

line

一月ぶりの出漁で初めは少し緊張してしまったが (2013/6/8)一月ぶりの1尾
6月8日、5月11日の深夜、カミサンが怪我をしてしまいしばらく出漁を自粛していたが順調に回復して「釣りに行ってもいいよ」と言われ一月ぶりの出漁。帰りが少し遅くなるけれどやはりポイントは浅川でいつもの平山橋から始める。梅雨入りしたのに雨がほとんど降らず、流れは減水中で、通常なら40cm程はある流れが20cm程しかない。取りあえず平山橋の上流側から反応が出るまで流してみると、40ヤード位流したところで反応が出た。ロッドを立てて大きく合わせてみ水深が20cmと浅くなった流れると、途中でU字に曲がったラインが水しぶきを上げる。ラインはフローティングなので浮いているが、リーダーとティペットは僅かに沈む。水深が30cm以上あれば問題なく流せるのだが、浅いと底石に引っ掛かっり止まってしまう。しかしラインはそのまま流れて行くので気付かない。慌ててラインを手繰り、リーダーとティペットにフロータントを塗り浮いていることを確認して流し直す。しかし反応は止まってしまう。下りながら様子をみると橋からかなり下流に出た。距離があるので橋下まで進み下流の様子をみる。コイは下流域を移動しながら時折上流にやって来る。その移動先を予測してラインを送り込み、開始から40分掛かってやっと1尾目。しかし久しぶりの1尾だから取り逃がすわけには行かない。少し緊張幾つも頭が水面に見えるしながら慎重にやり取りして何とかネットイン。サイズは54cmでちょっと不満だが、一ヶ月ぶりの1尾。この調子で沢山釣りたいのだが後が続かず、反応はほとんど見えなくなってしまう。見つけたのは遙か彼方の床固に近いところだけ。少しは手前で出るかも知れないとそこに向かってフライを送り込んでいる時、急にフライに水しぶきが上がった。慌ててロッドを握りしめた瞬間、力強く引かれヒット。半分向こう合わせだが何とか2尾目。それでここでの反応は消えてしまう。次は左の[東豊田用水]の水門前。静に近付いて流れを覗き込むと、水門前に幾つも口が浮いているし、目の前の平山橋の下にも上流を向いている姿が見える。取りあえず目の前の奴を釣り上げてからと上流側にフライを落と、すとすぐに反応した。軽くシャンクが曲がりゲープが開いたフライ合わせて下流に行かないようにテンションを掛けて上流側に誘導しようとした瞬間に外れてしまう。目の前の群れは慌てて上流に移動して行ったが、下流に居る群れはそのままなので、今度は下流に向かってキャスト。右のオーバーフローへ向かう流れの上流にフライを落とすと直ぐに向こう側から飛びついて来た。もう群れがどこに移動しようがかまわない。一気に手元に寄せてコンクリートの護岸越しに取り込む。取り込みと同時にフライが外れて一瞬焦ったが、ネットインした後なので一安心。記録撮影を始めフライをリールに載せようとした時、フライが変形しているのに気付く。通常フックはゲープが広がる程度なのに、今回は二段階に曲がっている。シャンクが横に曲がりゲープが開いている。どうすればこんな風に変形すブロック帯での反応はまずまずるのだろう。初めにゲープが開いて外れ、次のヒットでシャンクが曲がったのか。ともかく外れたのがネットの中だったのがラッキーだ。群れは上流に移動してしまったので次のポイントに向かう。茂みをかき分けてブロック帯の前に移動。流れに入り様子をみると、小さな窪みの前で反応が見える。急いでフライをそのポイントに落とすと直ぐに左から飛びついて来て一気に潜り下流に逃げる。ラインを送り出しながらそれ以上下流に行かれるとブロックを擦りそうな所で引き戻す。水中に姿が見えフライが腹に刺さっているのを確認するが、2度ほど潜った後外れてしまう。それで水面への反応は止まってしまうかと思ったが、下流側で反応があり4尾目。下流側で反応しなくなると今度は先程の窪みの中で反応が出て5尾期待しなかったポイントで1尾目。水面への反応が止まったのでいつもと同じ様に沈めてみるが、当たりだけでフッキングしない。回遊の棚がいつもより浅いと判断してインディケーターを30cm程下げると3尾連続ヒット。沈めて当たりが出なくなったので、様子をみていると、最下流部の水面で反応が出た。ブロック帯の中とその向こう側。落とし位置を少し変えながら2尾を追加。しかし反応は完全に消えてしまう。釣果は9尾になっているので、ここを諦め下流へ移動。床固下に行く途中で[旭が丘排水前]を覗くとぶつかりの下で反応が出たので、流れ込みにラインを載せて送り込み10尾目をゲット。途中でのラッキーな釣果に満足しながら床固下へ向かう。最初はいつもの右の細流でいつも通りの反応で直ぐにヒットして11尾目。ヒットした時下流側で兵庫橋上は風いつものポイントでいつもの様に1尾が強かったも2尾ほど反応していたので、もう1尾を期待してキャストしたが出てこない。[必ず出てくるはずだ]と粘ってみたがダメだった。悔しさを残したまま次のポイントへ。床固から二つ目の段差の横に行き様子をみるが反応が無い。いつもなら2〜3尾の反応が出るはずなのに何も出て来ない。ここを切りあげ下流のプールへ移動。右岸を下りながら、流れが落ち着く辺りから様子をみると、下流の土炭層の岸辺の窪みで反応が出た。複雑な流れにラインを載せて反応の出たところにフライを送り込む。[そろそろかな?]と思っていると下流からフライに向かって頭が現れ口が開く。頭が下に向いた瞬間にロッドを起こし合わせると手元にコイの重さが伝わってくる。右の速い流れに入りたがるのを無理矢理止めて、岸辺の浅瀬に引きここまでは良かったが…寄せネットイン。時間は4時過ぎで日没終了まで3時間近くあるので[15尾位は釣れるかな?]と期待したが、そこから様子が変わってしまう。反応を見つけ、それに向かって送り込み、フライに向かって頭が出るところまでは予定通りなのに、掛からない。吸い込む直前で見切っているのか、合わせのタイミングが早いのか分からないがフッキングしない。幾度も空振りしている内に反応はどんどん少なくなり、結局終了までに1尾追加できただけで12尾に終わってしまう。一月ぶりの釣りで初めは少し緊張したが、何とか12尾。少し沢山釣りたかったが…



line
サイトマップへ
Copyright © 2013 Katsumasa Fujita