暑い!!気力がなくなったところで[終了だ〜] (2013/8/10)
8月10日、またしても土曜日の早朝から出漁。取りあえず浅川へ行くつもりで家を出る。途中多摩沿線道路を走りながら[ここの下の様子も見たいけれど、ここは今度にして暫く行っていなかった南武線のところの様子を見よう]と上河原の堰を通過して南武線で途中下車。鉄橋横から流れを見ると以前とそれ程変わっているようには見えない。取りあえず、右岸にある下水のオーバーフロー出口の横から流れを見る。南武線と武蔵野線の鉄橋が並行していて、その鉄橋の上に朝日が覗いている。流れの緩い岸際の様子を見たが、それらしい反応が出ない。流芯近くの様子は後で見るとして、上流の処理場からの排水出口の様子を見に行く。しかし岸辺には草が生い茂り、水辺を進むしかないく、そのため岸近くに居たコイを脅してしまう。[浅場だから問題ないか]と逃げだして行ったコイを見送り、排水の合流点へ。排水は護岸の高台から斜面を流れ下り、護岸の間から流れと合流する。そしていつもなら流れの直ぐ下流側に幾つも沈んで居るのだが、その流れ出しに姿は見えない。流れの泡が消える辺りに居ることもあるので様子を見たが、全く姿が無い。その代わり、流れて行ったサーチに下流で反応が出た。先程逃げだして行った場所の少し下流で、最初の様子を見たところの沖合。[やはりあそこか]と静に岸際を下り、反応のあった所の上流からフライを流す。すぐに反応があり開始から20分で1尾目がヒットしたが沖に向かって走った途端にラインブレイク。前回のままのティペットをチェック無しで使ったからだ。ティペットを交換して新しいフライを結び同じ筋を流す。反応は幾つも在り、取りあえず一番近いのから攻める。それから5分後に次がヒット。引きの重さからはそれ程の大型とは思えないが、流れが少し早く意外に寄せるのに時間が掛かる。取り込んでみると予想通り小型で57cmしかない。これをリリース後再び同じ筋を攻めようとながれに入り気になったのは底の石が中途半端な大きさのこと。下流域なら10cm位までで大きさがそろっているのにこの辺りには20〜30cmの大きさが点在し、踏み外すとバランスを崩しそうで怖い。慎重に踏み出す脚の位置を選びながら、少し沖合に向かう。流れの中央付近まで来たが水深は膝上までで、意外に浅い。そこから沖は流れが速く水深も深そうなので、中央から右側を中心に様子を見る。反応は立ち位置から20ヤード辺りから鉄橋手前まで広範囲に出ている。取りあえず手前から順番に攻めて、順調に数を伸ばす。6尾までは52〜59cmの小型ばかりだが快調に釣れ続いた。しかし、7尾目で途中バラし、ラインブレイク、針折れと連続で3尾を取り逃がしてしまう。反応も鉄橋前に限られてきたので、少し下流に下ってそこまで送り込む。距離は60〜70ヤードでラインはほとんど出きっている。そんなポイントでやっと7尾目を釣り上げたが、反応は完全に消えてしまう。下流を見ると、鉄橋の下で投網師が二人ほど流れの中をあちこち移動しながら網を投げている。[鉄橋下は難しそうだがその下流なら何とかなるかな?]と下流へ移動を決める。右岸側に投網師が居るので、鉄橋下のブロック帯を左岸に渡り、下流に向かう。反応は流れの中央でポツポツ出るのでそこにフライを送り込もうとしたが、ここの左岸側は初めてで岸辺の水深が全く読めない。しかも川底は土炭層がむき出しで流れの筋に沿って深い溝があるので不用意に立ち込むことができない。流れの底が砂利に変わった所で少し沖に立ち、下流に向かって流してヒットしたが、あと少しのところで外れてしまう。その直後、下流から投網師が上流に向かって来て、目の前まで来たところで「さっきのは何?」と聞くので「コイ。途中で外れちゃった」と答え「どこなら渡れますか?」と聞いてみると「上の橋のところか下流だな」との答え。その投網師は腰まで水に浸かっているので「そこは深いですね」と聞くと「この辺りが一番深いよ」と答えた後、そこで投網を投げて獲物があったのかそのまま対岸に向かって行く。その姿を見送りながら下流に下り、やっと見つけた反応に向かって送り込み8尾目。下流には是政橋が見え、橋の下にもう一人の投網師が居るので、橋の下流を諦め上流に戻る。鉄橋下のプールにポツポツ見えていた反応の様子を見ようと右岸から流れに入って行くと、意外に浅く左岸近くまで進める。左岸前が一番流れが速く、その速い流れの横で元気な反応が出る。しかしフライにも反応するがフライが口に入らない。どうも口の痛んでいるコイのようだ。幾度も反応するがフッキングしない。それを追い掛けながら下流に下りやっとそれを仕留めて9尾目。しかし反応はそれでお終い。天気は快晴で日差しが強く、流れに立ち込んでいても風がほとんど吹いていないので暑い。早朝からの出漁で体も少しへたりかけている。[どこかでひと息つきた]で思い出したのオーバーフローのゲートの前。そこは地下水が流れ出していて水温が低く空気も冷たい。重い足取りでゲート前に行くと予想通り涼しく、ゲート前は白いモヤがかかっている。水温も本流の26度に比べて19度と冷たい。その流れにペットボトルを漬けて少し冷やして一息つく。元気が出た所で、どこに行くか悩み下流の、是政橋と稲城大橋の間に行ってみる。途中に駐車場があるが車専用のゲートがありバイクは入れそうにないのでその下流に回り込むと、岸辺に水門がある。以前来たときはなかった水門だ。表示から2年前にできたようでまだ新しい。その水門出口にコイが集まっているかもしれないと行ってみたら2〜3尾回遊している。しかし喰い気は弱く、目の前にフライが来てもそのまま下を通過して行く。1時間近く粘ってみたが釣果無し。途中で買ったスポーツドリンクも飲み干してしまったので次の給水ポイントを考える。多摩川原橋の下流のグランドの蛇口まで走り、給水。しかし、そこで暑さのため気力が萎えてしまい流れに反応を見つけたけれど[終了だ〜]暑かった! |