先週のラッキーポイントは期待したのに1尾だけ (2013/10/12)
10月12日、三連休の初日、先週ラッキーもあってまずまずの釣果だった浅川一番橋の下流へ出漁。いつものポイントに着いてみると、左岸には餌釣りが一人、岸辺から狙っていて見ている間に1尾ヒットする。流れを見ると沈んだブロック前に浮いているコイの姿が幾つも見え[あそこに送り込んでいくから…]と期待が広がる。とりあえずいつもの様に[東豊田用水]の水門前を覗くが、入り込んでいるはずのコイの姿は見えない。上流を眺めると、一番橋の下にアユ師が一人準備をしている。[下流に回って来たら話を聞こう]と期待しながら、ポイントのコイを脅さないように少し大回りをしてポイントに向かう。立ち位置は前回と同じで、ブロック前にぶつかる流れの上流側。下流の餌釣りは少し下流に向かって、二本針の仕掛けにパンを付けて投げ込み、下流側のブロック帯の中に送り込んでいる。こちらはその上流の筋の様子を見るが、反応は出ない。[浮いていたのは反応するかな?]と期待して様子を見たが、それらしい場所での反応が出ない。[おかしいな〜、浮いていたけどダメなのかな?]と思っていると、餌釣りにヒット。しかも連続で釣り上げている。いつもならフライの方が絶対釣れるのに、今日は餌釣りの方がいい。反応のでない流れを眺めながら[絶対に出るはずだ]としつこく狙う。しかし釣れるのは餌釣りばかりで見ている間に4尾を連続でヒット。[あそこから上流には廻って来ないのか]と思いながら[その内廻ってくるだろう]と自分自身を落ちつかせる。反応が無いので上流のアユ師を眺めると、下流に下ってこないで一番橋に上に向かって行ってしまう。[なんだ、こっちに来ないのか]とガッカリ。しばらく下流の様子を眺めているとポツポツ反応が出始める。しかし単発で直ぐに消えてしまう。そんな反応にフライを送り込みやっと1尾目をゲット。1時を過ぎた頃に対岸の餌釣りが大物を釣り上げた後帰って行ったので、少し流れに入り込んで彼が釣っていたポイントを狙ってフライを送り込むが反応しない。その代わり、今まで狙っていたところで反応が出始めた。1尾目から50分後にやっと2尾目。それからポツポツ釣れ始めるが回遊する数が少ないのか連続ヒットというわけにいかず、30分間隔位でのヒット。それでも前回に比べると反応はいいので、釣れなくなるまで粘り[釣れなくなったら先週のラッキーポイントに行こう]と頑張る。数尾釣り上げた頃上流からアユ師が対岸を下ってきた。先に見えた釣り人とは違う人のようで、下流のプールまで行って竿を振っていたが、釣果がないので切り上げて上流に戻ってしまう。話を聞こうと思っていたが対岸を移動して行くのでそのまま見送る。開始から2時間で5尾釣り上げた後2尾を連続でバラしてしまう。しばらく釣果無しの時間が続き、やっと6尾目を釣り上げたがこれがこの日の一番の大物で66cm。大物といってもそれ程大きくはないが、何とかそれらしいサイズが上がった。これを撮影しているとき、上流からゴムボートが下ってきた。ポイントから離れていたので、ボートはこちらの立っていた場所の近くを通過して行く。そのボート、後に大きな球を引きずっている。[何だ?あの球は]と眺めながら、ポイントでの反応がなくなったのでラッキーポイントに移動する事にする。護岸に上がって流れを見ると、先程のボートが下流の瀬に近付いている。それを眺めていると、後に繋がっている球の中にもう一人入っている。[なんだ、二人で下っていたのか]とその大きな球の存在を納得。それを眺めながら下流のラッキーポイントへ。ポイントの横を静に回り込んで狭いポイントの様子を見るが反応が出ない。しばらく眺めているとやっと反応が出た。しかし数が少ない。よく考えてみると、前回釣り上げたのは全て少し下流にリリースしたから、コイは全て下流に移動してしまい、ポイントの数が少なくなったのだろう。期待したが自業自得なので[そう言うことか]と納得しながら数少ない反応に対応する。対岸近くに元気な反応が出たが、見事に見切られ[上から降りてきた奴かな?]と上流ポイントの見切りの多さを悔やみながらキャストを続ける。手前の茂みの前に出た反応に、草越しにフライを落としてやっと1尾を釣り上げたが、後が続かない。ポイントを眺めると、上流にも狭い水面が見え、そこで波紋が広がる。[あそこにもいるのかな?]とそちらの様子を見に行くと、そこは浅く濁りのない水が広がっていて、コイは対岸の茂みの中で動いている。どう見ても対岸の茂みに向かっているのでフライの落とし場所が見つからないし、その1尾しか見えない。諦めて元のポイントに戻るが反応は出ない。[ダメか]と諦め、横の本流へ行って見る。前回全く反応の無かった流れは、少し前から吹き出した下流からの強い風で一面に波立っている。反応が出ているかもしれないが全くそれが見えないので、下流を諦め元のポイントに向かう。上流に戻りながら途中の上田用水の水路を眺めていると、足元の岸際を浮いて移動しているのが数尾見えた。[あれならひょっとして喰い付くかもしれない]と考え、静に斜面を下り、途中からコイの前方にフライを落として見る。フライに向かって来たコイがフライのところで水面に反応するかと期待して待ったがそのままフライの下を通過してしまう。水路を眺めると、対岸の岸に向かって尾鰭を動かしているのが見えたので、それに向かってロールキャスト。狙いはコイの前方かすぐ横なのだが、強い風のため狙ったところにフライが落ちない。しかも筋は合っていても途中で失速してコイの後ろにしか落ちない。最初のポイントに戻って最後のひとあがきと思っていた時間も、この反応しないコイに費やしてしまい日没終了。本当に最近の浅川は厳しくなってしまった。以前なら10数尾が平均で釣れていたのに、最近は10尾に届く事がまれになってしまった。どこかに移動しているはずなのでそれを探し出せば釣果は伸びるはずなのだが…?? |