たまには女の子と釣りをするのもいいもんだ (2013/10/13)
10月13日、[フライロッダーズ]にコラムを書いているおのまりさんから「多摩川のコイを釣りたい」と連絡をもらい、一緒に釣りをすることになりました。場所を色々悩んだ結果、取りあえず釣果が期待できそうな武蔵野線の鉄橋付近を伝える。お昼に現地集合のなのでちょっと早めに行って流れを眺める。先に竿を出してしまうと、ついつい調子に乗って釣りすぎてしまいそうなので、護岸の上から流れの様子を見るだけにする。いつも釣り場に着くと直ぐに流れに降りるので、こんなに流れをじっくり眺めた事はない。見ているとコイがゆったり回遊してくるし、時折水面に反応する。そんな中、水面で何かを追い掛けている波紋が広がる。多分弱ったアユを追い掛けているのだろう。そして上流には小物釣りのフライマンが一人、流れに向かってキャストしている。眺めているといいサイズのオイカワらしいのを連続で釣り上げている。下流に見える武蔵野線鉄橋の下流に見える是政橋のところには、アユ師が一人。多摩川原橋から下流は15日からアユは禁漁になるので[禁漁になったらどこに行こうか]と考えているので、様子がちょっと気になる。そんな事を考えながらまりさんの来るのを待っていると、上流のフライマンが切り上げて自転車で下ってきた。近くまで来たところで「お久しぶりですね。背中のそのタモで藤田さんだと判りましたよ」と声を掛けてくれる。それは2年前に王禅寺で会った安居院さんだった。「今日は下流でオイカワを釣って食べる会があるけど、こっちに来てしまいました」「いいサイズが上がってましたね。オイカワですか?」「ええ、あそこは大きいです」などとお話をしているところに、まりさんとお友達の園部さんが来た。安居院さんに「ありがとうございました」と言って別れ、お二人と打ち合わせ。駐車場が見つからないということなので安居院さんにお聞きした場所を伝え車を移動してくるのを待ってから再度釣り方の打ち合わせ。用意したフライを渡して早速ポイントへ。最初は右岸の水再生センターからの流れ出し周り。水面に見えるコイを狙ってキャストするが、直ぐに潜られてしまう。その下流に居た元気のいい奴に向かってキャストしてもらうが合わせのタイミングが合わない。そうだよね、いきなりの反応に合わせるのはちょっと無理だろうね。釣りの様子はまりさんのコラムで紹介されると思うのでここでは書きませんが、そのまま下流に下り、武蔵野線の鉄橋下に向かって釣りをしているのを横で様子を見ているとき、すぐ横に垂らしていた私のフライに向こう合わせでヒット。全く釣りをしている気持ちになっていないのに釣れてしまったのでちょっと驚きながらも「今日は1尾」と喜ぶ。この日は自分の釣りをする予定はなかったのだが1尾釣れてしまった(笑)。まりさんにも鉄橋下に向かってフライを送り込んでもらいましたが、初心者にはちょっと難しい長距離の流しだったので、出て来る反応に合わせきれず釣果無し。そのうち反応が出なくなったので鉄橋下を通り直ぐ下流の流れに移動。鉄橋下は川底がブロックで固められていて、そこから幾筋もの流れが下流に流れ出している。その筋の先にフライを送り出し見事にヒット。気持ちの良いコイの反応をしっかり捕らえるところはさすがですね。ポイントでの反応が期待よりちょっと少なくて数を釣ってもらう事は出来なかったですが、何とかコイの感触を味わって頂く事ができたのはよかったです。コラムの掲載が決まったら改めてスケジュールをお知らせします。まりさん、園部さんお疲れさまでした。 |