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初めて見たタヌキの[ため糞] (2013/11/30)これがタヌキの[ため糞]
11月30日、最近、どこのポイントも反応するコイの数が少なく釣果が伸びていない。しかしコイの数自体が少なくなっているはずはないので何処かに居るはず。春先にはマルタの産卵場の近くに集まっている事があるので、この時期には[ひょっとしてアユの産卵場に集まっているのでは?]と考えてみたが、アユの産卵場がどこなのか皆目判らない。東名付近の
噂があるので取りあえずアユ釣り場の近くに行ってみる。東名下は浅い瀬が続いているので、コイが昼間集まっていると遠くに出た反応まで行ってやっと1尾目すればその下のブロック護岸前のトロ場ではないか?と考え出漁。ポイントのブロック帯に着いて流れの様子を見るが、コイの反応は出ない。反応のないまま流れて行ったサーチが、ブロックにいるヘラ師の向こう側に届いたとき反応が出た。取りあえず1尾居ることは判ったが、他に反応が出ない。そのまま暫く様子を見ていたが全く反応が無いので、先に見つけた下流の反応を確認すると、相変わらず元気に反応している。こうなったら唯一の反応を狙うしかない。ブロックの上から岸辺に戻り下流を目指す。[この辺りだったはず]と遠くから見えた反応の場所を探していると、ブロックのすぐ前で反応が出た。岸辺のブロックは少し間隔が開いているし、傾いているので上に乗ることができない。岸辺の護岸からブロック越し反応が無いので移動にキャストするが手前のブロックの間は流れが緩く、フライにドラッグが掛かり反応の在った場所に流れて行かない。送り込む事ができないので反応の近くにフライを落とすと、すぐに反応してくれて1尾目がヒット。水中に沈んだブロックを交わしながら寄せてネットイン。しかし反応はこれだけ。下流方向に反応が見えないのでもう一度上流のブロック帯に戻り様子を見る。目の前に沈んだコイが1尾回遊して来ただけで、水面は沈黙。上流を眺めるとブロック帯が続いているので、岸沿いに上流に向かう。しかし途中で岸辺の道もなくなりそれ以上上流に行けない。仕方なく元来た道を戻り、陸に上がって上流へ移動。岸辺の茂みの中の踏み分け道を探し[この辺りから]と目星を付けて茂みの中には色込む。両側に背の高い竹やっと見つけた反応もが茂り全く景色の見えない中を進むと茂みの間から流れが見え始める。[そろそろかな?]と覗き込むと、ちょうどポイントへの流れ込み部分で沈んだブロックの前に巻き返しが見え、そこに漂っている水面のゴミに頭が覗いている。[居た居た]と喜ぶが、水辺に降りるところが判らない。取りあえず先に進んでみると、何とか降りられそうな場所を見つける。倒れかかった木の下をくぐり水辺に降りると、見つけたワンドの上流側。静に流れに近付き見つけた巻き返しを眺めると、ブロックの前に頭が見える。ちょうど新二子橋上流のワンドと同じ感じで流れているので、流れの境目から送り込む。しかしブロック前に頭の出ていたゴミが風向きが変わったのか見えなくなってしまう。ゴミの移動と同時に頭も消えてしまい狙い巻き返しの境目で2尾場所が分からなくなる。その内ブロックと流れの間に頭が現れる。それに向かってフライを流してやっと2尾目。しかしヒットしたコイは横の速い流れに入り込み、一気に下流に走ろうとする。下流に走られたらここは追い掛けることはできないので、不安だったがラインを止めて下流に行くのを阻止する。運良くコイはそれ以上下流には向かわず、流れの中央を上流に向かい出す。一息ついたところで撮影して少しずつ寄せに入る。下流のワンドに誘導すればもっと楽に取り込めるのだが、次を考えてちょっと無理をしてしまう。何とか岸部の緩い流れに誘い込んでネットイン。その後、同じ場所でもう1尾追加したところで反応は完全に消えてしまう。次のポイントをどこにするか考え[ここまで来たのだから東名の上の様子を見てこよう]と期待したが反応ナシ上流に向かう。以前は東名上にいい感じの窪んだ流れがあったので期待してそちらに行ってみるが、岸辺は金網で覆われストレートな流れになっている。水深はいい感じなのだが流れが速くコイの反応はナシ。東名近くまで下り[ダメか]と護岸を登り始めた時、足元にうずたかく盛り上がった糞の塊を発見。[何だこれは?]と眺めると、中に赤い実や種が沢山混ざっている。犬にしては中身が変だし、一箇所に盛り上がることはないので取りあえず撮影して後で調べると、どうもタヌキの糞で[タヌキのため糞]という言葉があり、同じ場所に糞をするらしい。と言う事はこの付近に定住しているのか。斜面を登り[次はどこに行こうか]と考えるが、それより上流は浅場が続いているから[二子に行こう]と下流に向か橋桁の両側で1尾ずつう。いつもと逆の方向から二子に辿り着き、最初は新二子橋上の巻き返し。[さっきと同じ感じだから]とポイントを眺めると、対岸にルアーマン。[あ〜、あそこに立たれるとダメだ]と直ぐに諦め中州に渡り新二子橋上流を目指す。前回不用意にポイントに近付き過ぎたので、今回は少し上流から様子を見ながら近付く。様子を見ると元気な反応は出たが、サーチと一緒に下流に移動してしまい、キャストエリアでの反応が消える。流れは水位が下がり、まっすぐ下流に向かう筈の左の広い流れは、中央付近から右側は大きく右にカーブして橋桁の右側に向かっている。その流れの中で微かな反応がフライのところで出た。半分疑いながらも位置的に[フライへの反応だろう]と合わせるとヒット。目の前の反応が消えたとき、橋桁右の流れ大きくカーブしたその先でヒットで波紋が広がった。その流れを覗き込むと元気な反応が幾つも出ている。それに向かってフライを落とすと直ぐにヒットで5尾目。残りの反応は消えてしまったので再び左の流れの戻り橋桁の左側を探す。流れの左岸寄りに水面が波立つがフライへは反応してくれない。橋桁の根元で水面が揺れるので、そこに送り込んでみると、大きくカーブし橋桁のすぐ横で頭が現れて6尾目がヒット。その後は反応が消えてしまい、ここを切りあげ渡渉前の巻き返しに行ってみたが、反応は出て来ず日没終了。コイは一体どこに集まっているのだろう。




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