見切り対策で、マテリアルの位置を少し変えてみたが… (2013/12/1)
12月1日、前日のポイント探しが不調だったので、登戸付近でポイント探し。取りあえずいつもの宿河原堰の下から様子を見る。しかしいつもの場所の右岸前への回遊が見当たらず[何処にいるんだ?]と辺りを見回すと反応は流れの向こう側と下流に出るだけ。流芯の向こう側は後の茂みが邪魔でキャスト出来ないから[後で中洲側から]と言うことにして、下流の反応を眺める。いつもなら少しずつ上流に移動してくるはずなのに、今回は反応が見つからないためちょっと多目にサーチしてしまったためか、それと一緒に下流に移動してしまい、上流には戻ってこない。戻って来なければこちらから行くしかないと反応を探しながら下流へ移動。途中で見つけた反応の手前で止まり、流れにラインを載せて送り込んでみるが、上流には向かわず下流に行ってしまう。やっとフライに反応してくれても、合わせのタイミングが合っていないのかすっぽ抜けてしまう。長目にラインを出してみたり、沖側から送り込んで、途中から筋を変えてポイントに流してみたりしても、最後のタイミングが合わない。そんな中1尾だけやたらに元気に反応する奴がいて、水面に背鰭まで出しながらサーチに向かって突進しているのだ。[あいつの前にフライが行ったら絶対にヒットするのに…]と思いながらも上流に向かって来ないのが悔しい。それを特に眺めているとき、近場で反応が出た。反応は岸沿いに上流へ向かっている。その筋にラインを合わせて送り込むと右から頭が浮いてきてゆっくりフライに向かって来る。それまで合わせが少し早かったみたいだから、コイがフライの位置を通過するまで待って大きくロッドを煽るとヒット!やっと1尾目を掛けることができたが次の反応はかなり下流。目の前には右岸からの排水出口があり、その出口に幾つも沈んでいるコイの姿が見える。いつもは少し濁りが在って、底までは見えないが今回は水位が低いこともあって底がよく見える。フライを沈むパターンに変えてインディケーター無しでコイの目の前に落とす。しかし排水の流れが速くコイの前に沈む前に下流に流れてしまう。[どうしよう]と悩んでいるとき、下流から排水に向かって来るコイが見えた。手前に落とすと沈んだところが口の前。見ているとフライは素直に口の中に消える。ロッドを立てるとヒット。そのまま沖に走るのを止めて、水面に浮いてきたので安心して取り込みのことを考えていたら、一気に沖に向かって走る。急な反応にラインの送り出しが遅れ、痛恨のブレイク。ガックリしながら排水前を覗き込むと同じように沖から向かって来るのが見えた。それに向かって沈めて流すと、同じようにフライが口に入りヒット。今度は慎重に寄せて2尾目。コイをサイトでヒットできたのは珍しい事だ。何とか2尾をヒットしたが後が続かない。下流に見えていた反応は、排水前の様子を見ているときやって来たフライマンが先にキャストして散らしてしまったから、反応はなくなっている。フライマンが下流に移動するのを待って、中州に渡渉。流れから離れて上流に向かい、釣り始めた場所の対岸から様子を見る。目の前に見つけた反応に向かってキャストすると直ぐにヒット。快調なペースで3尾目をゲット。次の反応を探していると、先程から出ていた元気な奴が現れて反応時始める。その上流にキャストして回遊を待っていると、水面に背鰭まで出して飛びついて来た。期待していたヒットに気分良く寄せに入るが対岸近くを移動してなかなか手前に寄って来ない。その内、手元にちょっと変な感触があったが反転でもしたのだろうと気にしないで寄せようとしたが動かなくなった直後にブレイク。ティペットを確認すると、切れたところのすぐ上がザラザラに傷付いている。[あの変な感触は底の石かゴミに絡んだ感触だったのか]と変化に気付かなかった事を悔やむ。新しいフライを結ぼうとフライボックスを覗くと、お気に入りの[Chubby
Flrat]が見当たらない。テスト中の新型の入った袋を眺めているとき[これもテストしよう]と作っておいた[マテリアルの位置を少し後に移動したタイプ]に気付く。[そうだ、これを試して見よう]とティペットに結ぶ。流れを下りながら様子を見ていると、左からの流れが合流する手前で反応が出た。反応までは約20m。少し手前にフライを落とし流れに載せて反応のところに送り込むとすぐに反応。大きく合わせるが空振りに終わる。コイは驚いた気配はなく、そのまま流したフライにもう一度反応。しかし次も空振り。[消えたかな?]と思いながら同じ所を流すとまたしても反応してくれる。合わせると手元にヒットの感触はあったが直ぐに軽くなってしまう。先の空降りと、最後の浅掛かりとからフライに問題があることは確かだ。マテリアルを針先から離しているから、針先が口に入る前に合わせてしまうからだろう。合わせのタイミングを変えるわけにいかないからこのフライは問題があると言う結論に辿り着いてしまう。反応を取り逃がした後、右岸の戻り下流に下る、途中いい反応は出たが合わせき無いまま最下流へ到着。反応は終点から80ヤード位先に出ているのでギリギリの所。ラインを限界まで流して回遊が上流に向かうのを待って何とかヒットしたが、途中の流れが速く重くてスムースに寄せられない。試しに時間を計ってみると11分も取り込みに掛かっていた。次も遠くの反応に向かって流していると、少し手前で反応が出た。手前と言っても60ヤード位。これは直ぐにヒットしたが寄せるのに12分。その後の反応は遠くなりすぎて手も足も出ずここを切り上げて二子に廻る。前日良かった新二子橋上に直行し、前日と同じように橋桁周りの様子を見たが、前日と違って反応自体が全く無い。橋桁右の流れも何も出ず、左岸前では移動する引き波がちょっと出ただけ。薄暗くなるまで粘ってみたが反応の出ないまま日没終了。テストパターンが失敗だったので少し改良したパターンを考えなくっちゃ。何処を改良するかまた悩んでしまう。 |