Top-Image

line

釣り納めは最初の1尾だけ。厳しかったので二子を一回りしたが (2013/12/29)今年最後の夕景
12月29日、今年最後の週末は土曜日に急用が出来て日曜日だけの出漁。来年度の年券が手に入ったので[誰か居るかな?]と二子に出漁。いつもの兵庫橋上に着き水辺でタックルの準備を始める。岸辺に来る人が少なかったのか、流れの真ん中の浅場をゆったり回遊しているコイの姿が幾つも見える。フライを結び終えたのですぐにそのコイの目の前に落として見る。1尾目は水面に興味がないのかフライのすぐ横を通過して対岸に向かってしまう。流れを見ると下流から2尾が上流目の前への回遊に向かって来るのが見えたので、その上流に落として廻ってくるのを待つ。しかしこの2尾はゆっくり対岸方向に移動していくので[やはりここからじゃダメか]と思った瞬間、その下流からもう1尾回って来た。フライを落とした位置はそのコイの上流に在ったのでそのままやってくるのを待つ。ちょうど対岸のビルが明るく水面に映っているところにフライが流れて行き、見難くなったところにコイの頭が水面に向かって動き出す。いつ口の中にフライが入るか見定めようとしたが、フライの位置がよく見えない。[ヤバイ、見えない]と思った瞬間、水面に出た口が映り込んでいるビルの中から黒く現れた。運良く喰い付くところが確認できたので大きくロッドを立てるとヒット。ヒット後はそれ程暴れることもなく難無く寄せら開始から5分で1尾目れて、開始早々の獲物。水辺に立ちキャストを始めてから5分で1尾目。最近になくラッキーな1尾目だった。これを記録撮影してリリース。メモを書き終えて水温を計ると9度しかない。目の前に見えていた回遊は全て消えていて、見える範囲にコイは居なくなってしまう。流れに入りいつもの[虎の門]前に行くが姿は見えない。その上流の崩れ護岸前に行こうとした時、ポイント前に小さな水しぶきが一つ。岸を見ると親子連れのお父さんが餌を投げ込んだところで、そちらへの移動を諦める。[虎の門]で下流の倒竹の中から回遊してくるのを探していると、上流から数尾の群れが回って来た。その進路にフライを落として来るのを待っていると、コイはフライの下を何も無いかのように通過して行く。暫くすると今度は下流の倒竹反応は出たが…の下から群れが出てきたが、これも素通り。幾度か回遊して来たがどの群れも全く水面を無視。仕方なくここを諦め二子橋の下流側へ移動。流れ込みから様子を見るとすぐに反応が出たが反応のあった所にフライが到着したときには沈黙。反応は少し下流で出るだけなので、立ち位置のままそこまでフライを送り込んで見るが流れが複雑で目的のところに流れて行かない。少しずつ下流に移動しながら送り込んでみると、フライの近くまでは来るがそれ以上近付いてこない。やっと近くまで来たと思ったが、水面が微かに揺れる[見切り]で終わってしまう。そのうち反応が消えてしまったので横の本流に移動。二子橋下から下流に向かって反応を探してみたが、かなり下流で1回反応が出ただけ。しかもその反応の上にカラスが反応が出ない飛んできて下のコイを脅してしまう。それ以上下流は期待出来そうにないので、二子橋をくぐって上流へ。最初は兵庫島横の出っ張りだが、ここは明るい内は期待できない。予想通り全く反応ナシなので、そのまま上流へ。左岸に流れがぶつかるところの巻き返しに行き、上流から様子を見ると、今まで反応したことのなかった岸際に頭が出た。それに向かってフライを送り込もうとしたとき、それまでおとなしく水面に反応していたコイが水しぶきを上げる。何に驚いたのか判らないがそれ以後沈黙してしまう。暫く反応のあった所に送り込んでみたが、何も出ないので対岸の平瀬川との合流へ移動。遊歩道の橋の下に来たとき、以前と流れが変わっているのに気付く。それまでは本流からの流れが橋の下で合流し、橋桁周りにここも反応ナシ巻き返しができていたのに、その流れが止まり、平瀬からの緩い流れだけになっている。その為橋桁横に行く流れがなく反応を探すことができない。本流からの流れは流れ込みの上流に大きくはみ出した砂州の向こう側から回り込み、橋桁下には行かずそのまま岸にぶつかり下流に流れて行く。反応が出ないのでここを切りあげ新二子橋下へ向かう。途中、本流が中州で左右に分かれて右側に流れ込んでいた流れが止まっているのに気付く。結局、新二子橋に行く流れは平瀬の合流点からだけなので水量がかなり少なく浅い。新二子橋に到着したがここも反応が出ない。橋桁の右の流れにも反応が無いのでここも切り上げて中州を東京側へ移動。新二子橋の橋桁下流に来た時、橋桁裏に少し良さそうな流れが見えたので、橋桁の上流に回りポイントはよかったが込んで覗き込むと、沈んだ黒い影が見える。しかし水面に全く興味を示さない。そのまま下流に下り、平瀬からの流れの合流点下へ行くがここも反応ナシ。二子橋に到着し、下流の様子を見るが反応が無いので、流れ中央の橋桁下に渡ろうと流れに入ったが、少し深そうなので諦めて下流に移動。しかし川崎側では全く反応が出ない。下流の浅場を東京側に渡り、再び二子橋下から下流の様子を見るがコイの反応は無く、カラスだけが反応する。陽はかなり低くなり日没が近い。取りあえず一番反応の良かった兵庫橋からの流れの二子橋下流へ行ってみる。反応は復活していたが、数が少ない。しかも反応する間隔が長く、反応時間も短い。[出た]と喜んでフライを送り込んで見るが、到着したときには反応は消えている。[どこに出るか]最後まで追加できずとキョロキョロしていると、目の前のすぐ横に出たり、全く筋違いの場所に出る。近場に出た奴にキャストしようとラインを手繰り始めると反応は消える。筋違いも流し直す頃には移動して居なくなっている。そんな事を繰り返している内に時間だけは過ぎていき、辺りは薄暗くなり始める。結局、開始早々の1尾で終了。それにしても今年は平瀬以外は釣果が伸びず厳しい1年だったな〜。出漁回数も少なかったから、来年は15,000尾到達に向かってもう少し頑張らなきゃいけないと痛感している。
皆さん、今年は色々ありがとうございました。




line
サイトマップへ
Copyright © 2013 Katsumasa Fujita