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新年度の初釣りでこんなのが釣れた (2014/1/13)ゴリさんといないなさん
1月13日、開成の獲物を燻製中で、帰るまで
燻煙が絶えないようにして二子に出漁。しかし出掛ける直前に木村さんのブログに[やっちゃった]の文字を見てちょっと心配になるが、気にしないようにして出発。取りあえず最初のポイントは兵庫橋上。そういえば前夜に見たテレビ番組の[ザ!鉄腕! DASH!!]で兵庫橋上が映っていた。外来魚を捕獲するために網を広げて追い込む映像で入ったのはアユとライギョとコイ。あれは昨年10月ぐらいの撮影かな?多分平日だから気付ゴリさんといないなさんかなかったのだろう。番組ではアユの産卵場所も教えてくれたので今年は様子を見てみよう。等と考えながら流れを眺めるが、水中にコイの姿が見えない。お気に入りの[虎の門]周辺にもそれらしい影は動いていない。居ないのが判るのは水の透明度がいいからなのだが、水温も9度しか無く、コイの活性も今一なのだろう。こんな時コイが集まっているのは[多分上流の流れ込みなのだろう]すぐにそちらに移動。流れ込みの瀬の横から、対岸の崩れブロックの下流側を眺めると、水中に黒い影が幾つもうごめいている。水面にサーチして見ても全く反応してくれないので、迷わずインディケーターと沈むフライを取り付ける。ポイントは細い竹に囲まれた狭いエリア。棚はいつもなら1.05mなのだが、ちょっと減水気味だし、ゴリさんといないなさん狙うポイントがいつもより岸寄りなので0.6mにセット。手前の流れによるドラッグを出来るだけ少なくするため、コイを脅さないギリギリのところまで進み、すき間めがけてキャスト。いい位置に着水したので手前のラインの様子を見ながら反応を待つ。インディケーターに小さな変化が出たので合わせてみるが空振り。次も予定通りのところに着水。暫く待つとインディケーターが動く。軽く合わせると手元に重さを感じてヒット。どこで取り込むか後を眺め流れの中から引き出そうとしたとき外れてしまう。新年一発目にバラしてしまう。外れた具合から[多分スレ掛かりだろう]と自分自身を納得させて次を狙う。次の反応はすぐに出た。今度はインディケーターが一気に沈み込む反応でガッチリフッキング。新年最初の獲物はゴリさんといないなさん沈めてはいたが55cmの平均サイズ。次も9分後にヒットで連続の獲物。水中には黒い影が動き回っているが、インディケーターへの当たりが少なくなっていく。1時間以上粘りやっと次の当たりが出てヒット。しかしやけに軽いしすぐに水面に姿が出る。見るとフナ。最近フナが釣れることがほとんど無かったので、久しぶりの対面が嬉しかったが、コイではないことが悔しい。33cmのマブナだかヘラブナだかちょっと判断しにくい体型だった。しかしその後は当たりもなくなってしまう。それでも時々黒い影が現れるのでしつこくキャストしていると、水中に沈んでいた枯れ枝に引っ掛けてしまう。引っぱってティペットを切ろうとしたが、インディケーターの上で切れたので、対岸に渡って回収する。ここに来たついでに水中に沈んでいる枯れ枝ゴリさんといないなさんを取り除いて次回からもっと釣りやすくなるようにする。ポイントを荒らしてしまったので下流に向かって流れの様子を見ながら下ったが、何も出ない。最初のポイントに戻り暫く様子を見ている間に、2回小さな反応が水面に見えたが単発で消えてしまう。それでも新年最初の獲物が上がっているので気分良く移動する。次のポイントは同じ流れの下流域。二子橋をくぐりポイントに到着。様子を見ると、こちらでは元気な反応が水面に現れる。しかしここのコイは最初の頃と違って警戒心が強くなり、水面への反応自体が単発で、出る場所も広範囲に広がっている。下流に反応が出たので、それに向かってフライを流しても、流れが遅く、フライが到着した頃にはもうそこから消えている。幾度も下流に向かって流していると、突ゴリさんといないなさん然目の前に浮いてくることもあり、コイに弄ばれてしまう。そんな中、ちょうど流していたフライとは同じくらいの距離で少し離れた所で反応が出た。しかも反応はフライの方に向いている。[そのまま来いよ〜]と期待しながら待っていると、フライの横に頭が現れた。[やった〜。今年最初の水面での獲物だ]と慎重にやりとり開始。大きくはない55cmだが会心のヒット。ポイントでの反応は、ヒット後消えてしまったのでそのまま横の本流へ移動。二子橋の下から下流の様子を見ると2尾ほどがかなり下流で反応する。ラインを出したまま左岸を下流に下る。その途中、反応の見えなかったところで反応が出た。[あっ、こんな所で]と慌ててラインを手繰り、少し流れに入って下流に送り出す。20m程流れたところゴリさんといないなさんで、横から飛びついて来た。しかし慌てて合わせたので、フライの位置を確認しないでロッドを立ててしまう。結局いい反応に空振り。しかしコイが驚いた様子は無かったので少しラインを引いて同じポイントを流し直す。すると今度は下流から大きな口がフライの後方に現れた。今度は合わせのタイミングを計り、大きくロッドを立てたがタイミングが少し早くフライは口に入っていなかったのか空振り。コイは水しぶきを上げて消えてしまう。下流に見えた反応は、上空をカラスがパン狙いで飛び回り消えてしまう。下流を諦め二子橋の上流へ移動。河原は寒さのために人影が少ないので、夕方でないと反応しない兵庫島横の出っ張り周りを期待して様子を見る。しかし反応は出ない。夕陽が対岸のビルの影に隠れたゴリさんといないなさんときから風が冷たくなる。上流に行って渡渉し、新二子橋下の様子を見たかったが、あまりに風が冷たいので気力が萎えてしまう。代わりに一番下流の出っ張り先端から、二子橋に向かって様子を見たが、反応は全く出ない。兵庫島を越えて再び最初のポイントに行ってみようかとも思ったが、寒さに負けてしまい撤収。結局新年最初の獲物は3.1尾。沈めて2尾とフナ1尾、水面で1尾。木村さんが[ボ]だったことを考えると、まずまずの釣果。しかし厳しいスタートだった。帰宅後ドラム缶に最後のチップを追加して夜中に完成。後は味を確認するだけ。



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