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3ヶ月行かないと流れが変わっていた (2014/1/18)久しぶりで流れが変わっていた
1月18日、最近二子での釣果が今一なので久しぶりに浅川の様子を見に行く。しかし一番橋下もポイントが狭くなりコイの数が少ない。その上見切りが多いので平山橋周辺に行ってみる。橋の袂にバイクを停めて斜面を下り、橋の下をくぐって上流側へ。河原を歩きながら今まで流れのなかったところに浅い流れが広がっているのに気付く。国交省のホームページで、上流の滝合橋下流の左岸で護岸工事をしているのは確認していたから、その影響で流れが変わっているのだろうと思い上流には工事用の仮設護岸がながら上流を眺めると、左岸に工事用の土手が築かれていて、その向こうに重機の頭が見える。浅くて緩い流れは広範囲に広がっていて、その水際でタックルの準備をしながら本命の流れを見ると黒い影が1尾水中に見える。しかし沈んだままの移動で水面に反応する気配がない。準備を終わり取りあえず対岸際にサーチして見ると、下流で反応が出た。流れに載せてフライを送り込んで見たが、反応はサーチと一緒に下流へ移動。下流を見ると今まで見たことのないブロックが岸辺に並んでいる。そして反応はそのブロックの横と下流に出ている。静に下流に下りながら様子を見るが反応はかなり下流の橋の向こう側だけになる。[あそこまで行ったのか]とガッカリしながらブロックの上流まで来ると、水中に大きなコンクリート平山橋下、沈めて2尾の塊が沈んでいて、流れは右にカーブしながら流れている。そしてそのコンクリートの下流には巻き返しが広がっている。コンクリートの上に登り巻き返しの下流を眺めていると、下流から黒い影が次々に回遊して来て、コンクリート沿いに上流に向かい始める。ここで上流に行かれてしまうと、下流での反応が無くなるので、コイを脅さないようにロッドを目の前に沈めて上流に向かうのを阻止する。その後も回遊は次々にやって来るので、巻き返しにフライを落として様子を見る。1尾がフライに向かって飛び出してきたが、橋の映り込みのため口に入ったかどうか確認できないまま合わせる。手元に重さを感じヒットはしたが数回暴れたあと外れてしまう。水中に見えたコイの胸鰭へのスレ掛かりだった。回遊は次々に来るが用水の浅い流れで3尾目、それ以後水面には反応しない。そこでインディケーターを付けて沈めてみる。ちょうど巻き返しの中なので流れが遅く反応を待つ事ができ、すぐに当たりが出る。最初の1尾は56cmの太目。これを右岸に運び記録撮影後同じポイントを狙うと直ぐに次がヒット。これは66cmの太目。しかしその後回遊自体が少なくなり次が期待できないのでここを切りあげ左の東豊田用水の様子を見るため、岸に登る足場を捜す。登りかけて気付いたのはすぐ目の前に用水の護岸が見えたこと。以前ここは用水と本流の間はもう少し広かったと思うのに、狭くなっている。工事の影響で流れが変わったのかもしれないと周辺を眺めると、崩れた護岸に枯草が絡んでいるので、最近崩れたのではないことが判った。最後に来たのは9月末だから、切り立った崖下には幾つも黒い影がその後の台風の増水で岸辺が削られたのだろう。用水下流の水門前に行くため、護岸に登ろうとした時、目の前の浅場をうろついている黒い影を見つける。餌を探している感じだったので、急いでインディケータを外し浮くフライに交換し目の前にキャスト。すぐに反応してくれたので護岸に登り取り込んで4尾目。目の前のコイの姿は消えたので護岸を降りて水門前に移動。水門前にはいつも通り反応があったがこちらの気配を感じたらしく、群れは一斉に上流に移動してしまう。再び平山橋をくぐり上流のブロック帯へ移動。途中狭くなった左岸の崖の上から[最初に上流に向かったコイは何処にいるのかな?]と流れを覗き込んでみると、予想した数よりも多くのコイが切り立った崖の下に集まって居る。中には小さな巻き返しに工事の濁りが入り定位しているのや、流れの中をうろついているのが見える。崖の上から様子を見てみたが水面には全く反応しないので[次回来たときはもう少し上流から様子を見よう]と考えながら、本命のブロック帯へ移動。ブロック帯前には数尾が沈んで回遊している。静に流れに降りると慌てて逃げ出し、流れに泥が舞い上がる。舞い上がった泥は上流の工事現場方吐き出された濁り水の細かい粒子が堆積したもので、粘土質なのでヌルヌルと滑りやすい。足元に注意しながらゆっくりブロック前に行き水面の様子を見るが全く反応してくれない。しかし水中には動き回っている黒い影が見えるのですぐにインディケーターを取り付け沈むフライに交換。当たりはすぐに出て今日の4尾目。それから3回の当たりは全てヒットし外れなし。しか期待したポイントなのに反応ナシしその後、少しずつ当たりが弱くなり途中、対岸の枯草にフライを引っ掛け、外そうとして枯草をバシャバシャやったら反応が少なくなってしまう。それでも3時からの1時間半で7尾をゲットで合計10尾に。ちょうど10尾目を掛けた頃、それまで見えていた底が見えなくなっていたのに気付く。濁りが入り始めたためなのか、コイの警戒心が高まったのか反応が無くなったので、ここを切りあげ平山橋の下流へ移動。床固右の取り残されたコイがいるポイントに行ってみるが反応が出ない。多分取り残されていないのだろう。その横の床固下の巻き返しも反応ナシ。その下流の段差の下も反応ナシ。一番下流のプールに行くにはちょっと遅くなっていたので、途中の浅いプールの様子を見る。床固右の取り残されたポイントからの流れ反応は出たが合わせきらずが合流するところで、反応は少ないと思っていたところで元気な反応が出た。流れが複雑で[あそこには流れてないはず]と思うところで反応が出たので、取りあえずフライの位置を確認しようと軽くロッドを動かしたら、手元にゴツンとフッキングのショックが伝わってきた。しかしロッドは止まっていて、慌てて引き直したが、コイは激しく反転して流れに消えてしまう。結局フライへの反応は幾つも出たが全て合わせのタイミングが合わず追加できなかった。3ヶ月ぶりのポイントの変化に驚きながら日没終了。次回はもう少しポイントを広く探ってみよう。



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